きっとハッピーエンドだろうと、気にしなければ笑えたかもしれない。いや、結末を知った今だから再見では笑って観れるかもしれない。まぁあまり何度も観る作品ではないだろうが。
A・サンドラーの意気地のなさはまるで自分を見せられているようで歯がゆいばかり。だから余計に笑い飛ばせなかった。彼の作品はあまり沢山観たわけではないが、演出も演技も古臭いというか泥臭い。別の言い方をすれば身近なんだけど、映画に求めるのは非現実感なので、少し違う気がする。
J・ニコルソンの嫌らしい親父ぶりはさすが。腹立たしいシーンはほとんど彼が原因なのだが、彼のチャーミングさで最後まで観ることができた。それにしてもやり過ぎだろうと思うが。
L・ガスマンの出演も嬉しかったが、W・ハレルソンのオカマには笑った。とはいっても再度登場するまで気が付かなかったのだが。また、ジュリアーニ前N.Y.市長やノンクレジットだがキレた女の子役でヘザー・グレアム、大人になった虐めっ子役でジョン・C・ライリー、盲目の老人役でハリー・ディーン・スタントンとちょっと嬉しいキャスティングににやりとした。
原題 | ANGER MANEGEMENT |
製作年 | 2003 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 105 |
監督 | ピーター・シーガル |
脚本 | デヴィッド・ドーフマン |
撮影 | ドナルド・マカルパイン |
出演 | アダム・サンドラー ジャック・ニコルソン マリサ・トメイ ルイス・ガスマン ジョナサン・ローラン カート・フラー ウディ・ハレルソン ジョン・タートゥーロ |
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