「同窓会気分で・・・」というコメントが多いようだけど正にその通り。特に1作目が好きならくすぐられる小ネタが様々に散りばめられていて、それはそれで楽しかった。インディ・ジョーンズの風味は最低限に押さえて、スピルバーグとルーカスが自作の思い出スパイスをできる限り詰め込んだ、そんな感じ。
それにしてもオーパーツである“クリスタル・スカル”が出てくる時点でオチの想像は付くけど、やっぱりこのシリーズで“それ”だけはして欲しくなかった。
とはいえ古典の冒険活劇を今の時代にこれだけ巧く再現(というか続編の新作だけど)するんだからさすが巨匠たち。H・フォードもK・アレンも大したもんだ。オープニングのパラマウントの画からはじまってラストシーンの帽子に込められた想いまで、あのテーマソングに乗って理屈抜きに楽しかった。
原題: | INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL |
製作年: | 2008 |
製作国: | アメリカ |
時間: | 124 |
監督: | スティーヴン・スピルバーグ |
原案: | ジョージ・ルーカス ジェフ・ナサンソン |
キャラクタ創造: | ジョージ・ルーカス フィリップ・カウフマン |
脚本: | デヴィッド・コープ |
撮影: | ヤヌス・カミンスキー |
出演: | ハリソン・フォード シャイア・ラブーフ レイ・ウィンストン カレン・アレン ケイト・ブランシェット ジョン・ハート ジム・ブロードベント イゴール・ジジキン アラン・デイル |