2008年6月30日月曜日

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

19年ぶりの続編。大好きなシリーズだけに当然期待と不安が入り混じっていたわけだけど、やっぱりというかなんというか…。ともかく劇場で観て良かったと思った。いわゆるジェットコースタームービーだし。
「同窓会気分で・・・」というコメントが多いようだけど正にその通り。特に1作目が好きならくすぐられる小ネタが様々に散りばめられていて、それはそれで楽しかった。インディ・ジョーンズの風味は最低限に押さえて、スピルバーグとルーカスが自作の思い出スパイスをできる限り詰め込んだ、そんな感じ。
それにしてもオーパーツである“クリスタル・スカル”が出てくる時点でオチの想像は付くけど、やっぱりこのシリーズで“それ”だけはして欲しくなかった。
とはいえ古典の冒険活劇を今の時代にこれだけ巧く再現(というか続編の新作だけど)するんだからさすが巨匠たち。H・フォードもK・アレンも大したもんだ。オープニングのパラマウントの画からはじまってラストシーンの帽子に込められた想いまで、あのテーマソングに乗って理屈抜きに楽しかった。

原題:INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:124
監督:スティーヴン・スピルバーグ
原案:ジョージ・ルーカス
ジェフ・ナサンソン
キャラクタ創造:ジョージ・ルーカス
フィリップ・カウフマン
脚本:デヴィッド・コープ
撮影:ヤヌス・カミンスキー
出演:ハリソン・フォード
シャイア・ラブーフ
レイ・ウィンストン
カレン・アレン
ケイト・ブランシェット
ジョン・ハート
ジム・ブロードベント
イゴール・ジジキン
アラン・デイル

2008年6月4日水曜日

definitely, maybe (原題)



原題:definitely, maybe
製作年:2008
製作国:イギリス
アメリカ
フランス
時間:112
監督:アダム・ブルックス
脚本:アダム・ブルックス
撮影:フロリアン・バルハウス
出演:ライアン・レイノルズ
アビゲイル・ブレスリン
エリザベス・バンクス
レイチェル・ワイズ
アイラ・フィッシャー
ケヴィン・クライン
デレク・ルーク

2008年6月1日日曜日

アサルト13 要塞警察

オリジナルは観たかもしれないけど全く覚えてないので比較のしようもないのだが、特に可も無く不可も無くといったところだろうか。皆どこかで一度は見覚えのある個性派俳優陣には中々見応えがあったけど、皆一様に見せ場がなく(いや、一応それぞれあるのだけどかなりあっさりしてるので)残念だ。
閉鎖空間で起きる仲間内の疑心暗鬼、特に警官と犯罪者という特異なチームであることの緊張感が薄い。それもこれもジェイク(E・ホーク)とビショップ(L・フィッシュバーン)がやけに絆の堅いチームになってしまっているからだろう。襲われる理由も相手もはっきりしてるので、サスペンス色も薄いし。
アクションもテンポが良いというよりは、とにかく矢継ぎ早にイベントが進んでいく感じで、シューティングゲームを観ているような感覚に近い。しかも観てると襲う側が弱すぎ。あれだけ装備と人員が揃ってて、なんであんなに手間取るのか。守る側もしっかりと組織立ってない上に建物は隙だらけで装備も心もとないという状態。知力の限りを尽くしてスリリングな攻防戦があれば、多少無理があっても楽しめるのだが。その辺りにストレスを感じる。
最後まで飽きることはなかったけど、特に印象に残る作品ではなかった。

原題:ASSAULT ON PRECINCT 13
製作年:2005
製作国:アメリカ
フランス
時間:110
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
脚本:ジェームズ・デモナコ
オリジナル脚本:ジョン・カーペンター
撮影:ロバート・ギャンツ
出演:イーサン・ホーク
ローレンス・フィッシュバーン
ジョン・レグイザモ
マリア・ベロ
ガブリエル・バーン
ジャ・ルール
ドレア・ド・マッテオ
ブライアン・デネヒー
マット・クレイヴン
キム・コーツ
コートニー・カニンガム
アイシャ・ハインズ
カリー・グレアム