2009年9月14日月曜日

ハリー・ポッターと謎のプリンス

ようやくここまできたか、のシリーズ第6作。
既に惰性で観てるのは否めないが、勿論面白くないわけじゃない。今回もハラハラドキドキ、恋に笑いに戦いにと、波乱万丈だし。原作の続きは未読なんだけど、読むか止そうか迷うところ。俳優陣も随分大人になって、もう児童文学の域は超えてる気がする。
あ、でもロマンスが進まないあたりはやっぱりファミリー作品なんだよなぁ。
とはいうものの、あと2作。大団円(?)に向けてまだまだ目が離せない・・・んだろう。



原題:HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE
製作年:2008
製作国:イギリス
アメリカ
時間:154
監督:デヴィッド・イェーツ
原作:J・K・ローリング
脚本:スティーヴ・クローヴス
撮影:ブリュノ・デルボネル
出演:ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
ジム・ブロードベント
ヘレナ・ボナム=カーター
ロビー・コルトレーン
ワーウィック・デイヴィス
マイケル・ガンボン
アラン・リックマン
マギー・スミス
ティモシー・スポール
デヴィッド・シューリス
ジュリー・ウォルターズ
ボニー・ライト
マーク・ウィリアムズ
ジェシー・ケイヴ
フランク・ディレイン
ヒーロー・ファインズ=ティフィン
トム・フェルトン
イヴァナ・リンチ
ヘレン・マックロリー
フレディ・ストローマ
デヴィッド・ブラッドリー
マシュー・ルイス
ナタリア・テナ
ジェマ・ジョーンズ
ケイティ・ルング
デイヴ・レジーノ

2009年9月12日土曜日

殺しのドレス

完全版の方。最近の映画に毒されてるせいか、間の取り方に苛つくんだけど実は巧い。音楽も良いし。教科書になりそうな古典の一つだと思う。サイコサスペンスと言うにはネタと犯人を前半で気付けちゃう辺りが勿体ないんだけどね。それにしてもエロスと殺人はよく似合うね。

原題:DRESSED TO KILL
製作年:1980
製作国:アメリカ
時間:105
監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:ブライアン・デ・パルマ
撮影:ラルフ・ボード
出演:マイケル・ケイン
ナンシー・アレン
アンジー・ディキンソン
キース・ゴードン
デニス・フランツ
デヴィッド・マーグリーズ
ブランドン・マガート

ぜんぶ、フィデルのせい

70年代のスペイン圧制とか女性運動とか歴史にも政治にも疎いけど、アンナ(N・ケルヴェル)の視点で見ればあまり重要ではない。剥れ顔でも劇的な生活の変化に必死に対応しようとする10歳の少女の健気さに声援を送りたくなる。傑作とは言わないが可愛らしい作品。

原題:LA FAUTE A FIDEL!
製作年:2006
製作国:イタリア
フランス
時間:99
監督:ジュリー・ガヴラス
原作:ソミティッラ・カラマイ
脚本:ジュリー・ガヴラス
撮影:ナタリー・デュラン
出演:ニナ・ケルヴェル
ジュリー・ドパルデュー
ステファノ・アコルシ
バンジャマン・フイエ
マルティーヌ・シュヴァリエ
オリヴィエ・ペリエ
マリー・クレメール
ラファエル・ペルソナーズ
マール・ソデュープ
マリー=ノエル・ボルドー
ラファエル・モリニエール
クリスティアナ・マルクー

ミス・ポター

何を期待してたんだろう。なんて事はないかなり地味な伝記だった。R・ゼルウィガーは可愛らしいし、E・マクレガーも好きだけど、物足りなさが残った。波瀾万丈がないからかもしれないし、でもつまらなくはないのが不思議だ。作品に対する優しさや愛情を感じるからだろうか。

原題:MISS POTTER
製作年:2006
製作国:イギリス
アメリカ
時間:93
監督:クリス・ヌーナン
脚本:リチャード・マルトビー・Jr
撮影:アンドリュー・ダン
出演:レニー・ゼルウィガー
ユアン・マクレガー
エミリー・ワトソン
ビル・パターソン
バーバラ・フリン
マッティエロック・ギブス
ロイド・オーウェン
アントン・レッサー
デヴィッド・バンバー
ルーシー・ボーイントン

2009年9月8日火曜日

トロピック・サンダー/史上最低の作戦


なんちゅう豪華キャスト。全員がオイシイところを取り合って、それはそれで良い感じなんだけど、B・ステイラーの監督としての生真面目さが仇となって旨みに欠ける感じ。思わず惜しい!と言いたくなる。
ただ、ちょこちょこ出てくる映画ネタには、いちいちニヤリとさせられた。
そうそう、T・クルーズにも笑った。エンディングのアレはいったい…(笑)

原題:TROPIC THUNDER
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:107
監督:ベン・スティラー
原案:ベン・スティラー
ジャスティン・セロー
脚本:ベン・スティラー
ジャスティン・セロー
イータン・コーエン
撮影:ジョン・トール
出演:ベン・スティラー
ジャック・ブラック
ロバート・ダウニー・Jr
ブランドン・T・ジャクソン
ジェイ・バルチェル
ダニー・マクブライド
スティーヴ・クーガン
ビル・ヘイダー
ニック・ノルティ
ブランドン・スー・フー
レジー・リー
マリア・メノウノス
タイラ・バンクス
クリスティーン・テイラー
マシュー・マコノヒー
トム・クルーズ
ジョン・ヴォイト
ジェニファー・ラヴ・ヒューイット
ジェイソン・ベイトマン
ランス・ベース
アリシア・シルヴァーストーン
トビー・マグワイア
エイミー・スティラー

2009年9月6日日曜日

ヒートアイランド

ノリは良い。原作は未読だけど、きっと面白いんだろなと思えた。
嫌いじゃない。嫌いじゃないが全体的に笑いが滑りまくってて寒い。メリハリがあるようでないし。キレがなさすぎた。中盤以降もっとたたみ掛ける勢いが欲しいかな。
芸能界のシガラミからか、無駄なキャラも多すぎて消化しきれてないし。
でも、嫌いじゃない。
豊原功補のキレ具合が一番似合ってなくて面白かった。こういう役は昔なら竹中直人辺りがハマるんだけど、これも世代交代かな。

原題:ヒートアイランド
製作年:2007
製作国:日本
時間:106
監督:片山修
原作:垣根涼介
脚本:サタケミキオ
撮影:斉藤幸一
出演:城田優
木村了
北川景子
小柳友
浦田直也
鈴木昌平
伴都美子
伊藤千晃
高岡蒼甫
パパイヤ鈴木
谷中敦
松尾スズキ
磯野貴理
飯島ぼぼぼ
緋田康人
阿南敦子
近藤芳正
豊原功補
細川茂樹
伊原剛志

Mr. ブルックス 完璧なる殺人鬼

K・コスナー久しぶり。二面性の切り替わりとか殺人依存への苦悩が薄くてメリハリに欠ける印象だったけど、W・ハートとの共演は面白かった。
最後までテンポ良いし、続編への伏線とか期待感はあるが、迫力に欠けるのが残念。
サスペンスとしてもそんなに悪くないけど、上品すぎて狂気が足りないのが残念。
ラストのオチが気に食わないという話を聞くが、結構気に入ってる。恐怖と願望と欲望が入り混じった巧いオチだと思う。

原題:MR. BROOKS
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:120
監督:ブルース・A・エヴァンス
脚本:レイノルド・ギデオン
ブルース・A・エヴァンス
撮影:ジョン・リンドレー
出演:ケヴィン・コスナー
デミ・ムーア
デイン・クック
ウィリアム・ハート
マージ・ヘルゲンバーガー
ダニエル・パナベイカー
レイコ・エイルスワース
ルーベン・サンチャゴ=ハドソン
アイシャ・ハインズ
リンゼイ・クローズ
ジェイソン・ルイス
マット・シュルツ

2009年9月5日土曜日

再会の街で


多少のあざとさや非現実的なことはさておき、A・サンドラーの容姿と演技に軽い感動を得た。D・チードルも適役で好演。特別この二人の間に何かを感じたわけでもないけど、(生活レベルは別にして)普通の人という感じが良かった。
最初に胡散臭く感じるかどうかで随分評価が変わりそう。はっきり言って9.11とか絡める必要はないし、生活手段に困らないだけの裕福さに反感を得ることもあるかもしれない。医学的な根拠という以前にただの甘えに近いチャーリー(A・サンドラー)の行動とか、変に未来を示唆するような登場人物とか、無駄や矛盾が多く見える。が、初見ではあまり深く考えないようにしてるお陰で、その辺りは全く気にせずにチャーリーが告白を始めるシーンとか、義理の母親に挨拶するシーンとかでマジ泣きしてしまった。

A・サンドラーって凄く真面目な人なんだろうなと感じた。コメディやるよりシリアスドラマ系に転向したほうが良いんじゃないだろうか。

原題:REIGN OVER ME
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:124
監督:マイク・バインダー
脚本:マイク・バインダー
撮影:ラス・オルソーブルック
出演:アダム・サンドラー
ドン・チードル
ジェイダ・ピンケット=スミス
リヴ・タイラー
サフロン・バロウズ
ドナルド・サザーランド
マイク・バインダー
ロバート・クライン
メリンダ・ディロン
ジョン・デ・ランシー
レエ・アレン

2009年8月30日日曜日

ライラにお手あげ

嫌いじゃない。細かい笑いの積み重ねと繰り返し。鉄板だと思う。ロマコメの定番らしく進めながら…ラストシーンも気にいった。すんなりとは終わらないよね。
ただ、登場人物の誰にも乗れなかった。メリンダ(M・モナハン)以外はみんなそこそこ良い人で、おんなじ位嫌な感じだった。かといってメリンダに感情移入もできないし。

なんとなく薄いというか浮いた印象だと思ってたらリメイクだったのね。何がどうってわけでもないんだけど、キャラクタの設定が希薄な印象があるのはオリジナルが古い作品だからなのかもしれない。と思った。
オリジナルは「ふたり自身(1972)」。

原題:THE HEARTBREAK KID
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:116
監督:ピーター・ファレリー
ボビー・ファレリー
原作:ブルース・ジェイ・フリードマン
脚本:ニール・サイモン
脚本:スコット・アームストロング
レスリー・ディクソン
ボビー・ファレリー
ピーター・ファレリー
ケヴィン・バーネット
撮影:マシュー・F・レオネッティ
出演:ベン・スティラー
ミシェル・モナハン
マリン・アッカーマン
ジェリー・スティラー
ロブ・コードリー
カルロス・メンシア
スコット・ウィルソン
ダニー・マクブライド
ステファニー・コートニー
ローレン・ボウルズ

2009年8月29日土曜日

ロッキー・ザ・ファイナル

最近のリバイバルに近い続編作成路線に辟易してるのもあって、もうええやろうと思いながらもとりあえず鑑賞。
正直言って、映画としてはダメな部類だと思うが、気がつけば泣けて泣けてしかたがない。
勿論思い入れもあるし、衰えた彼を見たくなかった。でも、劇中での台詞にあった、“歯を食いしばって前に進む”、“心は年を取らない”。その通りだと思う。
結果的に観て良かった。

原題:ROCKY BALBOA
製作年:2006
製作国:アメリカ
時間:103
監督:シルヴェスター・スタローン
脚本:シルヴェスター・スタローン
撮影:J・クラーク・マシス
出演:シルヴェスター・スタローン
バート・ヤング
アントニオ・ターヴァー
ジェラルディン・ヒューズ
マイロ・ヴィンティミリア
トニー・バートン デューク
ジェームズ・フランシス・ケリー三世
マイク・タイソン

2009年8月23日日曜日

サマーウォーズ

うん、楽しかった。ジブリやリアルアニメも良いけど、こういうマンガに近い感じとノリの良さが好き。まぁ、設定や展開は色々とアレだけど。このくらいのありそうでありえないっていうのが良いんだよね。
そうそう、ばあちゃんの心意気には泣けた。

不満と言えば、なつきの声と山下達郎の主題歌。いや、合わないと思うだけで嫌いじゃないよ。

原題:サマーウォーズ
製作年:2009
製作国:日本
時間:114
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクタデザイン:貞本義行
岡崎能士(OZ)
岡崎みな(OZ)
浜田勝(OZ)
撮影:増元由紀大
声の出演:神木隆之介
桜庭ななみ
谷村美月
斎藤歩
横川貴大
信澤三恵子
谷川清美
桐本琢也
佐々木睦
玉川紗己子
永井一郎
山像かおり
小林隆
田村たがめ
清水優
中村正
田中要次
金沢映子
中村橋弥
高久ちぐさ
板倉光隆
仲里依紗
安達直人
諸星すみれ
今井悠貴
太田力斗
皆川陽菜乃
富司純子

ミラクル7号

ナナちゃん萌えっw まぁ全てはありがちな展開なんだけど、それを臆面なくやってしまう辺りがC.シンチーの凄いとこなのかもしれない。
「少林サッカー」が笑劇的だったもんで、その後半分惰性でありながら観てるC・シンチー劇場。正直あんまり貧乏をネタにするのは好きでは無いので笑えない処もあるんだけど、息子(女の子だとは?!)が芸達者で可愛いからいっかw

原題:長江七號
CJ7
製作年:2008
製作国:香港
時間:88
監督:チャウ・シンチー
脚本:チャウ・シンチー
ヴィンセント・コク
ツァン・カンチョン
サンディ・ショウ
フォン・チーチャン
撮影:プーン・ハンサン
出演:チャウ・シンチー
シュー・チャオ
キティ・チャン
リー・ションチン
フォン・ミンハン
ホアン・レイ
ヤオ・ウェンシュエ
ハン・ヨンホア
ラム・ジーチョン

ネバーエンディング・ストーリー

ああ懐かしい。初見でもあんまり面白いと思わなかったんだけどなんでか分かった。素朴さが良いといえばそうかもしれないが、ファンタジーならではのワクワクが足りないんだ。
でもって各エピソードをただ繋いだだけで、その背景とかキャラの描き方が薄いというか。
そして特にラストシーンのアレはいただけない。あれじゃただの仕返しだし。
B・オリヴァー、N・ハザウェイもT・ストロナッハも可愛らしくて好演なんだけどなぁ。その後映画界では活躍してないんだね。

原題:THE NEVERENDING STORY
DIE UNENDLICHE GESCHICHTE
製作年:
製作国:西ドイツ
イギリス
時間:95
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
原作:ミヒャエル・エンデ
脚本:ウォルフガング・ペーターゼン
ヘルマン・ヴァイゲル
撮影:ヨスト・ヴァカーノ
出演:ノア・ハサウェイ
バレット・オリヴァー
タミー・ストロナッハ
モーゼス・ガン
パトリシア・ヘイズ
ジェラルド・マクレイニー
トーマス・ヒル
ディープ・ロイ
アラン・オッペンハイマー
シドニー・ブロムリー

ミラーズ

設定は面白いと思ったけどキャスティングとクライマックスが気にいらない。K・サザーランドは「24」シリーズ抜きにしてもホラーが似合う俳優じゃない。
折角廃墟と鏡というオイシイネタを使っておきながら、百歩譲って精神病棟跡を取り入れたとしても、アレはないわ。これだからハリウッドホラーって…て思うんだよねぇ。

と思ったら韓国ホラーのリメイクだったか。まさかあの展開は元からあったってことはないだろうから、オリジナルも観ておいたほうがよさそうやね。

原題:MIRRORS
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:111
監督:アレクサンドル・アジャ
オリジナル脚本:キム・ソンホ
脚本:アレクサンドル・アジャ
グレゴリー・ルヴァスール
撮影:マキシム・アレクサンドル
出演:キーファー・サザーランド
ポーラ・パットン
エイミー・スマート
メアリー・ベス・ペイル
ジョン・シュラプネル
ジェイソン・フレミング
キャメロン・ボイス
エリカ・グラック
ジュリアン・グローヴァー
ジョシュ・コール
エズラ・バジントン

2009年8月16日日曜日

あるスキャンダルの覚え書き

話題になった事件をモデルにしてるからっていうミーハー根性で観たんだけど・・・。主演の二人の演技が良いもんで終わるまで気にしなかったんだけど、全編通じて伏線がなくてほとんどのシーンが唐突な感じ。現象をつなげて心情が掘り下げられてない印象だった。ってことで力技で押し切った良作にみえる凡作って感じかな。
一緒にみてた奥さんはバーバラ(J・ディンチ)に共感して切なくなったようだ。気持ちは理解できるが、彼女の年齢になるまでの過程がイマイチ想像できなくて共感までには至らず。シーバ(C・ブランシェット)には途中から同情もできなくなってしまったし。うーん、なんだかなぁ。いや、両雄激突って雰囲気で、J・ディンチもC・ブランシェットも凄かった。激しく残酷で切ない・・・。年代は違えどさすがに重鎮だなぁ。
面白いといえば、一線を越えてしまうスティーヴン(A・シンプソン)の、シーバに対する今どきな反応。ふと、「愛を読む人」のマイケルを思い出した。

原題:NOTES ON A SCANDAL
製作年:2006
製作国:イギリス
時間:92
監督:リチャード・エアー
原作:ゾーイ・ヘラー
脚本:パトリック・マーバー
撮影:クリス・メンゲス
出演:ジュディ・デンチ
ケイト・ブランシェット
ビル・ナイ
アンドリュー・シンプソン
トム・ジョージソン
マイケル・マロニー
ジョアンナ・スキャンラン
ショーン・パークス
エマ・ケネディ
シリータ・クマール
フィル・デイヴィス
ウェンディ・ノッティンガム
アンヌ=マリー・ダフ

2009年8月9日日曜日

地球が静止する日

うーん…なんて云うか…現実味が無さすぎて面白味がない。アメリカ政府の極端な対応もそうだけど、来訪者側の対応も如何なもんか。人類を助ける気があるならあんな登場の仕方はないし、本来ならもっと容赦ないでしょ。
と思ったら約60年前の作品のリメイクだったのね。ちょっと納得。しかし、そうであるなら尚更現代に合わせた調整をするべきだったはず。地球外生命体とのファーストコンタクトっていう時代じゃないし。コンセプトは面白いんだから。勿体無い。

ところで、キアヌの歩き方は相変らず非人間ぽいからこの役にピッタリだと思ったのは僕だけではないはず。
それからJ・コネリーはどうしていまだに能面なのか。もう少し妖艶になればすっごい使える俳優になれると思うのに。好きなんだけどなぁ。あ、キアヌと能面同士で何かを期待したキャスティングだったとか・・・いや、ないか。

原題:THE DAY THE EARTH STOOD STILL
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:106
監督:スコット・デリクソン
オリジナル脚本:エドマンド・ノース
脚本:デヴィッド・スカルパ
撮影:デヴィッド・タッターサル
出演:キアヌ・リーヴス
ジェニファー・コネリー
ジェイデン・スミス
キャシー・ベイツ
ジョン・ハム
ジョン・クリーズ
カイル・チャンドラー
ロバート・ネッパー
ジェームズ・ホン
ジョン・ロスマン

2009年8月8日土曜日

DISCO ディスコ

予告で感じた程のはっちゃけぶりはなかったけど、まあこんなもんでしょ。何か色々と中途半端なネタ振りが逆に笑えた。でもやっぱり懐かしいナンバーに軽く体が反応する辺り、同い年として哀しくもあり嬉しくもあり。いや、ディスコって行ったことないけどね。
ここで突っ込み・・・って前のめりになりそうな処で肩透かしってのが幾つかあって、フランスコメディらしい間の取りかただなぁとか思ってみたり。

原題:DISCO
製作年:2008
製作国:フランス
時間:103
監督:ファビアン・オンテニアンテ
脚本:ファビアン・オンテニアンテ
撮影:ジャン=マリー・ドルージュ
出演:フランク・デュボスク
エマニュエル・ベアール
ジェラール・ドパルデュー
サミュエル・ル・ビアン
ジェロム・レ・バンナ
アベス・ザーマニ
アニー・コルディ
イザベル・ナンティ
クリスティーヌ・シティ
クロエ・ランベール
ダニエル・ルブラン
ジャック・セレ

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!

有志の署名によって日本公開にこぎつけたっていう前評判と「ショーン・オブ・ザ・デッド」の面白さから、結構期待してたんだけど、残念ながらそれを超えることはなかった。そうは言ってもだいぶわらかしてもらった。
小刻みに入れる笑いは好み。ただ、全体的にちょっと間延びした感じ。逆に笑いが細かすぎて、展開が必要以上にだるく感じたのかも。ブラックな描写を軽くみせるのも嫌いじゃないけど、今回の場合誰も死なない脚本の方が面白かったんではないだろうか。

原題:HOT FUZZ
製作年:2007
製作国:イギリス
フランス
時間:120
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト
サイモン・ペッグ
撮影:ジェス・ホール
出演:サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
ジム・ブロードベント
パディ・コンシダイン
ティモシー・ダルトン
ビル・ナイ
ビリー・ホワイトロー
エドワード・ウッドワード
ビル・ベイリー
デヴィッド・ブラッドリー
ケヴィン・エルドン
レイフ・スポール
カール・ジョンソン
オリヴィア・コールマン
ケン・クラナム
ピーター・ワイト
アン・リード
ジュリア・ディーキン
パトリシア・フランクリン
ポール・フリーマン
スチュアート・ウィルソン
アダム・バクストン
ロン・クック
マーティン・フリーマン
ルーシー・パンチ
デヴィッド・スレルフォール
スティーヴン・マーチャント
スティーヴ・クーガン
ケイト・ブランシェット
ピーター・ジャクソン

2009年8月3日月曜日

69 sixty nine

よくありがちな感傷に浸る様な感じじゃなかったのが良かった。80年代に高校生だった僕にもすんなり納得できる空気があったけど、今の子達は不自由だと思うのは奢りだろうか。先生にぶん殴られても、そこには想いがちゃんとあったし、ぶん殴られた方も、もちろん理不尽だと腹を立てたりもしたけど、その意味を受け取ってた気がする。何もなかったことを美徳だと思ったりはしないけど、想像力をフルに働かせなければ楽しく過ごせなかったのも事実。などと考えてしまった。

妻夫木君が随分飛ばしてたね。全編通じてだいぶ浮いた感じがするのも演出だろうか。
それにしても親父(柴田恭兵)がかっちょエー。あの時代にあんな親父は見た覚えがないぞ。

え?村上龍原作?クドカン脚本?し、知らんかった。…ちょっと納得。

原題:69 sixty nine
製作年:2004
製作国:日本
時間:113
監督:李相日
原作:村上龍
脚本:宮藤官九郎
撮影:柴崎幸三
出演:妻夫木聡
安藤政信
金井勇太
太田莉菜
柴田恭兵
村上淳
井川遥
新井浩文
水川あさみ
加瀬亮
三浦哲郁
柄本佑
三津谷葉子
星野源
原日出子
岸部一徳
國村隼
与座嘉秋
瀬山俊行
嶋田久作
峯村リエ
豊原功補
桐谷健太
澤田俊輔
宮内陽輔
森下能幸
小日向文世

2009年8月2日日曜日

リーピング

ホラーだと思って期待した分、まるっきり裏切られた。でもサスペンスとしてもイマイチかなぁ。良く練られてるとは思うけど、パズルのピースが少しずつ埋まっていく感覚がどうも薄くて、ラスト10分に至る過程があんまり楽しめなかったのが残念。
正直尺の長い予告編かダイジェストで十分かもしれない。
そしてクライマックスは・・・やっぱりハリウッドなのね。せめてアレがなけりゃなぁ。

原題:THE REAPING
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:100
監督:スティーヴン・ホプキンス
原案:ブライアン・ルーソ
脚本:ケイリー・W・ヘイズ
チャド・ヘイズ
撮影:ピーター・レヴィ
出演:ヒラリー・スワンク
デヴィッド・モリッシー
イドリス・エルバ
アンナソフィア・ロブ
ウィリアム・ラグズデール
スティーヴン・レイ

チェンジリング

良かったとか、面白かったとかとはちと違う。良くできた映画だと思った。じわじわと責められる理不尽に対するコリンズ夫人(アンジー)のイライラと不安がダイレクトに伝わってくる。周囲がそれぞれに利害を計算しつつ立ち振る舞う中、何があろうと一貫して子供の無事を願い続ける母親の姿勢は観ていると切ない。そして巧い。
実際にあった未解決事件が基になっているだけに、作中でも根本的には解決しないまま、カタルシスを用意しておいて、さらに彼女の不安を希望に換えて(ここは私見)エンディング。やっぱり巧い。

原題:CHANGELING
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:142
監督:クリント・イーストウッド
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
撮影:トム・スターン
出演:アンジェリーナ・ジョリー
ジョン・マルコヴィッチ
ジェフリー・ドノヴァン
コルム・フィオール
ジェイソン・バトラー・ハーナー
エイミー・ライアン
マイケル・ケリー
ピーター・ゲレッティ
デニス・オヘア
コルビー・フレンチ
ジェフ・ピアソン
リリー・ナイト

2009年7月29日水曜日

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

…長い!そして怠い!正直、眠気以外は何にも感じなかった。そりゃ確かに個々のシーンは美しいし、色々と想いを馳せるものに仕上がっていたけども…ずーっと一本調子で叙情詩聞かされてれば、そりゃもう眠くもなる。何かと勿体ない感じのする映画だった。
肉体的に年齢が逆転するという発想は面白いと思うし、実はそこ(老人と幼児)には見た目以上の違いはほとんどないという事実にも驚いたが、そこを軸にしたネタが皆無であるのに何を感じ取れと。
逆にいうとその不思議な現象を入れる必要があったのか?普通のロマンスとして描いた方が良かったのでは?
彼の数奇な人生をどう魅せてくれるのか、どうオチをつけてくれるのかをワクワクしてただけにがっかり。
せめてベンジャミン(B・ピット)とデイジー(C・ブランシェット)の恋愛部分をもっと濃く描いてくれたら切なくて泣けたかも知れないのに・・・。残念だ。

原題:THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:167
監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:F・スコット・フィッツジェラルド
原作:エリック・ロス
ロビン・スウィコード
脚本:エリック・ロス
撮影:クラウディオ・ミランダ
出演:ブラッド・ピット
ケイト・ブランシェット
ティルダ・スウィントン
ジェイソン・フレミング
イライアス・コティーズ
ジュリア・オーモンド
エル・ファニング
タラジ・P・ヘンソン
フォーン・A・チェンバーズ
ジョーアンナ・セイラー
マハーシャラルハズバズ・アリ
ジャレッド・ハリス
デヴィッド・ジェンセン
テッド・マンソン
トム・エヴェレット
フィリス・サマーヴィル
ドン・クリーチ
ジョシュア・デローシュ
リッチモンド・アークエット
ジョシュ・スチュワート
イリア・ヴォロック
ジョエル・ビソネット
チャールズ・ヘンリー・ワイソン

2009年7月20日月曜日

REC:レック/ザ・クアランティン

脚本もキャラも舞台構造もオリジナルと同じなんやけど、わざわざハリウッドでリメイクした意味があるのか?主役(?)のキャスターとカメラワークに至ってはオリジナルの方が良かった気がするし。
続編もあるみたいやけど、どっちの制作なんだろか。

原題:QUARANTINE
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:89
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
原案:ジャウマ・バラゲロ
ルイス・ベルデホ
パコ・プラサ
脚本:ジョン・エリック・ドゥードル
ドリュー・ドゥードル
撮影:ケン・セング
出演:ジェニファー・カーペンター
スティーヴ・ハリス
ジェイ・ヘルナンデス
ジョナサン・シェック
コロンバス・ショート
アンドリュー・フィセラ
ラデ・シェルベッジア
グレッグ・ジャーマン
バーナード・ホワイト
ダニア・ラミレス
エレイン・ケイガン
マリン・ヒンクル
ジョーイ・キング
ジャーメイン・ジャクソン
シャロン・ファーガソン
デニス・オヘア

2009年7月19日日曜日

007/慰めの報酬

もうシリーズとして全く別物。そう思えば中々楽しめる。
が、陸海空と縦横無尽に暴れまわる一人Aチーム(ボーン?)的アクションは、正直もうお腹一杯。現実/人間味よりも007には"艶"が欲しいと思うのは筋違い?
悩める主人公はいらない。無敵超人もマーベラスに任せとけ。飄々としたプレイボーイが植木等ばりに敵の弾をかいくぐる、そんな007が観たいんだ。

そうそう、タイトルコールが最後なのはそこから過去の007が始まるって示唆?うーん。
いや、単発の映画としては良いと思う。何かと仮想敵が創り辛い世の中でありながらも、何とかシリーズが続いてるってのも嬉しいと思う。でも、でも・・・ねぇ。

原題:QUANTUM OF SOLACE
製作年:2008
製作国:イギリス
アメリカ
時間:106
監督:マーク・フォースター
原作:イアン・フレミング
脚本:ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド
ポール・ハギス
撮影:ロベルト・シェイファー
出演:ダニエル・クレイグ
オルガ・キュリレンコ
マチュー・アマルリック
ジュディ・デンチ
ジェフリー・ライト
ジェマ・アータートン
イェスパー・クリステンセン
デヴィッド・ハーバー
アナトール・トーブマン
ロシー・キニア
ジャンカルロ・ジャンニーニ
ホアキン・コシオ
グレン・フォスター
フェルナンド・ギーエン・クエルボ
スタナ・カティック
ニール・ジャクソン

ワールド・オブ・ライズ

最後まで引き込まれた。うん、面白い・・・が、ちょっと待て。そんな安易な思いつきで民間人を巻き込んで良いのか?
R・スコット的に色々比喩(揶揄?)を含ませてると見ることもできるがそうするとあまりにもあまりにも、だ。これは単なる娯楽として観ないと楽しめない。
R・クロウの太り具合とあの目つき。どこまでが演技か知らないけど、似合いすぎてるよ。彼がメインでスピンオフを観たいくらいだ。
ディカプリオは、きっと思うところがあって重い作品に精力的に出演しているのだろうが、そろそろコメディ路線の作品も観たいと思う。

原題:BODY OF LIES
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:128
監督:リドリー・スコット
原作:デイヴィッド・イグネイシアス
脚本:ウィリアム・モナハン
撮影:アレクサンダー・ウィット
出演:レオナルド・ディカプリオ
ラッセル・クロウ
マーク・ストロング
ゴルシフテ・ファラハニ
オスカー・アイザック
サイモン・マクバーニー
アロン・アブトゥブール
アリ・スリマン
ヴィンス・コロシモ
メーディ・ネブー
マイケル・ガストン
カイス・ネシフ
クララ・フーリ

2009年7月11日土曜日

ラッシュアワー3

内容も展開も脚本も、シリーズ中ずっと同じなんである意味安心して楽しめた。単に思い出せなかっただけなんだけど、シリーズを続けて観て正解。今どき珍しいクラシックでマイナーな大作だ。
C・タッカーの変わりようにびっくり。太ったというか、貫禄ついて男前になったよ。もしかして路線変更したら良い俳優になるんじゃ?
J・チェンは変わんないなぁ。いや、もちろん年齢的なものはあるんだけど、魅せ方が巧いというか雰囲気が変わらない。凄いことだ。
それにしてもこのキャスティング・・・。ハリウッド映画とは思えないんだけど、どうなの?

原題:RUSH HOUR 3
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:100
監督:ブレット・ラトナー
脚本:ジェフ・ナサンソン
撮影:ジェームズ・ミューロー
出演:ジャッキー・チェン
クリス・タッカー
真田広之
ノエミ・ルノワール
マックス・フォン・シドー
イヴァン・アタル
工藤夕貴
ロマン・ポランスキー
ジュリー・ドパルデュー
チャン・チンチュー
ツィ・マー
ロゼリン・サンチェス
ヴィニー・ジョーンズ

ラッシュアワー2

懐かしいコメディとしては軽くて面白い。割りと粒揃いな出演陣なのにZ.ツィイーだけでなく扱いが雑な気がしたのが残念。主役の2人以外はどうでもいい感じ。そのくせ細かい処で香港映画や前作を意識したような演出が笑えた。大笑いはしないけど嫌いじゃない。

原題:RUSH HOUR 2
製作年:2001
製作国:アメリカ
時間:90
監督:ブレット・ラトナー
キャラクタ創造:ロス・ラマナ
脚本:ジェフ・ナサンソン
撮影:マシュー・F・レオネッティ
出演:ジャッキー・チェン
クリス・タッカー
クリス・ペン
ドン・チードル
ジョン・ローン
チャン・ツィイー
アラン・キング
ロゼリン・サンチェス
ハリス・ユーリン
ケネス・ツァン
マギー・Q
ジョエル・マッキノン・ミラー

2009年7月10日金曜日

イーグルアイ

酷評多いけど結構好き。中盤でアリアが出てくるとこ辺りからドキドキ感が薄れるのはしゃーないか。前半はサスペンス仕立てで盛り上げて、中盤早々にネタばらしをしてから後半に掛けてアクションで押し切る。ある意味王道(笑)なパターンだし、サスペンスを期待すると痛い目にあう。
緻密に計算する割にはかなり大胆というか、ちょっと派手にやり過ぎってとこが笑えるよね。あんまり細かく考えずに観るのが吉。
S・ラブーフはそういうキャラなんだけど、やっぱ物足りない。もう少し存在感が欲しいところ。立て続けに話題作に出てるってことは当然期待もされてるんだろうし、実力も運もあるんだろうからね。まぁ好みの問題なんだけど。
M・モナハンも同じな感じ。相性の良い相手を見つければブレイクするんじゃなかろうか。

原題:EAGLE EYE
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:118
監督:D・J・カルーソー
原案:ダン・マクダーモット
脚本:ダン・マクダーモット
ジョン・グレン
トラヴィス・アダム・ライト
ヒラリー・サイツ
撮影:ダリウス・ウォルスキー
出演:シャイア・ラブーフ
ミシェル・モナハン
ロザリオ・ドーソン
マイケル・チクリス
アンソニー・マッキー
ビリー・ボブ・ソーントン
イーサン・エンブリー
アンソニー・アジジ
キャメロン・ボイス

2009年6月28日日曜日

ウエディング・クラッシャーズ

米国映画でたまにみるが結婚式荒らしという最初からハマり難い設定な上に悪ノリが微妙なだけにイマイチ。ちょっと期待したのも敗因。うーん、ちゃんとロマコメの王道をいってるし、上手くできてるとは思うけど何かが足りない感じ。やっぱキャスティングかなぁ。

原題:WEDDING CRASHERS
製作年:2005
製作国:アメリカ
時間:119
監督:デヴィッド・ドブキン
脚本:スティーヴ・フェイバー
ボブ・フィッシャー
撮影:ジュリオ・マカット
出演:オーウェン・ウィルソン
ヴィンス・ヴォーン
クリストファー・ウォーケン
レイチェル・マクアダムス
アイラ・フィッシャー
ジェーン・シーモア
エレン・アルベルティーニ・ダウ
キーア・オドネル
ブラッドレイ・クーパー
ロン・カナダ
ヘンリー・ギブソン
ドワイト・ヨーカム
レベッカ・デモーネイ
デヴィッド・コンラッド
キャスリン・ジューステン
ネッド・シュミッケ
ウィル・フェレル

2009年6月27日土曜日

ウォーリー

意外に賛否両論あるけれど。すげー笑った。そして泣けた。変に深読みなんかしちゃいけない。
ただひたすら、恋に落ちた相手と手を繋ぎたい。最後までそこが中心なんだから。些末な事に気を取られたらもったいない。
ピクサーならではの愛らしいキャラがチャップリン並の秀逸なサイレントで魅せてくれた。

青春時代を思い出したなんていうと大げさだけど、“手を繋ぎたい”っていう想いが、もどかしくてこそばゆいくらい懐かしくて胸が熱くなる。

原題:WALL·E
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:103
監督:アンドリュー・スタントン
原案:アンドリュー・スタントン
ピート・ドクター
脚本:アンドリュー・スタントン
ジム・リアドン
声の出演:ベン・バート
エリッサ・ナイト
ジェフ・ガーリン
フレッド・ウィラードジョン・ラッツェンバーガー
キャシー・ナジミー
シガーニー・ウィーヴァー

2009年6月25日木曜日

ラッシュアワー


いやぁ懐かし…と思ったら10年前?意外に最近だな(笑) 内容はビバヒルの二番煎じな訳だが、こうして較べるとやっぱE.マーフィって巧いよなぁ。まぁJ.チェンとC.タッカーの組み合わせも案外悪くない。当然突っ込みどころは満載だが肩肘張らずに楽しめた。

原題:RUSH HOUR
製作年:1998
製作国:アメリカ
時間:97
監督:ブレット・ラトナー
脚本:ロス・ラマナ
撮影:アダム・グリーンバーグ
出演:クリス・タッカー
ジャッキー・チェン
エリザベス・ペーニャ
トム・ウィルキンソン
フィリップ・ベイカー・ホール
マーク・ロルストン
ツィ・マー
ケン・レオン
クリス・ペン
ジュリア・スー
ジョージ・チェン
レックス・リン
クリフトン・パウエル
スタンリー・デサンティス
バリー・シャバカ・ヘンリー
リディア・ルック

2009年6月21日日曜日

愛を読むひと

原作未読。正直イマイチ。ハンナ(K・ウィンスレット)やマイケル(D・クロス/R・ディーキンス)に共感できない。肉欲も背徳も苦悩も、理解はできる。しかしあの夏の出来事が始まりから終わりまで唐突で気分が盛り上がらない。そして急展開。僕には叙情的すぎて取り残されてしまった感が拭えない。
もう少しロマンチックなイメージを持って観てしまったからかもしれない。ホロコースト関連の知識の薄さにも起因するんだとも思う。あの時代だからこその秘めたロマンスって思わなくもない。でもやっぱり響いてくるものがなかった。残念。
原作を読めば、もっとしっとりとゆったりと流れる雰囲気の中で、ジワーッとくるのかもしれない。

D・クロスやK・ウィンスレットの二人はイイ!エロさがないのは演出だろうけど、息遣いだけが響く部屋の中って感じがやけにリアルに感じた。特にD・クロスは地味だけど表情が巧い。あんまり派手な作品には向かないタイプかもしれないが、今後に期待。

原題:THE READER
製作年:2008
製作国:アメリカ
ドイツ
時間:124
監督:スティーヴン・ダルドリー
原作:ベルンハルト・シュリンク
脚本:デヴィッド・ヘア
撮影:クリス・メンゲス
ロジャー・ディーキンス
出演:ケイト・ウィンスレット
レイフ・ファインズ
デヴィッド・クロス
レナ・オリン
アレクサンドラ・マリア・ララ
ブルーノ・ガンツ

ターミネーター4

素直に面白かった。随所に見られるシリーズへのオマージュにニヤリ。やっぱ大スクリーンで観てこそのアクションでしょ。シリーズとしてここらでアクション主体で一拍おくのは正解だと思う。本来のドラマ性を追求すばかりだと次回作以降のハードルが上がる一方だしね。
シュワちゃんの“出演”もそれほど違和感なく・・・ってか結構重要ぢゃん。ちょい役といえばそうなんだけど、あそこで出てくる意味は大きい。制作陣に拍手を送りたい。C・ベイルは存在感があるんだかないんだかって感じなんだけど、悩めるジョン・コナーとしては適役なのかもしれない。脚本上少し影の薄い扱いなのは仕方ないでしょ。
第1作から25年、前作からでも18年(「3」はシリーズとしてカウントしてない(笑))も経ってるんだし、思い入れがあるにしても無理して“続き”として鑑賞する必要もないでしょ。

原題:TERMINATOR SALVATION
製作年:2009
製作国:アメリカ
時間:114
監督:マックG
キャラクタ創造:ジェームズ・キャメロン
ゲイル・アン・ハード
脚本:ジョン・ブランカトー
マイケル・フェリス
撮影:シェーン・ハールバット
出演:クリスチャン・ベイル
サム・ワーシントン
アントン・イェルチン
ムーン・ブラッドグッド
コモン バーンズ
ブライス・ダラス・ハワード
ジェーン・アレクサンダー
ジェイダグレイス
ヘレナ・ボナム=カーター
マイケル・アイアンサイド
イヴァン・グヴェラ
クリス・ブラウニング
ドリアン・ヌコノ
ベス・ベイリー
ヴィクター・ホー
バスター・リーヴス
ケヴィン・ウィギンズ
グレッグ・セラーノ
ブルース・マッキントッシュ
トレヴァ・エチエンヌ
ディラン・ケニン
マイケル・パパジョン
クリス・アシュワース
テリー・クルーズ
ローランド・キッキンジャー
アンジャル・ニガム

2009年6月20日土曜日

容疑者Xの献身

原作は未読。作品として良くできてると思う。冴えない天才の悲哀物語。ガリレオベースでやる必要性は感じなかったが。
石神(堤)に一票入れたい所だけど日本の司法も捨てたもんじゃないと思いたいので、この事件の判決をエピローグで見たかった。裁判員制度も始まったことやし。

原題:容疑者Xの献身
製作年:2008
製作国:日本
時間:128
監督:西谷弘
原作:東野圭吾
脚本:福田靖
撮影:山本英夫
出演:福山雅治
柴咲コウ
北村一輝
松雪泰子
堤真一
ダンカン
長塚圭史
金澤美穂
益岡徹
林泰文
渡辺いっけい
品川祐
真矢みき
鈴木卓爾
東根作寿英
三浦誠己
海老原敬介
青木一
福井裕子
小松彩夏
リリー・フランキー
八木亜希子
石坂浩二
林剛史

福井博章
高山都
伊藤隆大

ゲットスマート

遊び過ぎな感のあるゴールドメンバーより適度に軽くて好き。S.カレルのアクションも悪くない。A.ハサウェイも良い感じ。ステレオタイプのドタバタスパイコメディーなのは確かだけど、失笑も苦笑もなく最後まで笑わせてもらった。スピンアウトにも期待できそうだ。
それにしてもS・カレルの株が急上昇。彼の細かい笑いのツボ押しが好みにハマッた感じ。作品の選び方が巧いのか、そんなの関係なしにこの人が面白いのかまだ分からんけど、しばらく期待。

原題:GET SMART
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:110
監督:ピーター・シーガル
キャラクタ創造:メル・ブルックス
バック・ヘンリー
脚本:トム・J・アッスル
マット・エンバー
撮影:ディーン・セムラー
出演:スティーヴ・カレル
アン・ハサウェイ
アラン・アーキン
ドウェイン・ジョンソン
テレンス・スタンプ
ケン・ダヴィティアン
マシ・オカ
ネイト・トレンス
テリー・クルーズ
ジェームズ・カーン
デヴィッド・ケックナー
ダリープ・シン
ビル・マーレイ
デヴィッド・S・リー
ジェフリー・ピアソン
ケリー・カーバッツ
パトリック・ウォーバートン
ボニー・ヘルマン
ラリー・ミラー
ケヴィン・ニーロン
ブレイク・クラーク
ティム・ディケイ
マシュー・グレイヴ
スティーヴン・ダンハム
カリー・ターナー

2009年6月14日日曜日

ボクらのママに近づくな!

この手のコメディーはやり過ぎ位が面白い…けど前半は子供の横暴さにかなりイラっとしたのは余裕がないからかw ステレオタイプなキャラ、脚本と物語は軽く観流すには安心できるけど、後に残るものではないな。しかも、シリーズになる程でもないだろうに。

原題:Are We There Yet?
製作年:2005
製作国:アメリカ
時間:95
監督:ブライアン・レヴァント
原案:クローディア・グラジオソ
スティーヴン・ゲリー・バンクス
脚本:スティーヴン・ゲリー・バンクス
クローディア・グラジオソ
J・デヴィッド・ステム
デヴィッド・N・ワイス
撮影:トーマス・E・アッカーマン
出演:アイス・キューブ
ニア・ロング
アレイシャ・アレン
ジェイ・モーア
M・C・ゲイニー

スズメバチ

余計な描写を省いて只々銃撃戦に終始するってのはいい。主人公を作らずに割と皆公平に突き放してるのもいい。ただ、そのせいで盛り上がりに欠ける。いきなり始まって唐突に終わる感がイマイチすっきりしない原因になってる気がする。嫌いではないが、多分また観たいとは思わない。
S・ナセリの扱いがわりと軽くてちょっと笑った。

原題:NID DE GUEPES
THE NEST
製作年:2002
製作国:フランス
時間:108
監督:フローラン・エミリオ・シリ
脚本:フローラン・エミリオ・シリ
ジャン=フランソワ・タルノウスキ
撮影:ジョヴァンニ・フィオーレ・コルテラッチ
出演:ナディア・ファレス
リシャール・サムエル
ヴァレリオ・マスタンドレア
ブノワ・マジメル
サミー・ナセリ
サミ・ブアジラ
アニシア・ユゼイマン
マルシアル・オドン
パスカル・グレゴリー
マルタン・アミック
アンジェロ・インファンティ

2009年6月7日日曜日

シザーハンズ

すげー久しぶりだと思ったら約20年も前の作品だった。J.デップもW.ライダーも若い!最初の十数分でエドワードの純真無垢なキュートさにギュッと心を鷲掴みされて、こうなると最後まで一喜一憂。笑いと涙なしでは観られない。T.バートンならではの温かくて切ないお伽話。
それにしてもエドワード(J・デップ)の可愛らしさといったら!台詞が少ない分動作の一つ一つに気を使ってるのが伝わってくる。
今の時代にリメイクとかすると、変に懲りまくったプロダクションデザインになって、そりゃ豪華になるんだろうけど、これほどファンタジックにはならないんじゃなかろうか。時代的なローテクだからこそ出る雰囲気ってのがあるはず。ともかくやっぱりファンタジーはこうでなくっちゃ。

原題:EDWARD SCISSORHANDS
製作年:1990
製作国:アメリカ
時間:98
監督:ティム・バートン
原案:ティム・バートン
キャロライン・トンプソン
脚本:キャロライン・トンプソン
撮影:ステファン・チャプスキー
出演:ジョニー・デップ
ウィノナ・ライダー
ダイアン・ウィースト
アンソニー・マイケル・ホール
キャシー・ベイカー
アラン・アーキン
ロバート・オリヴェリ
ヴィンセント・プライス
エレン・グリーン
ビフ・イェーガー
ジョン・デヴィッドソン
キャロライン・アーロン

2009年6月6日土曜日

デトロイト・メタル・シティ

松山ケンイチのハマリ役をみれただけで満足だ。曲も違和感ないし、よくできてるんじゃなかろうか。
ただ、まだ(仕方ないにしても)大人しいのと、原作のような一話完結のスピード感がないのが残念。ま、OVAなら兎も角、実写版でメジャー上映するのに多くは求めまい。欲を言えばクドカン脚本版が観たいな。「舞妓Haaaaan!」みたいなパワーが欲しい。

原題:デトロイト・メタル・シティ
製作年:2008
製作国:日本
時間:104
監督:李闘士男
原作:若杉公徳
脚本:大森美香
撮影:中山光一
出演:松山ケンイチ
加藤ローサ
秋山竜次
細田よしひこ
大倉孝二
岡田義徳
高橋一生
美波
大地洋輔
大谷ノブ彦
宮崎美子
松雪泰子
ジーン・シモンズ

2009年6月1日月曜日

天使と悪魔

緊張感のある良い感じのサスペンスになってたと思う。138分が長くは感じなかった。ミステリーというには・・・。
原作や前作の知識があるに越したことはないんだろうけど、なくても前作よりわかり易いし、性急さを差し引いても充分に面白かった。今回は追いかける相手が人間だったからだろうか。
ただ、宗教に全く興味がないと面白さは半減しそう。まぁバチカン観光ビデオだと思って観てもそこそこ面白いと思うけど。
壮大で重厚で巧くできてる作品だとは思う。観てる間は思わなかったけど、思い返せばテーマが大きいだけで結構軽い作品だったとも感じる。舞台が企業で次期社長を狙う秘書の策略とかだとテレビドラマで十分だもんな。
ああ、イルミナティのサインのデザインは秀逸。確か、原作者がどこかのデザイナーに創ってもらったらしいが、作中でこのデザインの扱いが小さかっただったのが残念。

原題:ANGELS & DEMONS
製作年:2009
製作国:アメリカ
時間:138
監督:ロン・ハワード
原作:ダン・ブラウン
脚本:デヴィッド・コープ
アキヴァ・ゴールズマン
撮影:サルヴァトーレ・トチノ
出演:トム・ハンクス
アイェレット・ゾラー
ユアン・マクレガー
ステラン・スカルスガルド
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
ニコライ・リー・コス
アーミン・ミューラー=スタール
トゥーレ・リントハート
デヴィッド・パスクエジ
コジモ・ファスコ
マーク・フィオリーニ

2009年5月27日水曜日

おくりびと

周りの評判があんまり良いもんだから、へそ曲がりとしては半信半疑で観たんだけど、確かに良かった。何度も笑って何度も泣いた。凄く優しい気持ちになれた気がする。
モッくん、良い役者さんだよなぁ。「ファンシィダンス」の頃から彼の雰囲気が好きなんだけど今回もいい感じ。山崎努もハマリ役ってくらい抜群だし。しかし広末涼子は好きだけど、残念ながら彼女だけミスキャストじゃなかろうか…演技がどうとか台詞まわしがこうとか今更言うつもりはないけども、彼女の出す雰囲気がこの作品に合わないというか・・・。
元々日本の文化って“滅び”が前提にあるって聞いたことがあるんだけど、まさに死(者)に対する敬意を思い出させるきっかけにはなった。

原題:おくりびと
製作年:2008
製作国:日本
時間:130
監督:滝田洋二郎
原作:
脚本:小山薫堂
撮影:浜田毅
出演:本木雅弘
広末涼子
山崎努
余貴美子
吉行和子
笹野高史
杉本哲太
峰岸徹
山田辰夫

2009年5月24日日曜日

F.R.A.T./戦慄の武装警察

豪華なキャストな割に未公開。観て納得。脚本が悪いのか、映像的な問題か。アクションとしてもサスペンスとしてもイマイチ。盛り上がる部分がないんやな。K.スペイシーとM.フリーマンの使い方を間違ってる気がする。「リクルート」の方がまだ面白かった。

原題:EDISON
製作年:2005
製作国:アメリカ
時間:97
監督:デヴィッド・J・バーク
脚本:デヴィッド・J・バーク
撮影:フランシス・ケニー
出演:モーガン・フリーマン
ケヴィン・スペイシー
ジャスティン・ティンバーレイク
LL・クール・J
ディラン・マクダーモット
ジョン・ハード
ケイリー・エルウィズ
ロゼリン・サンチェス
マルコ・サンチェス
アンドリュー・ジャクソン
パイパー・ペラーボ

クローサー

硝子に突っ込むシーンまでCGってのが何とも言えないが、流石に香港女優さんだけあって殺陣は上手い。全部のシークエンスが無駄に長い気もするけど、物語よりアクション中心の作品だろうし、そこは十二分に楽しめた。特にマスター(倉田保昭)との対決。何度も観る類ではないが、結構好き。

いつも思うんだけど、S・チーはサトエリに、V・チャオは相楽晴子に似てない?
K・モクが岡村隆史に似てると思うのはここだけの秘密だけど。

原題:SO CLOSE
夕陽天使
製作年:2002
製作国:香港
アメリカ
時間:111
監督:コリー・ユン
脚本:ジェフ・ラウ
撮影:キョン・クォッマン
出演:スー・チー
ヴィッキー・チャオ
カレン・モク
倉田保昭
ソン・スンホン
マイケル・ワイ
ベン・ラム
ワン・シュウルン
セク・サウ

4ヶ月、3週と2日

1987年のルーマニアという背景はさっぱり分からないが、そこで生きる苦労と周りの人達に対する献身と苛立ちは凄く伝わってきた。徹底して主人公の視点で描くリアリティは大したものだが、この気持ちの置き場所が見つからない。良くも悪くも何とも後に引く作品。
そりゃ男なんで、オティリア(A・マリンカ)の気持ちが分かると言い切るのは憚れるが、本質的には伝わってくるものがあった。
正直言って観てて楽しいものではない。環境や感情にがんじがらめになって、腹を立てながらもグッと前を向いて進む彼女に胸が締め付けられる。なんでそこまで、いっそ捨ててしまえ、と言いたくなるけど、現実に照らし合わせてみても、大なり小なり似たようなことは常に起こっている。楽に生きるだけが人生でもないし、耐えることが偉いわけでもない。皆ただ必死に日々を過ごしてるんだと改めて思ったり。
何が起こっても明日はやってくる。だから今だけはそっとして欲しい・・・そんなラストシーンだった。

原題:4 LUNI, 3 SAPTAMANI SI 2 ZILE
製作年:2007
製作国:ルーマニア
時間:113
監督:クリスティアン・ムンジウ
脚本:クリスティアン・ムンジウ
撮影:オレグ・ムトゥ
出演:アナマリア・マリンカ
ローラ・ヴァシリウ
ヴラド・イヴァノフ
アレクサンドル・ポトチェアン
ルミニツァ・ゲオルジウ
アディ・カラウレアヌ

2009年5月23日土曜日

1408号室


部屋に入った人を追い詰めていく邪悪さが気に入った。オチも不親切さもラストの気持ちの悪さも良い。役者の技量と存在感でクオリティを保ってる気もしないでもないが、そこはキング原作だしね。原作は未読だけど。
部屋のやることがもう少し厭らしいと良いんだけど、そうなると映像では難しいかな。
欲を言えばJ・キューザックの追い詰められっぷりを見慣れてしまってる分新鮮味が足りなかったのが残念。いや、良い俳優だし好きなんですよ。でも例えばベニチオ・デル・トロだともっと重々しくなった気がするが、どうだろう?
そうそう、やっぱりS・L・ジャクソンは相変わらずこの手の脇役が好きなようで。どうせなら過去に死んだ宿泊客の一人としてフラッシュバックカットで入って欲しかった、ってのは贅沢か。

原題:1408
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:104
監督:ミカエル・ハフストローム
原作:スティーヴン・キング
脚本: マット・グリーンバーグ
スコット・アレクサンダー
ラリー・カラゼウスキー
撮影:ブノワ・ドゥローム
出演:ジョン・キューザック
サミュエル・L・ジャクソン
メアリー・マコーマック
トニー・シャルーブ
ジャスミン・ジェシカ・アンソニー

2009年5月19日火曜日

ウェディング宣言

なんてこたぁないロマンスコメディ。普通に楽しんだ。J・ロペスはキュートだが役に恵まれないというかブレイクするには物足りないというか・・・。今回も結局J・フォンダが強烈すぎて影が薄いし。W・サイクスのキャラも良かった。全体的に無難にまとまった感の十把一絡げなロマコメの域をでないのが残念といえば残念。そうそう、ケヴィン(M・ヴァルタン)のみせかたが巧いと思った。た。争いの中心にいながらその責任の矛先が彼に向かないようになってる。・・・それにしても気持ちは分かるが姑やりすぎ。

原題:MONSTER-IN-LAW
DAS SCHWIEGERMONSTER
製作年:2005
製作国:アメリカ
ドイツ
時間:102
監督:ロバート・ルケティック
脚本:アーニャ・コショフ
撮影:ラッセル・カーペンター
出演:ジェニファー・ロペス
ジェーン・フォンダ
マイケル・ヴァルタン
ワンダ・サイクス
アダム・スコット
モネット・メイザー
アニー・パリッセ
ウィル・アーネット
エレイン・ストリッチ
スティーヴン・ダンハム
ランディ・ヘラー
マーク・モーゼス
トミコ・フレイザー
ハリエット・ハリス
ジミー・ジャン=ルイ

2009年5月18日月曜日

ツイスター

何度目だろう、結構好き。何か飛んでくると思わず避けるしw でも思うほど評判良くないのよね。充分楽しいと思うんだけどなぁ。今観ると主要キャラは皆何処かで見かける人ばかり。こんな役やってたんだーってね。ちょっと古い映画を観る楽しみの一つ。
当時流行ってたCG盛り沢山の映像もだいぶお腹いっぱい感が漂っていたし、B・パクストンもH・ハントもイマイチ日本じゃ受けないし・・・。なんでだろうね。竜巻って気象現象も(あまり)日本には無いからだろうか。
ジョー(H・ハント)とビル(B・パクストン)の不器用さに感情移入できちゃうから、普通に面白いんだけどなぁ。実際にハンターと言われる人たちが居るってのもワクワクするし。重くも軽くもなく、それなりにドキドキできるっていう手軽さが、お気に入りの理由かもしれない。

原題:TWISTER
製作年:1996
製作国:アメリカ
時間:113
監督:ヤン・デ・ボン
脚本:マイケル・クライトン
アン・マリー・マーティン
撮影:ジャック・N・グリーン
出演:ヘレン・ハント
ビル・パクストン
ジェイミー・ガーツ
ケイリー・エルウィズ
ロイス・スミス
フィリップ・シーモア・ホフマン
アラン・ラック
ショーン・ウェーレン
ザック・グルニエ
エイブラハム・ベンルービ
ジョーイ・スロトニック
グレゴリー・スポーレダー
ベン・ウェバー

カットスロート・アイランド

随分久しぶり。TV放映で何度か観てるはず。海賊モノとしては可も不可もなくってトコだろか。嫌いじゃないのよ。でもアドベンチャーの要素はせっかく全部揃ってるのに、何か物足りない。G.デイヴィスが好みじゃないのもあるけど、やっぱり間延びした脚本か編集のせいかな。どうも盛上がりに欠ける。

原題:CUTTHROAT ISLAND
製作年:1995
製作国:アメリカ
時間:124
監督:レニー・ハーリン
脚本: ロバート・キング
マーク・ノーマン
撮影:ピーター・レヴィ
出演:ジーナ・デイヴィス
マシュー・モディーン
フランク・ランジェラ
モーリー・チェイキン
パトリック・マラハイド
スタン・ショウ
クリス・マスターソン
ジミー・F・スキャッグス
ハリス・ユーリン

2009年5月17日日曜日

13/ザメッティ

モノクロってのが雰囲気あって良いけど、同系統なら「10億分の1の男」の方が面白いし、ホラーに偏った「ホステル」の方がスッキリする。何よりラストが好みではない。ハラハラはしたけど、大体予定調和的予想通りの展開で目新しさがないところが原因かな。
ハリウッドでリメイクが決まってるらしいけど、このヨーロッパテイストは出せないだろうし、なんかロシアンルーレットという案だけ同じで後は全部別物になりそう。 

原題:13 TZAMETI
製作年:2005
製作国:フランス
グルジア
時間:93
監督:ゲラ・バブルアニ
脚本:ゲラ・バブルアニ
撮影:タリエル・メリアヴァ
出演:ギオルギ・バブルアニ
パスカル・ボンガール
オーレリアン・ルコワン
フィリップ・パッソン
オルガ・ルグラン
フレッド・ユリス
ニコラス・ピグノン
ヴァニア・ヴィレール
クリストフ・ヴァンデヴェルデ
オーグスタン・ルグラン
ジョー・プレスティア
ジャック・ラフォリー
セルジュ・シャンボン
ディディエ・フェラーリ
ゲラ・バブルアニ

2009年5月16日土曜日

地底探険

言わずと知れたJ・ヴェルヌの原作で、子供の頃にドキドキワクワクしながら観た記憶がある(もちろん再放送で)。しかし内容は全く覚えていなかったので初見と同じなんだが、多分に「ロストワールド(1925か1960)」と混同してしまっているみたい。ここでこんなイベントがあったはずとか思ってるものは全部あっちのようだ(笑)
それはともかく。全体的にのんびりしてる雰囲気が良いね。殺人や誘拐まで起きてたり、結構追い詰められるシチュエーションにありながらほのぼの感が漂ってるのは、単に映像が古いからじゃないはず。緊張感がないわけではないんで脚本の問題とも言えないものの、何ヶ月にも及ぶ探険隊の記録というより、ちょっとハードなピクニックという感じで微笑ましささえあるのは、地下に入ってから出てくるまで間延びした尺のせいだろうな。残念ながらロマンを感じるには物足りないけど、こんな時代もあったと懐かしむにはいい作品。
DVDの特典でデジタルリマスタのビフォーアフターが見れるようになってて、ある意味こっちのほうが興味深かった(笑)

原題:JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH
製作年:1959
製作国:アメリカ
時間:129
監督:ヘンリー・レヴィン
原作:ジュール・ヴェルヌ
脚本:ウォルター・ライシュ
チャールズ・ブラケット
撮影:レオ・トーヴァー
出演:パット・ブーン
ジェームズ・メイソン
ダイアン・ベイカー
アーレン・ダール
セイヤー・デヴィッド
ピーター・ロンソン
ロバート・アドラー
アラン・ネイピア