2008年2月24日日曜日

さくらん

残念ながら深みは感じないけど、写真家の監督だけあって色と小物の使い方が綺麗(特に門の金魚が気に入った)。原作を知らないのでオリジナル作品の世界観はわからないが、色んな良い要素が集まってるのに、1+1が2か、それ以下にしかならなかった感じ。勿体無い。

原題さくらん
製作年2007
製作国日本
時間111
監督蜷川実花
原作安野モヨコ
脚本タナダユキ
撮影石坂拓郎
出演土屋アンナ
椎名桔平
成宮寛貴
木村佳乃
菅野美穂
永瀬正敏
美波 若菊
山本浩司
遠藤憲一
小池彩夢
山口愛
小泉今日子
石橋蓮司
夏木マリ
市川左團次

300 <スリーハンドレッド>

予告編から何かを期待して観たのだが・・・。画面にデジタル処理された、現実味を排除した劇画風の色合いは、スパルタの厳しい生き様にマッチして良かったものの、汗やホコリ、息遣いなんかの現実くささがなくなっている分、戦闘シーンの迫力が薄れてしまっているというジレンマを感じる。十分に面白かったんだけど、観終わって物足りなさを感じるのはなんだろう?

原題300
製作年2006
製作国アメリカ
時間117
監督ザック・スナイダー
原作フランク・ミラー
リン・ヴァーリー
脚本ザック・スナイダー
マイケル・B・ゴードン
カート・ジョンスタッド
撮影ラリー・フォン
出演ジェラルド・バトラー
レナ・ヘディ
デヴィッド・ウェンハム
ドミニク・ウェスト
マイケル・ファスベンダー
ヴィンセント・リーガン
トム・ウィズダム
アンドリュー・プレヴィン
アンドリュー・ティアナン
ロドリゴ・サントロ

クライム&ダイヤモンド

こういうクライムロマンス?って無条件に好き。もう少し出演陣に軽さというかコケティッシュさが欲しいところだけど。劇中にも引用される作品の、引用される要素を割とそのまま70年代風味で再構成したのが面白い。だからこそ全体の真実味が希薄になってるんだけど、そこをコメディやロマンスというノリで繋げるのが監督の手腕というところだろう。クリスチャン・スレイターじゃなくて若い頃のジャック・レモン主演で観てみたい。無理だけど。

原題WHO IS CLETIS TOUT?
製作年2001
製作国アメリカ
カナダ
時間92
監督クリス・ヴァー・ヴェル
脚本クリス・ヴァー・ヴェル
撮影ジャージー・ジーリンスキー
出演クリスチャン・スレイター
ティム・アレン
リチャード・ドレイファス
ポーシャ・デ・ロッシ
ビリー・コノリー サビアン
ルポール

2008年2月23日土曜日

ザ・フォッグ

もっと本格ホラーかと思ったのだが。妙に襲う側の理由付けがされすぎてて怖くない。久しぶりに見たセルマ・ブレアにもっと活躍して欲しかった。主人公の二人は結局逃げ回ってただけだし。

原題:THE FOG
製作年:2005
製作国:アメリカ
カナダ
時間:99
監督:ルパート・ウェインライト
脚本:クーパー・レイン
オリジナル脚本:ジョン・カーペンター
デブラ・ヒル
撮影:ネイサン・ホープ
出演:トム・ウェリング
マギー・グレイス
ラデ・シェルベッジア
デレイ・デイヴィス
ケネス・ウェルシュ
セルマ・ブレア

ライラの冒険 黄金の羅針盤

ここ数年ファンタジーの大作が目白押しで、若干食傷気味ではあるんだけど、連作は好きなので今後に期待。話の展開が速いのは良いんだけど、早すぎて感情移入する暇がない。たぶん今回のクライマックスだと思われる戦闘シーンも敵味方入り乱れすぎ。あそこをもう少し短めにして1つ2つイベントを減らしたらもう少し落ち着いた話になるはずなんだが。

原題THE GOLDEN COMPASS
製作年2007
製作国アメリカ
時間112
監督クリス・ワイツ
原作フィリップ・プルマン
脚本クリス・ワイツ
撮影ヘンリー・ブラハム
出演ニコール・キッドマン
ダコタ・ブルー・リチャーズ
サム・エリオット
エヴァ・グリーン
クリストファー・リー
トム・コートネイ
デレク・ジャコビ
ベン・ウォーカー
サイモン・マクバーニー
ジム・カーター
クレア・ヒギンズ
ジャック・シェパード
マグダ・ズバンスキー
チャーリー・ロウ
ダニエル・クレイグ
イアン・マッケラン(声)
フレディ・ハイモア(声)
イアン・マクシェーン(声)
クリスティン・スコット・トーマス(声)
キャシー・ベイツ(声)