2009年6月28日日曜日

ウエディング・クラッシャーズ

米国映画でたまにみるが結婚式荒らしという最初からハマり難い設定な上に悪ノリが微妙なだけにイマイチ。ちょっと期待したのも敗因。うーん、ちゃんとロマコメの王道をいってるし、上手くできてるとは思うけど何かが足りない感じ。やっぱキャスティングかなぁ。

原題:WEDDING CRASHERS
製作年:2005
製作国:アメリカ
時間:119
監督:デヴィッド・ドブキン
脚本:スティーヴ・フェイバー
ボブ・フィッシャー
撮影:ジュリオ・マカット
出演:オーウェン・ウィルソン
ヴィンス・ヴォーン
クリストファー・ウォーケン
レイチェル・マクアダムス
アイラ・フィッシャー
ジェーン・シーモア
エレン・アルベルティーニ・ダウ
キーア・オドネル
ブラッドレイ・クーパー
ロン・カナダ
ヘンリー・ギブソン
ドワイト・ヨーカム
レベッカ・デモーネイ
デヴィッド・コンラッド
キャスリン・ジューステン
ネッド・シュミッケ
ウィル・フェレル

2009年6月27日土曜日

ウォーリー

意外に賛否両論あるけれど。すげー笑った。そして泣けた。変に深読みなんかしちゃいけない。
ただひたすら、恋に落ちた相手と手を繋ぎたい。最後までそこが中心なんだから。些末な事に気を取られたらもったいない。
ピクサーならではの愛らしいキャラがチャップリン並の秀逸なサイレントで魅せてくれた。

青春時代を思い出したなんていうと大げさだけど、“手を繋ぎたい”っていう想いが、もどかしくてこそばゆいくらい懐かしくて胸が熱くなる。

原題:WALL·E
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:103
監督:アンドリュー・スタントン
原案:アンドリュー・スタントン
ピート・ドクター
脚本:アンドリュー・スタントン
ジム・リアドン
声の出演:ベン・バート
エリッサ・ナイト
ジェフ・ガーリン
フレッド・ウィラードジョン・ラッツェンバーガー
キャシー・ナジミー
シガーニー・ウィーヴァー

2009年6月25日木曜日

ラッシュアワー


いやぁ懐かし…と思ったら10年前?意外に最近だな(笑) 内容はビバヒルの二番煎じな訳だが、こうして較べるとやっぱE.マーフィって巧いよなぁ。まぁJ.チェンとC.タッカーの組み合わせも案外悪くない。当然突っ込みどころは満載だが肩肘張らずに楽しめた。

原題:RUSH HOUR
製作年:1998
製作国:アメリカ
時間:97
監督:ブレット・ラトナー
脚本:ロス・ラマナ
撮影:アダム・グリーンバーグ
出演:クリス・タッカー
ジャッキー・チェン
エリザベス・ペーニャ
トム・ウィルキンソン
フィリップ・ベイカー・ホール
マーク・ロルストン
ツィ・マー
ケン・レオン
クリス・ペン
ジュリア・スー
ジョージ・チェン
レックス・リン
クリフトン・パウエル
スタンリー・デサンティス
バリー・シャバカ・ヘンリー
リディア・ルック

2009年6月21日日曜日

愛を読むひと

原作未読。正直イマイチ。ハンナ(K・ウィンスレット)やマイケル(D・クロス/R・ディーキンス)に共感できない。肉欲も背徳も苦悩も、理解はできる。しかしあの夏の出来事が始まりから終わりまで唐突で気分が盛り上がらない。そして急展開。僕には叙情的すぎて取り残されてしまった感が拭えない。
もう少しロマンチックなイメージを持って観てしまったからかもしれない。ホロコースト関連の知識の薄さにも起因するんだとも思う。あの時代だからこその秘めたロマンスって思わなくもない。でもやっぱり響いてくるものがなかった。残念。
原作を読めば、もっとしっとりとゆったりと流れる雰囲気の中で、ジワーッとくるのかもしれない。

D・クロスやK・ウィンスレットの二人はイイ!エロさがないのは演出だろうけど、息遣いだけが響く部屋の中って感じがやけにリアルに感じた。特にD・クロスは地味だけど表情が巧い。あんまり派手な作品には向かないタイプかもしれないが、今後に期待。

原題:THE READER
製作年:2008
製作国:アメリカ
ドイツ
時間:124
監督:スティーヴン・ダルドリー
原作:ベルンハルト・シュリンク
脚本:デヴィッド・ヘア
撮影:クリス・メンゲス
ロジャー・ディーキンス
出演:ケイト・ウィンスレット
レイフ・ファインズ
デヴィッド・クロス
レナ・オリン
アレクサンドラ・マリア・ララ
ブルーノ・ガンツ

ターミネーター4

素直に面白かった。随所に見られるシリーズへのオマージュにニヤリ。やっぱ大スクリーンで観てこそのアクションでしょ。シリーズとしてここらでアクション主体で一拍おくのは正解だと思う。本来のドラマ性を追求すばかりだと次回作以降のハードルが上がる一方だしね。
シュワちゃんの“出演”もそれほど違和感なく・・・ってか結構重要ぢゃん。ちょい役といえばそうなんだけど、あそこで出てくる意味は大きい。制作陣に拍手を送りたい。C・ベイルは存在感があるんだかないんだかって感じなんだけど、悩めるジョン・コナーとしては適役なのかもしれない。脚本上少し影の薄い扱いなのは仕方ないでしょ。
第1作から25年、前作からでも18年(「3」はシリーズとしてカウントしてない(笑))も経ってるんだし、思い入れがあるにしても無理して“続き”として鑑賞する必要もないでしょ。

原題:TERMINATOR SALVATION
製作年:2009
製作国:アメリカ
時間:114
監督:マックG
キャラクタ創造:ジェームズ・キャメロン
ゲイル・アン・ハード
脚本:ジョン・ブランカトー
マイケル・フェリス
撮影:シェーン・ハールバット
出演:クリスチャン・ベイル
サム・ワーシントン
アントン・イェルチン
ムーン・ブラッドグッド
コモン バーンズ
ブライス・ダラス・ハワード
ジェーン・アレクサンダー
ジェイダグレイス
ヘレナ・ボナム=カーター
マイケル・アイアンサイド
イヴァン・グヴェラ
クリス・ブラウニング
ドリアン・ヌコノ
ベス・ベイリー
ヴィクター・ホー
バスター・リーヴス
ケヴィン・ウィギンズ
グレッグ・セラーノ
ブルース・マッキントッシュ
トレヴァ・エチエンヌ
ディラン・ケニン
マイケル・パパジョン
クリス・アシュワース
テリー・クルーズ
ローランド・キッキンジャー
アンジャル・ニガム

2009年6月20日土曜日

容疑者Xの献身

原作は未読。作品として良くできてると思う。冴えない天才の悲哀物語。ガリレオベースでやる必要性は感じなかったが。
石神(堤)に一票入れたい所だけど日本の司法も捨てたもんじゃないと思いたいので、この事件の判決をエピローグで見たかった。裁判員制度も始まったことやし。

原題:容疑者Xの献身
製作年:2008
製作国:日本
時間:128
監督:西谷弘
原作:東野圭吾
脚本:福田靖
撮影:山本英夫
出演:福山雅治
柴咲コウ
北村一輝
松雪泰子
堤真一
ダンカン
長塚圭史
金澤美穂
益岡徹
林泰文
渡辺いっけい
品川祐
真矢みき
鈴木卓爾
東根作寿英
三浦誠己
海老原敬介
青木一
福井裕子
小松彩夏
リリー・フランキー
八木亜希子
石坂浩二
林剛史

福井博章
高山都
伊藤隆大

ゲットスマート

遊び過ぎな感のあるゴールドメンバーより適度に軽くて好き。S.カレルのアクションも悪くない。A.ハサウェイも良い感じ。ステレオタイプのドタバタスパイコメディーなのは確かだけど、失笑も苦笑もなく最後まで笑わせてもらった。スピンアウトにも期待できそうだ。
それにしてもS・カレルの株が急上昇。彼の細かい笑いのツボ押しが好みにハマッた感じ。作品の選び方が巧いのか、そんなの関係なしにこの人が面白いのかまだ分からんけど、しばらく期待。

原題:GET SMART
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:110
監督:ピーター・シーガル
キャラクタ創造:メル・ブルックス
バック・ヘンリー
脚本:トム・J・アッスル
マット・エンバー
撮影:ディーン・セムラー
出演:スティーヴ・カレル
アン・ハサウェイ
アラン・アーキン
ドウェイン・ジョンソン
テレンス・スタンプ
ケン・ダヴィティアン
マシ・オカ
ネイト・トレンス
テリー・クルーズ
ジェームズ・カーン
デヴィッド・ケックナー
ダリープ・シン
ビル・マーレイ
デヴィッド・S・リー
ジェフリー・ピアソン
ケリー・カーバッツ
パトリック・ウォーバートン
ボニー・ヘルマン
ラリー・ミラー
ケヴィン・ニーロン
ブレイク・クラーク
ティム・ディケイ
マシュー・グレイヴ
スティーヴン・ダンハム
カリー・ターナー

2009年6月14日日曜日

ボクらのママに近づくな!

この手のコメディーはやり過ぎ位が面白い…けど前半は子供の横暴さにかなりイラっとしたのは余裕がないからかw ステレオタイプなキャラ、脚本と物語は軽く観流すには安心できるけど、後に残るものではないな。しかも、シリーズになる程でもないだろうに。

原題:Are We There Yet?
製作年:2005
製作国:アメリカ
時間:95
監督:ブライアン・レヴァント
原案:クローディア・グラジオソ
スティーヴン・ゲリー・バンクス
脚本:スティーヴン・ゲリー・バンクス
クローディア・グラジオソ
J・デヴィッド・ステム
デヴィッド・N・ワイス
撮影:トーマス・E・アッカーマン
出演:アイス・キューブ
ニア・ロング
アレイシャ・アレン
ジェイ・モーア
M・C・ゲイニー

スズメバチ

余計な描写を省いて只々銃撃戦に終始するってのはいい。主人公を作らずに割と皆公平に突き放してるのもいい。ただ、そのせいで盛り上がりに欠ける。いきなり始まって唐突に終わる感がイマイチすっきりしない原因になってる気がする。嫌いではないが、多分また観たいとは思わない。
S・ナセリの扱いがわりと軽くてちょっと笑った。

原題:NID DE GUEPES
THE NEST
製作年:2002
製作国:フランス
時間:108
監督:フローラン・エミリオ・シリ
脚本:フローラン・エミリオ・シリ
ジャン=フランソワ・タルノウスキ
撮影:ジョヴァンニ・フィオーレ・コルテラッチ
出演:ナディア・ファレス
リシャール・サムエル
ヴァレリオ・マスタンドレア
ブノワ・マジメル
サミー・ナセリ
サミ・ブアジラ
アニシア・ユゼイマン
マルシアル・オドン
パスカル・グレゴリー
マルタン・アミック
アンジェロ・インファンティ

2009年6月7日日曜日

シザーハンズ

すげー久しぶりだと思ったら約20年も前の作品だった。J.デップもW.ライダーも若い!最初の十数分でエドワードの純真無垢なキュートさにギュッと心を鷲掴みされて、こうなると最後まで一喜一憂。笑いと涙なしでは観られない。T.バートンならではの温かくて切ないお伽話。
それにしてもエドワード(J・デップ)の可愛らしさといったら!台詞が少ない分動作の一つ一つに気を使ってるのが伝わってくる。
今の時代にリメイクとかすると、変に懲りまくったプロダクションデザインになって、そりゃ豪華になるんだろうけど、これほどファンタジックにはならないんじゃなかろうか。時代的なローテクだからこそ出る雰囲気ってのがあるはず。ともかくやっぱりファンタジーはこうでなくっちゃ。

原題:EDWARD SCISSORHANDS
製作年:1990
製作国:アメリカ
時間:98
監督:ティム・バートン
原案:ティム・バートン
キャロライン・トンプソン
脚本:キャロライン・トンプソン
撮影:ステファン・チャプスキー
出演:ジョニー・デップ
ウィノナ・ライダー
ダイアン・ウィースト
アンソニー・マイケル・ホール
キャシー・ベイカー
アラン・アーキン
ロバート・オリヴェリ
ヴィンセント・プライス
エレン・グリーン
ビフ・イェーガー
ジョン・デヴィッドソン
キャロライン・アーロン

2009年6月6日土曜日

デトロイト・メタル・シティ

松山ケンイチのハマリ役をみれただけで満足だ。曲も違和感ないし、よくできてるんじゃなかろうか。
ただ、まだ(仕方ないにしても)大人しいのと、原作のような一話完結のスピード感がないのが残念。ま、OVAなら兎も角、実写版でメジャー上映するのに多くは求めまい。欲を言えばクドカン脚本版が観たいな。「舞妓Haaaaan!」みたいなパワーが欲しい。

原題:デトロイト・メタル・シティ
製作年:2008
製作国:日本
時間:104
監督:李闘士男
原作:若杉公徳
脚本:大森美香
撮影:中山光一
出演:松山ケンイチ
加藤ローサ
秋山竜次
細田よしひこ
大倉孝二
岡田義徳
高橋一生
美波
大地洋輔
大谷ノブ彦
宮崎美子
松雪泰子
ジーン・シモンズ

2009年6月1日月曜日

天使と悪魔

緊張感のある良い感じのサスペンスになってたと思う。138分が長くは感じなかった。ミステリーというには・・・。
原作や前作の知識があるに越したことはないんだろうけど、なくても前作よりわかり易いし、性急さを差し引いても充分に面白かった。今回は追いかける相手が人間だったからだろうか。
ただ、宗教に全く興味がないと面白さは半減しそう。まぁバチカン観光ビデオだと思って観てもそこそこ面白いと思うけど。
壮大で重厚で巧くできてる作品だとは思う。観てる間は思わなかったけど、思い返せばテーマが大きいだけで結構軽い作品だったとも感じる。舞台が企業で次期社長を狙う秘書の策略とかだとテレビドラマで十分だもんな。
ああ、イルミナティのサインのデザインは秀逸。確か、原作者がどこかのデザイナーに創ってもらったらしいが、作中でこのデザインの扱いが小さかっただったのが残念。

原題:ANGELS & DEMONS
製作年:2009
製作国:アメリカ
時間:138
監督:ロン・ハワード
原作:ダン・ブラウン
脚本:デヴィッド・コープ
アキヴァ・ゴールズマン
撮影:サルヴァトーレ・トチノ
出演:トム・ハンクス
アイェレット・ゾラー
ユアン・マクレガー
ステラン・スカルスガルド
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
ニコライ・リー・コス
アーミン・ミューラー=スタール
トゥーレ・リントハート
デヴィッド・パスクエジ
コジモ・ファスコ
マーク・フィオリーニ