原題 | ワンピース 呪われた聖剣 |
製作年 | 2004 |
製作国 | 日本 |
時間 | 90 |
監督 | 竹之内和久 |
原作 | 尾田栄一郎 |
脚本 | 菅良幸 |
出演(声) | 田中真弓 岡村明美 中井和哉 山口勝平 平田広明 大谷育江 山口由里子 中村獅童 内博貴 久本雅美 |
2004年8月21日土曜日
2004年8月20日金曜日
ドラゴンヘッド
原作の良いところが全部カットされてて、一体何が言いたいのか全く分からなくなってる。パニック映画としても全くダメ。感情移入なんて問題外。さて、この作品でみせたかったシーンとはどこなんだろう。
ウズベキスタンロケがどうとか言っていたが、それすら「だから…?」。冒頭の新幹線のセットなどは、なるほど金かけたんだろうなぁと思わなくもないが、そんなことは作品のできとは全く関係ない。というか、それ以外に宣伝のしようがなかったということだな。
SAYAKAのダメっぷりよりも製作側のダメっぷりのほうが目立った。
ウズベキスタンロケがどうとか言っていたが、それすら「だから…?」。冒頭の新幹線のセットなどは、なるほど金かけたんだろうなぁと思わなくもないが、そんなことは作品のできとは全く関係ない。というか、それ以外に宣伝のしようがなかったということだな。
SAYAKAのダメっぷりよりも製作側のダメっぷりのほうが目立った。
原題 | ドラゴンヘッド |
製作年 | 2003 |
製作国 | 日本 |
時間 | 122 |
監督 | 飯田譲治 |
原作 | 望月峯太郎 |
脚本 | NAKA雅MURA 斉藤ひろし 飯田譲治 |
撮影 | 林淳一郎 |
出演 | 妻夫木聡 SAYAKA 山田孝之 藤木直人 近藤芳正 根津甚八 寺田農 谷津勲 嶋田久作 |
2004年8月19日木曜日
青の炎
単なるアイドル映画と全く期待せずに観たお陰で、すんなりと観れた。しかも意外に良かった。サスペンス主体ではなく、苦悩する青春映画だったわけだが、疲れた。それだけ引き込まれたとも言える。
二宮和也の好演が光る。ある意味等身大の演技なのかもしれないが、秀一(二宮和也)の17歳という激しさや青臭さ、脆さが十分に伝わってきた。彼の「いまどきの犯罪を起こす17歳とは違うよ。あいつらは想像力が足りないんだ。」という台詞はもの凄く納得してしまった。しかし、その秀一も想像力の足りなさから、自らの首を締めることになるのだが・・・。
松浦亜弥の演技はさして気にはならなかった。彼女の持つ独特の雰囲気をそのまま巧く使った蜷川監督の腕だろう。しかし、彼女の立場はかなり重要だと思うのだが、秀一との関わりという点でほとんど描かれておらずイマイチ浮いた存在になってしまっている。他のキャスティングでは義父役の山本寛斎が失敗。秀一が殺意を持つに至るほどの荒々しさは感じられない。あれじゃ単なる汚いおやぢだ。フラッシュバックでも入れればまだマシだったか。
正直観終ってかなり重苦しい気分になった。現在の年齢として秀一を観たからか、17歳当時の自分と重ね合わせて観たからかは分からない。これは17歳に観て欲しい。そして感想を聞きたい。
二宮和也の好演が光る。ある意味等身大の演技なのかもしれないが、秀一(二宮和也)の17歳という激しさや青臭さ、脆さが十分に伝わってきた。彼の「いまどきの犯罪を起こす17歳とは違うよ。あいつらは想像力が足りないんだ。」という台詞はもの凄く納得してしまった。しかし、その秀一も想像力の足りなさから、自らの首を締めることになるのだが・・・。
松浦亜弥の演技はさして気にはならなかった。彼女の持つ独特の雰囲気をそのまま巧く使った蜷川監督の腕だろう。しかし、彼女の立場はかなり重要だと思うのだが、秀一との関わりという点でほとんど描かれておらずイマイチ浮いた存在になってしまっている。他のキャスティングでは義父役の山本寛斎が失敗。秀一が殺意を持つに至るほどの荒々しさは感じられない。あれじゃ単なる汚いおやぢだ。フラッシュバックでも入れればまだマシだったか。
正直観終ってかなり重苦しい気分になった。現在の年齢として秀一を観たからか、17歳当時の自分と重ね合わせて観たからかは分からない。これは17歳に観て欲しい。そして感想を聞きたい。
原題 | 青の炎 |
製作年 | 2003 |
製作国 | 日本 |
時間 | 116 |
監督 | 蜷川幸雄 |
原作 | 貴志祐介 |
脚本 | 蜷川幸雄 宮脇卓司 |
撮影 | 藤石修 |
出演 | 二宮和也 松浦亜弥 鈴木杏 秋吉久美子 中村梅雀 山本寛斎 |
2004年8月18日水曜日
隣のヒットマンズ 全弾発射
前作が楽しかっただけに期待して観ちゃったのだが。この作品の良さは適度な“軽薄さ”だったのを忘れてた。そういう意味では正に続編としてちゃんと踏襲している分楽しかったが、前作を超える面白さはない。
ただ、オズ(M・ペリー)が最後まで陰謀の蚊帳の外でドタバタと転げまわる様がコメディに徹した今回の面白さだろうか。
B・ウィリスの作品を観るたびに思うが、やっぱりこの人はこういうライトコメディが似合う。本人も絶対好きに違いない。
そうそう、単純に今回もアノ役がアレだったという設定には思わず笑ってしまった。
ただ、オズ(M・ペリー)が最後まで陰謀の蚊帳の外でドタバタと転げまわる様がコメディに徹した今回の面白さだろうか。
B・ウィリスの作品を観るたびに思うが、やっぱりこの人はこういうライトコメディが似合う。本人も絶対好きに違いない。
そうそう、単純に今回もアノ役がアレだったという設定には思わず笑ってしまった。
原題 | THE WHOLE TEN YARDS |
製作年 | 2004 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 98 |
監督 | ハワード・ドゥイッチ |
原作 | ミシェル・カプナー |
脚本 | ジョージ・ギャロ |
撮影 | ニール・ローチ |
出演 | ブルース・ウィリス マシュー・ペリー アマンダ・ピート ケヴィン・ポラック ナターシャ・ヘンストリッジ フランク・コリソン ジョニー・メスナー サイラス・ウェイア・ミッチェル タシャ・スミス |
2004年8月17日火曜日
リディック
なぜリディックでなければならなかったのか?彼の特異性が全く活かされてないし。単にV・ディーゼル主演のSFアクションで良かったなら続編という形にする必要はない。『マッド・マックス』シリーズでも2が公開されたときに思ったが、それでもあれは作品としてまだ成功したから良かったものの・・・。
リディックのニヒルなヒールぶりよりも妙なヒューマニズムだけが前面に押し出されていて魅力半減。敵役も強大なはずが一人ぼっちなもんでクライマックスの戦いがイマイチ盛り上がりに欠ける。そこまで人間関係ややこしくするならテレビシリーズにしたほうが絶対に面白かったはず。
まさかとは思うがこれ以上の続編は止めて欲しい。
リディックのニヒルなヒールぶりよりも妙なヒューマニズムだけが前面に押し出されていて魅力半減。敵役も強大なはずが一人ぼっちなもんでクライマックスの戦いがイマイチ盛り上がりに欠ける。そこまで人間関係ややこしくするならテレビシリーズにしたほうが絶対に面白かったはず。
まさかとは思うがこれ以上の続編は止めて欲しい。
原題 | THE CHRONICLES OF RIDDICK |
製作年 | 2004 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 115 |
監督 | デヴィッド・トゥーヒー |
脚本 | デヴィッド・トゥーヒー |
撮影 | ヒュー・ジョンソン |
出演 | ヴィン・ディーゼル ジュディ・デンチ コルム・フィオール タンディ・ニュートン ニック・チンランド カール・アーバン ライナス・ローチ アレクサ・ダヴァロス キース・デヴィッド |
2004年8月16日月曜日
ハットしてキャット
全く同系の作品(原作者も同じ)として『グリンチ』と比べてしまうが、なにせM・マイヤーズがイマイチ。下品なブラックジョークなら良いが、ファンタジーにはあの動きと笑い方は似合わない。原作が有名な絵本だということで子供向け(主題もそうだし)な作品だと思うのだが、あれで子供が喜ぶのだろうか。対象年齢にもよるのだろうが。
美術はカラフルで良い感じ。町並みもファッションもワクワクするには効果抜群だろう。あの変貌する家は-劇中のギャグとしても出てくるが-ユニバーサルスタジオのアトラクションとして登場するんだろうな。楽しいと思う。
A・ボールドウィンは観てて辛かったんだが、案外こういう汚れ役が好きなんじゃないかと思う節がある。
美術はカラフルで良い感じ。町並みもファッションもワクワクするには効果抜群だろう。あの変貌する家は-劇中のギャグとしても出てくるが-ユニバーサルスタジオのアトラクションとして登場するんだろうな。楽しいと思う。
A・ボールドウィンは観てて辛かったんだが、案外こういう汚れ役が好きなんじゃないかと思う節がある。
原題 | THE CAT IN THE HAT |
製作年 | 2003 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 82 |
監督 | ボー・ウェルチ |
原作 | Dr.スース |
脚本 | アレック・バーグ デヴィッド・マンデル ジェフ・シェイファー |
撮影 | エマニュエル・ルベッキ |
出演 | マイク・マイヤーズ アレック・ボールドウィン ケリー・プレストン ダコタ・ファニング スペンサー・ブレスリン |
2004年8月15日日曜日
シュレック3
不完全燃焼。
シリーズ1作目は、正直あんまり面白いと思わなかったんだけど、2作目が案外ツボに入っただけに、今回は期待しすぎたのかもしれない。
主人公が冴えない分、サブキャラのバラエティで面白みを出しているはずなのにそのサブキャラが活かされてない。今回のメインサブ(?)なんて感情移入どころか同情もできない。気持ちを持っていくターゲットが全く居ないだけでなく、はっちゃけ具合も中途半端以前の問題で、湿った花火みたいに火が付かないし、観た後に何の感慨も残らない。勿体ないなぁと思うシーンは幾つかあったのに。
一体どうしちゃったのだろう。これなら1作目のほうがよっぽど面白かった。
シリーズ1作目は、正直あんまり面白いと思わなかったんだけど、2作目が案外ツボに入っただけに、今回は期待しすぎたのかもしれない。
主人公が冴えない分、サブキャラのバラエティで面白みを出しているはずなのにそのサブキャラが活かされてない。今回のメインサブ(?)なんて感情移入どころか同情もできない。気持ちを持っていくターゲットが全く居ないだけでなく、はっちゃけ具合も中途半端以前の問題で、湿った花火みたいに火が付かないし、観た後に何の感慨も残らない。勿体ないなぁと思うシーンは幾つかあったのに。
一体どうしちゃったのだろう。これなら1作目のほうがよっぽど面白かった。
原題 | SHREK THE THIRD |
製作年 | 2007 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 93 |
監督 | クリス・ミラー |
原作 | ウィリアム・スタイグ |
原案 | アンドリュー・アダムソン |
脚本 | ピーター・S・シーマン ジェフリー・プライス クリス・ミラー |
出演(声) | マイク・マイヤーズ キャメロン・ディアス エディ・マーフィ アントニオ・バンデラス ジュリー・アンドリュース ジョン・クリーズ ルパート・エヴェレット ジャスティン・ティンバーレイク エリック・アイドル エイミー・ポーラー マーヤ・ルドルフ チェリ・オテリ エイミー・セダリス ジョン・クラシンスキー イアン・マクシェーン ラリー・キング レジス・フィルビン |
シュレック2
前作は全く面白いと思わなかったのだが、今回は結構良かった。随所にちりばめられた他作品のパロディや長靴を履いた猫(A・バンデラス)のアップシーン、クライマックスで流れる曲等、中々くすぐられるものがある。ターゲットを大人にした路線変更は正解だろう。
ブラックユーモアと存在そのものを笑いにしようとして失敗してたドンキー(E・マーフィ)も今回は控えめにしていたのも結果的に良かったのではないか。前作でドンキーと共にシュレック(M・マイヤーズ)とフィオナ(C・ディアス)が暴れていたせいで浮ついたドタバタ劇になっていた感があったが、今回この3人が落ち着いていて、周りが大騒ぎするという展開だから安心して観ていられたと思われる。そういう意味では全体的にパワーダウンしたとも取れるが、しっとりとした大人のファンタジーに仕上がったと言っておこう。
ブラックユーモアと存在そのものを笑いにしようとして失敗してたドンキー(E・マーフィ)も今回は控えめにしていたのも結果的に良かったのではないか。前作でドンキーと共にシュレック(M・マイヤーズ)とフィオナ(C・ディアス)が暴れていたせいで浮ついたドタバタ劇になっていた感があったが、今回この3人が落ち着いていて、周りが大騒ぎするという展開だから安心して観ていられたと思われる。そういう意味では全体的にパワーダウンしたとも取れるが、しっとりとした大人のファンタジーに仕上がったと言っておこう。
原題 | SHREK 2 |
製作年 | 2004 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 93 |
監督 | アンドリュー・アダムソン |
原作 | ウィリアム・スタイグ |
原案 | アンドリュー・アダムソン |
脚本 | J・デヴィッド・ステム ジョー・スティルマン デヴィッド・N・ワイス アンドリュー・アダムソン |
出演(声) | マイク・マイヤーズ エディ・マーフィ キャメロン・ディアス アントニオ・バンデラス ジュリー・アンドリュース ジョン・クリーズ ルパート・エヴェレット ジェニファー・ソーンダース |
2004年8月14日土曜日
マッハ!
昔の香港映画を観ているような感覚が一瞬だけよぎるが、最初から最後まで息つく暇もなくムエタイ!ムエタイ!!ムエタイ!!!
娯楽としての香港映画と違うのは笑いの要素が少ないこと。その分緩急が無く物語としての完成度は低い。ただ、それを忘れさせてくれるだけの勢いはある。
スタントマン出身のT・ジャーとミュージッククリップ界出身の監督とのコンビなだけにとにかく見せる。格闘技最強を自負するムエタイは、映画界でもはやダンスと化したクンフー(それが悪いこととは言わない。観てて楽しいし)と違い目に新鮮。アクロバティックな技はそれだけで一見の価値はある。流行ればいずれクンフーと同じ道を歩むのだろうが。
今後、香港映画が築いた道を踏襲するだけではないタイのアクション映画が生まれることを期待する。
娯楽としての香港映画と違うのは笑いの要素が少ないこと。その分緩急が無く物語としての完成度は低い。ただ、それを忘れさせてくれるだけの勢いはある。
スタントマン出身のT・ジャーとミュージッククリップ界出身の監督とのコンビなだけにとにかく見せる。格闘技最強を自負するムエタイは、映画界でもはやダンスと化したクンフー(それが悪いこととは言わない。観てて楽しいし)と違い目に新鮮。アクロバティックな技はそれだけで一見の価値はある。流行ればいずれクンフーと同じ道を歩むのだろうが。
今後、香港映画が築いた道を踏襲するだけではないタイのアクション映画が生まれることを期待する。
原題 | ONG-BAK |
製作年 | 2003 |
製作国 | タイ |
時間 | 108 |
監督 | プラッチャヤー・ピンゲーオ |
脚本 | スパチャイ・シティアンポーンパン |
撮影 | ナタウット・キティクン |
出演 | トニー・ジャー ペットターイ・ウォンカムラオ プマワーリー・ヨートガモン スチャオ・ポンウィライ チェータウット・ワチャラクン ルンラウィー・バリジンダークン |
2004年8月13日金曜日
アイ,ロボット
『A.I.』と『マイノリティ・リポート』を足して2で割った感じ。ロボットの自我をベースにした物語は過去に幾らでもあるが、その辺りはあまり気にしないほうが楽しめる。CGの進化によるアクションシーンの迫力だけを観れば十分。主演がW・スミスであるということから、そっちに重点を置いた作品であることは明白。
あくまでアシモフの原作をモチーフとしているというだけなのなら、この題名はやめたほうが良かったのではないだろうか。
あくまでアシモフの原作をモチーフとしているというだけなのなら、この題名はやめたほうが良かったのではないだろうか。
原題 | I, ROBOT |
製作年 | 2004 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 115 |
監督 | アレックス・プロヤス |
原作 | アイザック・アシモフ |
原案 | ジェフ・ヴィンター |
脚本 | アキヴァ・ゴールズマン ジェフ・ヴィンター |
撮影 | サイモン・ダガン |
出演 | ウィル・スミス ブリジット・モイナハン ブルース・グリーンウッド チー・マクブライド アラン・テュディック ジェームズ・クロムウェル シア・ラブーフ エミリー・テナント ジェリー・ワッサーマン |
2004年8月12日木曜日
2004年8月11日水曜日
エージェント・コーディ ミッション in LONDON
シリーズ第2作。前作同様、お気軽な娯楽映画として無難に作られている。見慣れるとムニッズが可愛らしく思えるから不思議だ。これが彼の魅力なのだろう。前作で彼女役として出演していたヒラリー・ダフがもう一度観たかった。
日本では1作目は劇場公開されたのに今回はビデオスルーだったようで、日本のティーンエイジャーには受け入れられなかったようだ。垢抜けないせいだろうか。まぁそれ以前の問題で大作とは言い難いし、続編の法則にしっかり捕まってるしね。
日本では1作目は劇場公開されたのに今回はビデオスルーだったようで、日本のティーンエイジャーには受け入れられなかったようだ。垢抜けないせいだろうか。まぁそれ以前の問題で大作とは言い難いし、続編の法則にしっかり捕まってるしね。
原題 | AGENT CODY BANKS 2: DESTINATION LONDON |
製作年 | 2004 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 100 |
監督 | ケヴィン・アレン |
原作 | ハロルド・ズワルト ディラン・セラーズ ドン・ライマー |
脚本 | ドン・ライマー |
撮影 | デニス・クロッサン |
出演 | フランキー・ムニッズ アンソニー・アンダーソン ハンナ・スピアリット シンシア・スティーヴンソン ダニエル・ローバック アンナ・チャンセラー キース・アレン ジェームズ・フォークナー |
2004年8月10日火曜日
エージェント・コーディ
ハリウッド売出し中の若手俳優F・ムニッズ主演の少年スパイ映画。『スパイ・キッズ』と『オースティン・パワーズ』の中間にあたるようなこの作品。
ヒロインがこれまた人気アイドルのH・ダフということで単なるアメリカ版アイドル映画に思えなくないが、案外面白かった。
ムニッズの引きつった笑顔は演技なのか、素なのか(どう見ても素だろう)わからないが、あれを好きになれるかどうかで評価も随分変わるだろう。
ヒロインがこれまた人気アイドルのH・ダフということで単なるアメリカ版アイドル映画に思えなくないが、案外面白かった。
ムニッズの引きつった笑顔は演技なのか、素なのか(どう見ても素だろう)わからないが、あれを好きになれるかどうかで評価も随分変わるだろう。
原題 | AGENT CODY BANKS |
製作年 | 2003 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 102 |
監督 | ハラルド・ズワルト |
原作 | ジェフリー・ジャーゲンセン |
脚本 | アシュリー・エドワード・ミラー ザック・ステンツ スコット・アレクサンダー ラリー・カラゼウスキー |
撮影 | デニス・クロッサン |
出演 | フランキー・ムニッズ ヒラリー・ダフ アンジー・ハーモン キース・デヴィッド シンシア・スティーヴンソン アーノルド・ヴォスルー ダニエル・ローバック イアン・マクシェーン |
2004年8月9日月曜日
モナリザ・スマイル
本来ならかなりの感動物語になるハズなのだが・・・。中心になる3人もその同級生達も実力派な女優で固められているのに全然心に伝わってこない。これは男だからとかいう問題ではないだろう。
K・ダンストやJ・スタイルズ、M・ギレンホールといった実力はあるがいまひとつ華に欠ける彼女達だけでなく、ステレオタイプと言われようが、実力はそこそこでも綺麗どころを配役するのはやはり重要なのではないだろうか。美人女優を入れるとJ・ロバーツが目立たないなんて心配でもしたのだろうか。
ストーリーはいたってシンプルなのだが、盛り込まれたエピソードの相互関係がバラバラで性急になりすぎ、誰にも感情移入できない。キャサリン(J・ロバーツ)の行動が軸というほどしっかり一貫性のあるものでないために、その周りの人間関係が描ききれず、重要なシーンがおざなりであったり、浮いてしまって全体の絵がはっきり見えない。
「今を生きる」を始めとして男性教師による生徒達とのふれ合いのような作品はごまんとあるが、女性教師と女子大生というのはあまりお目に掛かったことがなかっただけに、期待したのだが。舞台が1950年代で主題が女性の自立ということで、少し視点がずれてしまった感がある。勿体無い。
K・ダンストやJ・スタイルズ、M・ギレンホールといった実力はあるがいまひとつ華に欠ける彼女達だけでなく、ステレオタイプと言われようが、実力はそこそこでも綺麗どころを配役するのはやはり重要なのではないだろうか。美人女優を入れるとJ・ロバーツが目立たないなんて心配でもしたのだろうか。
ストーリーはいたってシンプルなのだが、盛り込まれたエピソードの相互関係がバラバラで性急になりすぎ、誰にも感情移入できない。キャサリン(J・ロバーツ)の行動が軸というほどしっかり一貫性のあるものでないために、その周りの人間関係が描ききれず、重要なシーンがおざなりであったり、浮いてしまって全体の絵がはっきり見えない。
「今を生きる」を始めとして男性教師による生徒達とのふれ合いのような作品はごまんとあるが、女性教師と女子大生というのはあまりお目に掛かったことがなかっただけに、期待したのだが。舞台が1950年代で主題が女性の自立ということで、少し視点がずれてしまった感がある。勿体無い。
原題 | MONA LISA SMILE |
製作年 | 2003 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 120 |
監督 | マイク・ニューウェル |
脚本 | ローレンス・コナー マーク・ローゼンタール |
撮影 | アナスタス・N・ミコス |
出演 | ジュリア・ロバーツ キルステン・ダンスト ジュリア・スタイルズ マギー・ギレンホール ジニファー・グッドウィン ドミニク・ウェスト ジュリエット・スティーヴンソン マーシャ・ゲイ・ハーデン |
2004年8月8日日曜日
バレット・モンク
アメリカンコミックを映画化したような画面構成と東洋の神秘+ナチの陰謀という組み合わせ。なんとも安易なプロットではあるが、ぼーっと観るにはそこそこ。
ただ、最後まで張り付いたままのC・ユンファのにやけ顔はいただけない。コメディとしての緩急が台無し。折角製作にジョン・ウーの名があるのだから、もっと彼の渋さというかカッコよさを出せただろうに。2丁拳銃も一瞬だし。
S・W・スコットは『ファイナル・デスティネーション』や『エボリューション』のイメージが強いせいか、なんとも頼りない。最後まで優柔不断な奴のままだったし。
J・キングは可愛かった。結局、それ以外には何も残らないということか。
ただ、最後まで張り付いたままのC・ユンファのにやけ顔はいただけない。コメディとしての緩急が台無し。折角製作にジョン・ウーの名があるのだから、もっと彼の渋さというかカッコよさを出せただろうに。2丁拳銃も一瞬だし。
S・W・スコットは『ファイナル・デスティネーション』や『エボリューション』のイメージが強いせいか、なんとも頼りない。最後まで優柔不断な奴のままだったし。
J・キングは可愛かった。結局、それ以外には何も残らないということか。
原題 | BULLETPROOF MONK |
製作年 | 2003 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 103 |
監督 | ポール・ハンター |
脚本 | イーサン・リーフ サイラス・ヴォリス |
撮影 | ステファン・チャプスキー アンソニー・ノセラ |
出演 | チョウ・ユンファ ショーン・ウィリアム・スコット ジェイミー・キング カレル・ローデン ヴィクトリア・スマーフィット ロジャー・ユアン |
2004年8月7日土曜日
ワンピース 珍獣島のチョッパー王国
シリーズ第3作。折角だからチョッパーの可愛さをもう少し長く観ていたかった。
原題 | ワンピース 珍獣島のチョッパー王国 |
製作年 | 2002 |
製作国 | 日本 |
時間 | 61 |
監督 | 志水淳児 |
原作 | 尾田栄一郎 |
脚本 | 橋本裕志 |
出演(声) | 田中真弓 中井和哉 山崎和佳奈 山口勝平 平田広明 大谷育江 |
2004年8月6日金曜日
セクレタリー
この作品を伝える時に“自傷癖”“SM”という言葉をどうしても使わざるを得ないが、そういった言葉から連想される官能シーンはほとんどない。マイノリティであるがゆえに変態と言われる行為を題材にしただけの純愛物語。それもサディストとマゾキストではなく、スレイヴとマスターという主従関係における純愛。
リー(M・ギレンホール)の純真無垢な視線とひた向きな想い、そして容姿の変貌には魅せられた。さすがに若手で注目を浴びるM・ギレンホール。決して美人ではないが、美しかった。
エドワード(J・スペイダー)はリーの反応に戸惑いながらも欲望に歯止めが効かなくなっていく様子が可笑しい。いや、可愛いというべきか。『スターゲイト』で人気の出たJ・スペイダーだが、『レス・ザン・ゼロ』や『マネキン』、『セックスと嘘とビデオゲーム』を始め、『ブラック・メール』等でのあのイッちゃってる目つきが印象的な俳優だが、今回もはまり役。
ちなみにリーとエドワードのどちらがスレイヴでどちらがマスターかは観る人の趣向によるかもしれない。
ところで、M・ギレンホールってば『デイ・アフター・トゥモロー』で息子サムを演じたジェイク・ギレンホールの姉だったのね。そういや似てるわ。
リー(M・ギレンホール)の純真無垢な視線とひた向きな想い、そして容姿の変貌には魅せられた。さすがに若手で注目を浴びるM・ギレンホール。決して美人ではないが、美しかった。
エドワード(J・スペイダー)はリーの反応に戸惑いながらも欲望に歯止めが効かなくなっていく様子が可笑しい。いや、可愛いというべきか。『スターゲイト』で人気の出たJ・スペイダーだが、『レス・ザン・ゼロ』や『マネキン』、『セックスと嘘とビデオゲーム』を始め、『ブラック・メール』等でのあのイッちゃってる目つきが印象的な俳優だが、今回もはまり役。
ちなみにリーとエドワードのどちらがスレイヴでどちらがマスターかは観る人の趣向によるかもしれない。
ところで、M・ギレンホールってば『デイ・アフター・トゥモロー』で息子サムを演じたジェイク・ギレンホールの姉だったのね。そういや似てるわ。
原題 | SECRETARY |
製作年 | 2002 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 111 |
監督 | スティーヴン・シャインバーグ |
原作 | メアリー・ゲイツキル |
脚本 | エリン・クレシダ・ウィルソン スティーヴン・シャインバーグ |
撮影 | スティーヴン・ファイアーバーグ |
出演 | ジェームズ・スペイダー マギー・ギレンホール ジェレミー・デイヴィス レスリー・アン・ウォーレン スティーヴン・マクハティ パトリック・ボーショー ジェシカ・タック |
2004年8月5日木曜日
ワンピース ねじまき島の冒険
シリーズ第2作。惜しい。割と原作に近い楽しさだった。
原題 | ワンピース ねじまき島の冒険 |
製作年 | 2001 |
製作国 | 日本 |
時間 | 50 |
監督 | 志水淳児 |
原作 | 尾田栄一郎 |
脚本 | 橋本裕志 |
出演(声) | 田中真弓 中井和哉 山崎和佳奈 山口勝平 平田広明 大谷育江 |
2004年8月4日水曜日
ピッチブラック
初見ではV・ディーゼルがここまで売れるとは思わなかったものの、なかなか魅力的な存在感を出していたのは確か。B級SFパニックホラーとでも言うべきか、エイリアンの存在はそれほど重視されていず、ステレオタイプではない人間関係が中々面白かった。
暗闇が主役なだけに画面は全体的に暗いのだが、リディック(V・ディーゼル)の面白い設定とエイリアンの視線という凝ったカットのおかげでそれほど苦にならない。
最近のホラーは主役級でも平気で殺すので、今回も意外と言えば意外な展開。最後の犠牲者が連れ去られるカットは怖さより悲しさが出ていて締めくくりとしては良い。
設定に突っ込みどころは満載なので、その辺りが無視できるかどうかが楽しめる境だろう。
暗闇が主役なだけに画面は全体的に暗いのだが、リディック(V・ディーゼル)の面白い設定とエイリアンの視線という凝ったカットのおかげでそれほど苦にならない。
最近のホラーは主役級でも平気で殺すので、今回も意外と言えば意外な展開。最後の犠牲者が連れ去られるカットは怖さより悲しさが出ていて締めくくりとしては良い。
設定に突っ込みどころは満載なので、その辺りが無視できるかどうかが楽しめる境だろう。
原題 | PITCH BLACK |
製作年 | 2000 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 108 |
監督 | デヴィッド・トゥーヒー |
原案 | ジム・ウィート ケン・ウィート |
脚本 | ジム・ウィート ケン・ウィート デヴィッド・トゥーヒー |
撮影 | デヴィッド・エグビー |
出演 | ヴィン・ディーゼル ラダ・ミッチェル コール・ハウザー キース・デヴィッド ルイス・フィッツジェラルド クローディア・ブラック リアンナ・グリフィス ジョン・ムーア サイモン・バーク |
2004年8月3日火曜日
17歳のカルテ
テーマから『カッコーの巣の上で』と比較されるというのだが、残念ながら未見なので比較のしようがない。どちらかというと『ヴァージン・スーサイズ』を思い出した。精神療養施設を舞台にしたと女性向けの青春ドラマでしょう。
誰にでもあるだろう悩みを患者として扱うことでクローズアップし、60年代を背景に一種病的に描いているが、その辺りは全く意識しなかった。現代では当たり前に身近に存在する問題でもあるだけに、すんなり身に染みた。
A・ジョリーの演技が目立つ分、W・ライダーの良さが見過ごされがちだが、陰に回る役として素晴らしかった。あの目線や仕草はさすがだ。その他、彼女たちを取り巻く、C・デュバル、B・マーフィーを始めとする若手共演者たちも良かった。邦題にある17歳というのは忘れた方がいいだろうが。
W・ゴールドバーグは少し勿体無い使い方をしているのが残念といえば残念。
原題 | GIRL, INTERRUPTED |
製作年 | 1999 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 127 |
監督 | ジェームズ・マンゴールド |
原作 | スザンナ・ケイセン |
脚本 | ジェームズ・マンゴールド リサ・ルーマー アンナ・ハミルトン=フェラン |
撮影 | ジャック・グリーン |
出演 | ウィノナ・ライダー アンジェリーナ・ジョリー クレア・デュバル ウーピー・ゴールドバーグ ジャレッド・レトー ブリタニー・マーフィ エリザベス・モス アンジェラ・ベティス ジェフリー・タンバー ヴァネッサ・レッドクレーヴ |
2004年8月2日月曜日
RONIN
初見ではイマイチだと思ったのだが、改めて観ると中々面白かった。
RONIN=浪人という題名には、なんだ結局違うやんけ、と思うのだが、ビンセント(J・レノ)を主役と考えると納得。
まぁあんまり深く考えずに派手なカーチェイスや銃撃戦を楽しむには十分。デ・ニーロとJ・レノの共演やストイックなプロの仕事ぶりを堪能した。
RONIN=浪人という題名には、なんだ結局違うやんけ、と思うのだが、ビンセント(J・レノ)を主役と考えると納得。
まぁあんまり深く考えずに派手なカーチェイスや銃撃戦を楽しむには十分。デ・ニーロとJ・レノの共演やストイックなプロの仕事ぶりを堪能した。
原題 | RONIN |
製作年 | 1998 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 122 |
監督 | ジョン・フランケンハイマー |
脚本 | J・D・ザイク リチャード・ウェイズ |
撮影 | ロバート・フラッセ |
出演 | ロバート・デ・ニーロ ジャン・レノ ナターシャ・マケルホーン ステラン・スカルスガルド ショーン・ビーン スキップ・サダス ジョナサン・プライス ミシェル・ロンズデール フェオドール・アトキン |
2004年8月1日日曜日
ティーンウルフ
M・J・フォックスが『バックトゥザフューチャー』でブレイクした年に製作された異色青春物語。
初見ではいつ頃観たのか覚えてないが、なんだか強烈に印象に残っていた。今回、初のDVD化ということで早速購入したものの、改めて観るとなんてことはない青春ドラマ。
M・J・フォックスの魅力と、“他人とは違う自分になりたい”と平凡な若者なら一度は考えるシチュエーションを“実は狼男だった”というアイディアだけで作ってしまった感のある作品。
80年代らしい青臭さもさることながら、ノリの良さという意味では日本の高校生ではありえない勢いがあるだけに、アメリカの青春映画はそれだけで楽しい。
初見ではいつ頃観たのか覚えてないが、なんだか強烈に印象に残っていた。今回、初のDVD化ということで早速購入したものの、改めて観るとなんてことはない青春ドラマ。
M・J・フォックスの魅力と、“他人とは違う自分になりたい”と平凡な若者なら一度は考えるシチュエーションを“実は狼男だった”というアイディアだけで作ってしまった感のある作品。
80年代らしい青臭さもさることながら、ノリの良さという意味では日本の高校生ではありえない勢いがあるだけに、アメリカの青春映画はそれだけで楽しい。
原題 | TEEN WOLF |
製作年 | 1985 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 92 |
監督 | ロッド・ダニエル |
脚本 | ジョセフ・ローブ3世 マシュー・ワイズマン |
撮影 | ティム・サーステッド |
出演 | マイケル・J・フォックス スーザン・アルシッティ ジェームズ・ハンプトン ジェリー・レヴィン マット・アドラー ロリー・グリフィン ジェイ・ターセス |
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