2003年5月28日水曜日

TAXi 3

笑ったのは007そのままパクリのオープニング。もしかしてボンド号並みの改造がされてたりして・・・なんて期待を持たせてくれたんだけど全くの外れ。カーアクションはおざなりだし、ダニエル(S・ナセリ)はあんまり活躍しないし、笑いもパワーダウンしてるし。前作までのノリの良さがなくなってる感じ。期待しすぎなのか?シリーズ1,2と売れたからしかたなくやっつけ仕事で作ったように思うのは勘ぐりすぎだろうな。
ただジベール署長(B・ファルシー)のボケぶりは結構好きなのでそれだけはラストシーンまで楽しんだ。
そうそう、冒頭のS・スタローンが出てきたときはびっくりした。なぜスタローン?しかしどうせ007のパクリをするなら歴代のボンドの誰かが出てくれば笑えたのにと思うのはちょっと贅沢か。
それと、S・ナセリが実生活でスピード違反で逮捕されたというニュースがあったが、宣伝効果を狙ったネタだろう。

原題TAXi 3
製作年2003
製作国フランス
時間87
監督ジェラール・クラヴジック
脚本リュック・ベッソン
撮影ジェラール・ステラン
出演サミー・ナセリ
フレデリック・ディフェンタール
ベルナール・ファルシー
バイ・リン
マリオン・コティヤール
エマ・シェーベルイ

2003年5月27日火曜日

X-MEN 2

原作のアメコミを知らない分、人間関係等前作での情報を思い出すのに少し時間が掛かった。アクションは押さえ気味で少し物足りなさを感じたものの、カート・ワグナー(A・カミング)の瞬間移動による戦闘シーンは目に新しく楽しかった。デスストライク(ケリー・フー)の登場が気に入ったんだけど、今回限りの出番なのが悲しい。
シリーズモノは2作目が難しいと思うのだが、これは上手くできてると思う。次に繋がる伏線も幾つか残したまま終わってるので次回作も楽しみ。目で楽しむ部類の映画だと思うのだが、十分に楽しめた。イベント的にはつまみ食いシーンの連続で、もう少し一つ一つ丁寧に描いて欲しい気もするが、それをやるとスピード感がなくなるだろうから、コミックの映像化という意味ではこれでいいのだろう。もっと楽しみたかったら原作を読めということで。

原題X2
製作年2003
製作国アメリカ
時間125
監督ブライアン・シンガー
原作スタン・リー
原案デヴィッド・ヘイター
ザック・ペン
脚本マイケル・ドハティ
ダニエル・P・ハリス
ブライアン・シンガー
撮影ニュートン・トーマス・サイジェル
出演パトリック・スチュワート
ヒュー・ジャックマン
イアン・マッケラン
ハリー・ベリー
ファムケ・ヤンセン
ジェームズ・マースデン
アラン・カミング

2003年5月26日月曜日

トゥー・ウィークス・ノーティス

今まで共演したことがないってのは、考えてみれば不思議なくらい、ロマンティック・コメディが似合うS・ブロックとH・グラントの絶妙な掛け合いが楽しい。『デンジャラス・ビューティ』で組んだことのあるM・ローレンス監督はS・ブロックの魅力を十分に引き出してる。ルーシー(S・ブロック)もジョージ(H・グラント)も天然ボケなので劇中には突っ込み役が居ないのだが、観る側が突っ込めるのでホントに楽しい。クライマックスの盛り上がりはラブストーリーとしては物足りないかもしれないが、温かい気分になるには十分。それよりもラストのシークエンスで顔が笑ったままにさせられる。これだからロマンティック・コメディは止められない。

原題TWO WEEKS NOTICE
製作年2002
製作国アメリカ
時間101
監督マーク・ローレンス
脚本マーク・ローレンス
撮影ラズロ・コヴァックス
出演サンドラ・ブロック
ヒュー・グラント
デヴィッド・ヘイグ
アリシア・ウィット

2003年5月25日日曜日

シカゴ

楽しかった。やはりミュージカルは良いね。元気が出る。テンポが速くてノリがいい。ストーリーが単純なだけにわかり易いし。舞台が観たくなった。
R・ゼルウィガーのあの甘い顔がスリムな体型にはちょっと合わないような気がしたのは残念だけど。しかもM・モンローを意識したのなら尚更だね。C・ゼタ=ジョーンズはさすがにアカデミー賞で助演女優賞を獲っただけあって存在感も踊りも歌も圧巻。二人の両極端なキャラクターが重なることでもう少し面白い雰囲気が出ればよかったのになと思うのは贅沢だろうか。
R・ギアの声は聞いてて辛かった。高音すぎるんだよね。
それにしても、シカゴが舞台だが良くも悪くもこれぞアメリカって感じ。初見では、次から次へと繰り広げる音楽と踊りの洪水に溺れてしまったが次に観るときはもっと楽しめるかもしれない。できればホームシアターと大画面テレビを買ってから観たいんだが、そんなことしてたらいつ観れるかわかんないからなぁ。

原題CHICAGO
製作年2002
製作国アメリカ
時間113
監督ロブ・マーシャル
原作ボブ・フォッシー
フレッド・エッブ
脚本ビル・コンドン
撮影ディオン・ビープ
出演レニー・ゼルウィガー
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
リチャード・ギア
クイーン・ラティファ
ジョン・C・ライリー
テイ・ディグス
ルーシー・リュー
クリスティーン・バランスキー

2003年5月24日土曜日

ザ・リング

結構期待して観た。邦画『リング』の脚本を忠実にリメイクしたと聞いたが、怖さが抜け落ちてたのが残念。邦画の怖さが改めて脳裏に蘇る。文化の違いだろう。あそこまでヒットするとは思えないほど物足りなさを感じた。
サマラ(D・チェイス)に電話口で喋らせたりせずに原作通りもう少し都市伝説的な要素を濃くしないと助かる方法があるかもしれないと思えないし、レイチェル(N・ワッツ)の他人を殺してでも子供を守ろうとする怖さがあまり感じられなかったところが原因か。
原作も邦画版も知らないで観たらどうだったろう。

原題THE RING
製作年2002
製作国アメリカ
時間116
監督ゴア・ヴァービンスキー
原作鈴木光司
脚本スコット・フランク
アーレン・クルーガー
撮影ボジャン・バゼリ
出演ナオミ・ワッツ
マーティン・ヘンダーソン
ブライアン・コックス
デヴィッド・ドーフマン
リンゼイ・フロスト

2003年5月23日金曜日

CUBE2

前作のサスペンス性をなくすとこうなるか、という感じ。人間模様は全く楽しめないし、CUBEの謎を解明しようとするわけでもなく怖さも稀有。思わせぶりなラストはまだ続編を作るつもりなのか。
前作が面白かっただけに非常に残念。

原題CUBE 2: HYPERCUBE
製作年2002
製作国アメリカ
時間95
監督アンジェイ・セクラ
原作ショーン・フッド
脚本ショーン・フッド
アーニー・バーバラッシュ
ローレン・マクローリン
撮影アンジェイ・セクラ
出演ジェラント・ウィン・デイヴィス
カリ・マチェット
ニール・クローン
マシュー・ファーガソン
バーバラ・ゴードン
リンゼイ・コネル
グレース・リン・カン

2003年5月22日木曜日

アバウト・ア・ボーイ

重そうな雰囲気の映画(単に未見時のイメージ)を観るような気分じゃない状態だったんだけど、最後まですっかり引き込まれた。
空っぽで二枚目で情けなくて・・こんな役を演らせたらぴか一のH・グラントは安心して観れる役者の一人だが、今回は彼よりもマーカス役のN・ホルトが良い。主役級の子役というと可愛らしくて知的な感じが多いんだけど、この子はほどよく不細工で愛嬌がないところが良い。これがD・ファニングやH・J・オスメント、M・カルキン辺りだとそれはそれで良いのかもしれないが、あっさり感情移入し難くなるだろう。
イギリスの雰囲気が漂う映像と耳に残る『キリング・ミー・ソフトリー』は実に印象的。特に大きな山場もないまま予定調和のごとくラストまで流れていくのだがそれが心地よく、ウィル(H・グラント)やフィオナ(T・コレット)の気持ちもその変化もすんなり染みてくる。実はかなり重いテーマだと思うのだが、観ていてそれほど苦しくならない。不思議な感覚を残してくれた。

キャストクレジットにR・ワイズを書いておきながら、『ハムナプトラ』シリーズでヒロインを演じていたことに今更気が付いた。結構重要な役なのに、全然印象に残らなかったのは、彼女の所為というよりそれだけ主役の二人に釘付けだったからだろう。・・・と誰に言い訳をしているのやら。

原題ABOUT A BOY
製作年2002
製作国アメリカ
時間100
監督クリス・ワイツ
原作ニック・ホーンビィ
脚本ピーター・ヘッジズ
クリス・ワイツ
ポール・ワイツ
撮影レミ・アデファラシン
出演ヒュー・グラント
ニコラス・ホルト
トニー・コレット
レイチェル・ワイズ

2003年5月21日水曜日

リロ&スティッチ

あまり期待してなかったおかげでそこそこ楽しめた。ディズニーらしいハートフルファンタジーだね。スティッチがキュートなのは良いんだが、設定ほど凶暴じゃなかったのは子供向けだからだろうな。そういう意味でスティッチの変化が強引すぎる感があるが、初めからコメディタッチのETのようなつもりで観ればまぁいいんじゃないだろうか。劇中のE・プレスリーをもう少し効果的に使って欲しかったような気もする。

原題LIRO & STITCH
製作年2002
製作国アメリカ
時間86
監督クリス・サンダース
ディーン・デュボア
原作クリス・サンダース
脚本クリス・サンダース
ディーン・デュボア
出演(声)クリストファー・マイケル・サンダース
デイヴィー・チェイス
ティア・カレル
ヴィング・レームズ
デヴィッド・オグデン・スタイアーズケヴィン・マクドナルド

2003年5月20日火曜日

エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画

『フレンズ (第8シーズン)』ではすっかり太っちゃってるM・ペリーがえらくすっきりとしてるんでちょっとびっくり。第6シーズンの終わり頃か第7シーズンの頃に撮影されたと思われる。
期待してたほど抱腹絶倒とはいかないが、相変わらずのボケぶりににっこり。しかし、彼の出演作は数多く観てないけど、もしかして共演者をかなり選ぶんじゃないだろうか。『フレンズ』でのモニカ(コートニー・コックス)やジョーイ(マット・レブランク)とか『隣のヒットマン』でのジミー(ブルース・ウィリス)みたいに絶妙な間を生む相手がいないと彼のボケは空回りするばっかりな気がする。
今回のお相手はE・ハーレイ(綺麗だよね。カッコイイし。なのだが、彼女の役どころがもうちょっと弾けてると息があったのではないだろうか。しかし、これは脚本とか役作りとかよりも役者との相性と思えなくもない。まだまだ新作が控えてるようなので色んな役者さんとの共演を観てみたい。
ただ、今回に限ってはジョー(M・ペリー)の情けなさが中途半端だった所為もある。もっととことん使えない奴として観たかった。

原題SERVING SARA
製作年2002
製作国アメリカ/ドイツ
時間99
監督レジナルド・ハドリン
脚本ジェイ・シェリック
デヴィッド・ロン
撮影ロバート・ブリンクマン
出演マシュー・ペリー
エリザベス・ハーレイ
ヴィンセント・パストーレ
ブルース・キャンベル
セドリック・ジ・エンターティナー

2003年5月19日月曜日

クリスティーナの好きなコト

こういうお下品な役を演らせたら抜群に巧いC・ディアスが光る一品。思いっきり笑わせてもらった。今回はさらにC・アップルゲイトとS・ブレアの3人で弾けまくり。ベタなギャグと下ネタ満載なので嫌いな人は全くだめかもしれないが、オススメ。
『キューティ・ブロンド』でお堅い役どころを演じてたS・ブレアがキュートで、フェラ中にアレに付けたピアスがノドに引っかかって涙を流してるシークエンスはツボにはまった。ストーリーは単純明快。日本ではあまり見かけないが、仲良し3人組のドタバタコメディは観ててホントに楽しい。

原題THE SWEETEST THING
製作年2002
製作国アメリカ
時間84
監督ロジャー・カンブル
脚本ナンシー・M・ピメンタル
撮影アンソニー・B・リッチモンド
出演キャメロン・ディアス
クリスティーナ・アップルゲイト
セルマ・ブレア
トーマス・ジェーン
ジェイソン・ベイトマン

2003年5月18日日曜日

サラマンダー

SF/ファンタジーは好きだからドラゴンが出てくるというだけで期待してた。舞台設定も中世あたりで、剣を片手にドラゴンと人間との戦闘シーンを勝手に想像してた。良い意味でも悪い意味でも裏切られた。
現代にドラゴンが蘇るってのは十分に面白い。最先端の科学力とドラゴンの戦いにしなかったのも良かった。舞台がイギリスってのも雰囲気が出てて良し。しかし・・・。なんか迫力に欠ける。ドラゴンが1匹ずつでてくる所為か。ラスボス(笑)との戦闘シーンがあっさりしすぎてた所為か。クイン(C・ベイル)とヴァンザン(M・マコノヒー)との対立が中途半端だった所為か。アレックス(I・スコルプコ)とのロマンスが物足りなかった所為か。気になる点は幾らでもある。『マッドマックス』と『ゴジラ』と『ドラゴンスレイヤー』を足したような作品だが魅力的な化学反応はでなかったということか。ちょっと残念。
M・マコノヒーのスキンヘッドでマッチョなところは『エドtv』でみせた気の良いにいちゃんとは全く正反対。しかしこれがまたカッコイイ。ヴァンザンの最期はやっぱりなと思わせるが、漢だ。
C・ベイルは初めて観たんだけど、かなり人気のある実力派だとか。彼の出演してるメジャー作品『太陽の帝国(子役)』や『若草物語(ウィノナ・ライダーの相手役)』『アメリカン・サイコ』『コレリ大尉のマンドリン』『リベリオン』は全て未見。こんなこともあるんだな。要チェックや!←彦一(スラムダンク)風に
I・スコルプコと言えば、『007/ゴールデンアイ』でボンドガールを演じた女優さん。『バーティカル・リミット』のモニク役での印象が強い。強い目が好きだ。同年代なのでこれからもっと出てくることだろう。

原題REIGN OF FIRE
製作年2002
製作国アメリカ
イギリス
時間103
監督ロブ・ボウマン
原作グレッグ・チャボット
ケヴィン・ペテルカ
脚本グレッグ・チャボット
ケヴィン・ペテルカ
マット・グリーンバーグ
撮影トム・ノーブル
出演クリスチャン・ベイル
マシュー・マコノヒー
イザベラ・スコルプコ
ジェラード・バトラー

2003年5月17日土曜日

ジョンQ ‐最後の決断‐

D・ワシントンが画面にいるだけで骨太なドラマの印象を受けてしまうのはこの人の持つ独特の雰囲気なんだろうな。もちろん内容自体、病院のあり方や問題だらけの保険制度、父子愛を描いた骨太な作品なんだけど、ストーリーの流れは危うい。焦点を絞ってるだけにそこに関わる他の問題が破綻している。まぁ、そんなことを気にしてるとどんな物語も観ることができなくなるんだけどね。
問題提起の立場とエンターテイメントとしての物語の構成を両立するのは難しいが、この作品では割と成功してると思う。そういう意味でラストの法廷シーンは、ドラマ的には蛇足かと思われたがしっかりと犯罪は犯罪と言い切ることで落ち着くところに落ち着いた。
これを観て考えることは沢山あるが、一番印象に残ったのは家族愛。ジョン(D・ワシントン)の行動はもちろん、母親(キンバリー・エリス)や友人が「何が起ころうと私はジョンの味方」と当然のように言い切るところは、アメリカ的だなぁと。もちろんそう言える友人はいるが、親類に関しては先に「人様に迷惑かけて・・・」と思うのがまだまだ日本的だろう。
しかし、ハッピーエンドよりもクライマックスでジョンの心臓を使うほうが泣けたと思うのは人でなしだろうか。

原題JOHN Q
製作年2002
製作国アメリカ
時間116
監督ニック・カサヴェテス
脚本ジェームズ・カーンズ
撮影ロジェ・ストファーズ
出演デンゼル・ワシントン
ロバート・デュバル
ジェームズ・ウッズ
アン・ヘッシュ
エディ・グリフィン
レイ・リオッタ
ショーン・ハトシー

2003年5月16日金曜日

火山高

こういう作品は頭を空っぽにして観ないと損をする。だから『少林サッカー』を観るようなつもりで観た。・・・のだが、あまり笑えない。冒頭からの『マトリックス』的アクションでほぉと思ったのもつかの間。すぐ飽きた。主人公のキム(J・ヒョク)が弱すぎ。これ以上転校できないからといって我慢するのはいいのだが、それが終盤近くまで何度も繰り返されるとちっとも面白くない。逆にフラストレーションが溜まってしまう。
劇画調ではないコミックムービーを狙ってるのも良いんだけどあまりにも展開がバラバラ。理解できないとは言わないが、無駄なカットが多い。登場人物が多すぎるのも問題じゃなかろうか。期待させるだけ期待させておいて結局たいした役割もなく存在するキャラクターも一人や二人ではない。戦闘シーンもカット割が多すぎてせっかくのアクションが台無し。
ただ、映像は綺麗だった。全編をフレームごとにデジタル色補正をしたという手間を掛けただけあって、モノトーン調でいてメタリックな画面はそれだけで美しかった。
もう少し脚本を弄れば絶対面白くなるのになぁ。残念だ。

原題WASANGO
製作年2001
製作国韓国
時間108
監督キム・テギュン
原作ソ・ドン・ホン
脚本キム・テギュン
チョン・アンチョル
パク・ホンス
ホ・ギュン
撮影チェ・ヨンテク
出演チャン・ヒョク
キム・スロ
クォン・サンウ
シン・ミナ
チェ・シア
ユン・ムンシク
ピョン・ヒボン

2003年5月15日木曜日

アメリカン・スウィートハート

これだけ豪華なキャストが揃えば、焦点がボケるのは必至と思ったらやっぱり。ラブコメディと言うにはキキ(J・ロバーツ)とエディ(J・キューザック)の関係に盛り上がりが欠ける。ただ、業界の裏舞台を観せるという意味では主役級が揃うだけでばっちり雰囲気が伝わってくる。その辺りを笑ってしまえという観方をすれば十分に笑える。それぞれのキャラクターをワザと際立たせてるんだろうし、現実的になってしまえば酷評になるのはわかるが、もっと気楽に観るのが正しい観方だろう。お金を使った悪ノリというところだ。そういう意味で全員主役でしょう。誰を中心に観るかは観客の好み次第ということで。ちなみに初見ではリー(B・クリスタル)中心で観た。
クレジットをチェックしてて初めて気が付いた人がいた。ハル・ワイドマン役のC・ウォーケン。汚い長髪と髭で全然気が付かなかった。よく見れば確かにそう。相変わらずの怪人ぶりで嬉しくなったが、ひと目で気が付きかなかったのが悔しい。

原題AMERICA'S SWEETHEARTS
製作年2001
製作国アメリカ
時間103
監督ジョー・ロス
脚本ビリー・クリスタル
ピーター・トラン
撮影フェドン・パパマイケル
出演ジュリア・ロバーツ
ジョン・キューザック
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ビリー・クリスタル
ハンク・アザリア
クリストファー・ウォーケン
スタンリー・トゥッチ

2003年5月14日水曜日

ギリーは首ったけ

『メリーに首ったけ』の面白さを期待して観たが、全くの別物。ストーリーも人物設定も『メリーに首ったけ』とほぼ同じだし、ファレリー兄弟のテイストはしっかり出てるものの、監督が違うせいか障害者や動物を笑いにする悪趣味さだけが浮き彫りになってしまってる気がする分笑いが乾いてしまってイマイチ。普通のコメディにした方が面白かったと思われる。劇場未公開なのも頷ける。
H・グレアムがもう一つパッとしないし、C・クラインはコメディに慣れてないのかキレがない。S・フィールドだけが際立って空回りしてるのが残念でならない。

原題SAY IT ISN'T SO
製作年2001
製作国アメリカ
時間96
監督ジェームズ・B・ロジャーズ
脚本ピーター・ゴールク
ジェリー・スワロー
撮影マーク・アーウィン
出演ヘザー・グレアム
クリス・クライン
オーランド・ジョーンズ
サリー・フィールド
リチャード・ジェンキンス
ジョン・ロスマン

2003年5月13日火曜日

スパイキッズ

A・バンデラスはもちろん、A・カミング(『007/ゴールデンアイ』)やD・トレホ(『コン・エアー』)R・パトリック(『ターミネーター2』)、C・マリン(『刑事ナッシュ・ブリッジス(TV)』)から果てはG・クルーニーに至るまで、個性的な役者が微妙にズレた役どころを演じるところを観るだけでも価値はある。
はじめは子供向きの映画と小ばかにしてたところがあったのだが、大いに期待を外してくれた。これが妙に面白い。親指くんがでてきたときには『親指タイタニック』『親指スター・ウォーズ』を思い出してずっこけたし、007ばりの新兵器を惜しげもなくさらっと使うところや、子供を対象にしてるとは思うのだが、大人もちゃんと視野に入れての小技が効いてて、観てて飽きなかった。(だめだとわかっていても)つい続編に期待してしまう。

原題SPY KIDS
製作年2001
製作国アメリカ
時間88
監督ロバート・ロドリゲス
脚本ロバート・ロドリゲス
撮影ギレルモ・ナヴァロ
出演アントニオ・バンデラス
カーラ・グギーノ
アレクサ・ヴェガ
ダリル・サバラ
アラン・カミング
トニー・シャローブ
ロバート・パトリック
ダニー・トレホ
チーチ・マリン
ジョージ・クルーニー

2003年5月12日月曜日

マルホランド・ドライブ

やられた。公開前にJTBが主催した“マルホランドドライブツアー”があったとか、『ツインピークス』(未見)よりも面白いとか、テレビ用に企画されたけど最終的に映画メディアに乗せた、程度の情報は知っていたが、ミステリーであることすら知らず、内容は全く知らないまま観た。ぐいぐい引っ張られる。しかし途中、あのブルーボックスに鍵を差し込んだ瞬間からパニックに陥る。ストーリーを(自分なりに)把握するのに5分ほど掛かり、色々と考えながら後半を観た。そして最後の瞬間に解釈の方向が間違ってたことに気づかされる。熱烈なファンが様々なサイトで多種多様に論議をしているようだが、一応自分なりの解釈を得るまで観終えてからじっくり考えたが、ここに説明するほどのスペースはないので“死の瞬間の夢”だろうとだけ書いておく。
N・ワッツの初々しい感じはすごく可愛かった。同年代とは思えない可愛らしさはさすがに女優というところか。ご多分に漏れず惚れそうになる。L・ハリングとのラブシーンにはびっくりしたが、いやらしさを感じたのはむしろ最後まで観終えた後に思い出した時だった。それだけ純粋なベティ/ダイアン(N・ワッツ)の想いが画面上で先に立ったということだろう。リタ/カミーラ(L・ハリング)は残念ながらベティ/ダイアンがそれほどまでに好きになるような女性には見えなくて(単に好みの問題だろうが)少し残念。
D・リンチといえば『エレファント・マン』『イレイザー・ヘッド』しか知らないのだが、巨匠と呼ばれるだけあってすっかり魅せられた。もう一度、画面の隅々までチェックしながら観てみたいと思った映画も久しぶりな気がする。こうなるとやっぱり『ツイン・ピークス』も観なならんだろうな。

原題MULHOLLAND DRIVE
製作年2001
製作国アメリカ
時間146
監督デヴィッド・リンチ
脚本デヴィッド・リンチ
撮影ピーター・デミング
出演ナオミ・ワッツ
ローラ・ハリング
アン・ミラー
ジャスティン・セロー

2003年5月11日日曜日

グリーン・デスティニー

後からじわじわと沁みてくる。結局3回観直した。初見では最初の30分で飽きてしまったが、最後まで観る価値はある。
あのフワフワとしたワイヤーワークの動きは香港映画特有の“型”だそうで、中国武侠ものの登場人物は空を自由に飛ぶことができるというのが前提らしい。だけどそんな知識は別にしても、戦いのシーンはカメラワークも含めて優雅で驚異的。竹林のシーンは特に息を呑むほど美しい。
アジアンテイストのゆったりとしたロマンスとハリウッド的な洗練さが巧くマッチした作品に仕上がってる。
リー(C・ユンファ)の役はジェット・リーが候補に上がってたという話も聞くが、アクションよりもドラマ中心で観るとあの雰囲気はC・ユンファならではだろう。イェン(Z・ツィイー)も十分に可愛いのだがあまりの我侭ぶりだし、ロー(C・チェン)がどうも頼りなくて、この二人の恋愛よりリーとシューリン(M・ヨー)との大人の恋愛が切なくて感情移入しやすかった。
さらに、全編を通じて醸しだされる雰囲気は映像の美しさもさることながら、ヨーヨー・マのチェロが負うところが大きい。
ストーリーに関して、細かい突っ込みができないこともないのだが、そんなことは気にしないでおこう。

原題臥虎藏龍
CROUDHING TIGER, HIDDEN DRAGON
製作年2000
製作国アメリカ
中国
時間120
監督アン・リー
原作ワン・ドウルー
脚本ワン・ホエリン
ジェームズ・シェイマス
ツァイ・クォジュン
撮影ピーター・パオ
出演チョウ・ユンファ
ミシェル・ヨー
チャン・ツィイー
チャン・チェン

2003年5月10日土曜日

13F

『マトリックス』の世界観を別の角度から描くとこうなるのかって感じでしょうかね。サスペンスを期待するとちょっと違うかな。でもSFかというとベースの部分だけだし。これといって目立つ部分はないんだけど、結構面白かった。
仮想空間に“生きてる”人物に意識をダウンロードするっていうのは面白いシチュエーションだな。倫理的に問題がありそうだけど。それと“境界”の作り方にそもそも問題があるような気がするのだが・・・。
そうそう、ナターシャ/ジェイン(G・モル)が千秋に見えて仕方なかった。

原題THE THIRTEENTH FLOOR
製作年1999
製作国アメリカ
時間100
監督ジョセフ・ラスナック
原作ダニエル・ガロイー
脚本ジョセフ・ラスナック
ラヴェル・センテノ=ロドリゲス
撮影ウェディゴ・フォン・シュルツェンドーフ
出演クレイグ・ビアーコ
グレッチェン・モル
ヴィンセント・ドノフリオ
アーミン・ミューラー=スタール
デニス・ヘイスバート

2003年5月9日金曜日

恋におぼれて

マギー(M・ライアン)の外向的なイカレぶりとサム(M・ブロデリック)の内向的なイカレぶりが上手くコメディとしてまとまってる。が、あんなこと本気でやられたら怖すぎる。’97というとストーカーという言葉が流行ってた時期だと思うのだが、そう感じさせないのは主役の二人の雰囲気の為せる技だろうな。
M・ブロデリックがあの『ウォー・ゲーム』で天才ハッカーの子役だったとは。割と色んなところで観かける気がするが、『ファミリー・ビジネス』での役が印象的。もっとコメディで大成してもよさそうなもんだが,イマイチパンチにかけるというか一昔前に流行った顔というか・・・。好きなんだけどなぁ。
それにしても後半主役の二人が盛り上がる横で可笑しくも哀れな男を演じながら、彼が居なければラストはちっとも面白くなかっただろうと思わせたアントン(T・カリョ)が『ニキータ』や『ジャンヌ・ダルク』で渋さ満点で出演してた人と同一人物とは思えない。誉め言葉です、念のため。思わず背中を掻いてあげたくなった。

原題ADDICTED TO LOVE
製作年1997
製作国アメリカ
時間100
監督グリフィン・ダン
脚本ロバート・ゴードン
撮影アンドリュー・ダン
出演メグ・ライアン
マシュー・ブロデリック
ケリー・プレストン
チェッキー・カリョ

2003年5月8日木曜日

あなたが寝てる間に・・・

S・ブロックの魅力を楽しむ作品。彼女と掛け合いのできる相手が居ればもっと笑えると思うのだが、その辺りのキャスティングはわざとかな。しっとりとほんわかするにはちょうどいいかもしれない。劇中の時期がクリスマスなので、冬の深夜放送で恋人と一緒にベッドの中で布団にくるまって観れば良い感じだな。
本来ならシカゴという舞台がもっと気分を盛り上げてくれる要素になりそうなのだが、残念ながら外国人には難しい。

原題WHILE YOU WERE SLEEPING
製作年1995
製作国アメリカ
時間103
監督ジョン・タートルトーブ
脚本ダニエル・G・サリヴァン
フレデリック・リボウ
撮影フェドン・パパマイケル
出演サンドラ・ブロック
ビル・プルマン
ピーター・ギャラガー
ピーター・ボイル
ジャック・ウォーデン

2003年5月7日水曜日

ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)

シリーズ第14作目
ドラえもんの映画は全部観た(最新を除く)と思っていたがこれは初めて観た。ちょっとびっくり。そのおかげか、かなり新鮮に観ることができた。
今までのドラえもん映画の雰囲気とは少し違う展開が面白かった。なにせ冒険に出るきっかけはパパだし、いつも5人揃って困難に立ち向かうのにドラえもんが早々に離脱してしまうし。どうすんだよ、と思ったらのび太のドラえもんに対する友情(ある意味依存度とも言えるが)は強かった。ちょっぴりほろりとする良い感じ。
それにしても毎回色々と出てくる道具だが、今回は目新しいものがあった。その名も“ミニドラ”。どんな性能があるのか不明だが、壊れたドラえもんを修理するくらいの性能はあるみたいだ。さらに驚いたのが“荷物はこび用荷物”。なんだそりゃ?荷物運びのロボットが荷物がないと困ると言うので出てくる道具(?)だがこれはかなり笑った。他にも“絶対安全救命いかだ”“迷路捜査ボール”などこの映画でしか観れない道具もあって面白かった。
年々ドラえもんワールドから遠ざかってる気がしていたが、まだまだ堪能できるんだと安心させてくれた。
クライマックスの♪いーとーまきまき、いーとーまきまき♪にはずっこけたが。

原題ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)
製作年1993
製作国日本
時間100
監督芝山努
原作藤子・F・不二雄
脚本藤子・F・不二雄
撮影刑部徹
高橋秀子
出演(声)大山のぶ代
小原乃梨子
肘付兼太
たてかべ和也

2003年5月6日火曜日

ドラえもん のび太の宇宙開拓史


シリーズ第2作目。
この作品では静ちゃんが皆のことを“くん”で呼んでるんだね。顔つきが旧テレビシリーズに近いくて懐かしい。そういえば全員で冒険するという感じのないストーリーは珍しいんではないだろうか。わくわく感が少し足りないんだよね。でも、ベタな笑いは初期のシリーズならでは。
すでに感情移入して観ることより懐古的に観てしまう年齢になってしまったんだなぁとつくづく感じてしまった。

原題ドラえもん のび太の宇宙開拓史
製作年1981
製作国日本
時間91
監督西牧秀夫
原作藤子不二雄
脚本藤子不二雄
撮影小池彰
出演(声)大山のぶ代
小原乃梨子
肘付兼太
たてかべ和也
野村道子

2003年5月5日月曜日

吸血処女イレーナ・鮮血のエクスタシー

古い洋モノのAVを観た気分。ってゆーかそのまま。しかも絡みシーンは最低。ある意味笑えるがそれだけで90分近くはさすがに辛いものがある。
この監督、撮影も編集も自分でやってしかも出演までしてるというツワモノ。最近なら素人でももうちょっとマシな映画を撮るだろうってくらい。こんなの良く劇場で上映したよなぁ(日本では劇場未公開)。この人、6つものフィルムネームを使ってるみたいだけど、全部エロティックホラー系の映画ばっかり撮ってるみたい。『ダーティ・プリズン』とか『エマニュエル 魔性の誘惑』とか他にも幾つか深夜TV映画で観たことあるようなタイトルがフルモグラフィに並んでたし。ちょっとびっくり。それにしては・・・初期の作品ってことか。
L・ロメイの出演作はほとんど彼の監督作品だわ。題名からして全作で脱いでるんだろうな。
吸血鬼ファンとして邦題に惹かれて観たが、吸血鬼の設定にする必要が全くないってのも笑える。中々見る機会はないだろうけど、チャンスがあれば是非どうぞ。延々イマイチなHシーンが続くから。

原題LES AVALEUSES
製作年1973
製作国フランス
スペイン
時間86
監督J・P・ジョンソン(ジェス・フランコ)
撮影ジョーン・ヴィンセント(ジェス・フランコ)
出演リナ・ロメイ
アリス・アルノ
ジャック・テイラー
モニカ・スウィン
ジェス・フランコ

2003年5月4日日曜日

ティファニーで朝食を

ファーストシーンのオードリー・ヘプバーンが最高に綺麗で可愛い。それだけで幸せになれる。さらにバックに流れる『ムーン・リバー』が醸し出すニューヨークの雰囲気がこれまた最高。この映画はこのシーンとサウンドトラックだけで良かったと言える。
全体的にオシャレで軽いタッチなのは良いのだが、感情移入がし辛くラストシーンで泣けたり、ほぅとため息を漏らしたりする盛り上がりに欠ける気がする。ポール(G・ペパード)が少し物足りない気がしたのだが、どうだろう?
本筋と関係ない部分で面白かった。例えば階上のMr.ユニオシ(M・ルーニー)の人物設定とかティファニーの販売員(J・マクガイバー)の対応(あんなことほんとにお願いしてみたい)とか、あの猫ちゃんとか、ね。

原題BREAKFAST AT TIFFANY'S
製作年1961
製作国アメリカ
時間114
監督ブレイク・エドワーズ
原作トルーマン・カポーティ
脚本ジョージ・アクセルロッド
撮影フランツ・プラナー
出演オードリー・ヘプバーン
ジョージ・ペパード
ミッキー・ルーニー
パトリシア・ニール

2003年5月3日土曜日

ローマの休日

なんにも考えずに、ただA・ヘプバーンの可愛らしさにくぎ付けで2時間が過ぎる。ラストシーンでジョー(G・ペック)が謁見場から立ち去ってから初めてはて?と考える。この映画の素晴らしさとは?
名作と謳われ、オードリー・ヘプバーンのアメリカ映画デビュー作にしてアカデミー賞主演女優賞を初め3部門制覇だとか、原案のイアン・マクレラン・ハンターは赤狩りから逃れるためのダルトン・トランボの偽名で、当時の社会背景をロマンスでオブラートに包んだ思想映画だとか、グレゴリー・ペックの演技は木偶だとか、イーデス・ヘッドによる衣装が良いとか、真実の口でのシークエンスでのアン(A・ヘプバーン)の驚きは演技じゃなかったとか、色々と語ることはあるのだろうが、そんなことはどうでもいい。
どんな風にでも観ている間に(できれば観終わった後も)その世界にどっぷりと浸れるような作品が僕にとっての良い作品。そういう意味でこれはやっぱり良い作品。
誰がなんと言おうと彼女の笑顔は忘れられない。それだけで満足。

原題ROMAN HOLIDAY
製作年1953
製作国アメリカ
時間118
監督ウィリアム・ワイラー
原案イアン・マクレラン・ハンター
脚本イアン・マクレアン・ハンター
ジョン・ダイトン
撮影フランク・F・プラナー
アンリ・アルカン
出演オードリー・ヘプバーン
グレゴリー・ペック
エディ・アルバート

2003年5月2日金曜日

13ゴースト

設定は面白いと思った。映像もセットも綺麗だし、見せ方も巧い。だけど、怖くない。これはホラーとしては致命的。
ウィリアム・キャッスル監督の60年に製作された同名映画のリメイクだということだが、下手に技術が進んでない分オリジナルの方が怖いんじゃないだろうか。ただ、完全リメイクだからなぁ。
家族愛がテーマになっちゃってるから怖さがでない。せっかく魅力的な12人ものゴーストが出演してるんだから彼らに関して本編で掘り下げをしてもらえるともうちょっと怖くなったかもしれないと思うと残念だ。

原題THIR13EN GHOSTS
製作年2001
製作国アメリカ
時間100
監督スティーヴ・ベック
原作ロブ・ホワイト
脚本ニール・マーシャル・スティーヴンス
リチャード・ドヴィディオ
撮影ゲイル・タッタサール
出演トニー・シャローブ
エンベス・デイヴィッツ
マシュー・リラード
シャノン・エリザベス
F・マーレイ・エイブラハム

2003年5月1日木曜日

リベリオン


未来世界を描く作品は数多くあるが、なんとなく『ガタカ』を思い出した。いや、比べる必要もないくらい全く違うものなんだが、管理された未来都市の閉塞感というか画面の陰鬱さというか・・・。もっともこの作品はあくまでアクションであり、未来がどうとか人間の尊厳がこうとかいうところを描こうとしてるわけでなく、K・ウィマー監督が考案したという“ガン=カタ”をやりたかっただけだと思われる。それだけに(思わず「おいおい・・・」と突っ込んでしまいたくなるが)戦闘シーンは迫力あるし、観てて綺麗だ。この“ガン=カタ”をもっと突き詰めていっそのことメインにしちゃった映画を作っても案外売れるんじゃないだろうか。
C・ベイルに関して出演順とは逆に『サラマンダー』を先に観てしまったが、こっちの方がカッコイイ。

原題EQUILIBRIUM
製作年2002
製作国アメリカ
時間106
監督カート・ウィマー
脚本カート・ウィマー
撮影ディオン・ビープ
出演クリスチャン・ベイル
エミリー・ワトソン
テイ・ディグス
アンガス・マクファーデン
ショーン・ビーン