2004年6月18日金曜日

座頭市

これは座頭市という名を借りただけの全く違う作品であることを認識してから観るべきだろう。観ればすぐ分かる。座頭市である必要が全くないのだから。
金髪であることや、タップダンス、CGを多用した派手な血しぶきなども別に賛否両論でるほどのことはない。時代劇という形態をとったエンターテイメントなんだから。そういう意味ではさすが北野監督というべきだろう。少々臭すぎる演出が鼻につかないこともないが、それは彼のスタイルだしね。
某局のかくし芸大会の延長という意見もあるが、それも良し。これは確かに面白い。ただ、名作というにはお遊びが過ぎるだけ。
色々と細かいところで日本映画に対するこだわりみたいなものがあるようだから、一度は観ても損はない。

原題座頭市
製作年2003
製作国日本
時間115
監督北野武
原作子母沢寛
脚本北野武
撮影柳島克己
出演ビートたけし
浅野忠信
夏川結衣
大楠道代
橘大五郎
大家由祐子
ガダルカナル・タカ
石倉三郎
柄本明

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