2004年8月15日日曜日

シュレック2

前作は全く面白いと思わなかったのだが、今回は結構良かった。随所にちりばめられた他作品のパロディや長靴を履いた猫(A・バンデラス)のアップシーン、クライマックスで流れる曲等、中々くすぐられるものがある。ターゲットを大人にした路線変更は正解だろう。
ブラックユーモアと存在そのものを笑いにしようとして失敗してたドンキー(E・マーフィ)も今回は控えめにしていたのも結果的に良かったのではないか。前作でドンキーと共にシュレック(M・マイヤーズ)とフィオナ(C・ディアス)が暴れていたせいで浮ついたドタバタ劇になっていた感があったが、今回この3人が落ち着いていて、周りが大騒ぎするという展開だから安心して観ていられたと思われる。そういう意味では全体的にパワーダウンしたとも取れるが、しっとりとした大人のファンタジーに仕上がったと言っておこう。

原題SHREK 2
製作年2004
製作国アメリカ
時間93
監督アンドリュー・アダムソン
原作ウィリアム・スタイグ
原案アンドリュー・アダムソン
脚本J・デヴィッド・ステム
ジョー・スティルマン
デヴィッド・N・ワイス
アンドリュー・アダムソン
出演(声)マイク・マイヤーズ
エディ・マーフィ
キャメロン・ディアス
アントニオ・バンデラス
ジュリー・アンドリュース
ジョン・クリーズ
ルパート・エヴェレット
ジェニファー・ソーンダース

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