2009年4月29日水曜日

ランボー 最後の戦場

なんか観てて力入った(笑)
近年これだけ単純明快でパワフルな作品はないんじゃなかろうか。ほじくれば色々とあるのかもしれないが、考えながら観たらダメでしょ。かなりエグい描写もあってプライベートライアンを思い出して目を背けそうになったけど、ランボーの暴れぶりからすると中途半端じゃなくて逆に良かった。
また、主役が過去の栄光にすがって監督と脚本をやってしまったってとこでかなり痛い作品になるんじゃないかと、怖いもの見たさだったんだけど、凄く良い意味で裏切られた。余計なストーリーや人物描写も可能な限りそぎ落とされながらも、動機付けとしてヒロインに向ける微妙なランボーの視線があったり。過去のシリーズで常に裏切られ続けてきた彼が、今回は単にフラれたってことがなんか清々しい(笑)
スタローン自身は衰えたこと以上に演技は昔のまんまで役者としてはやっぱりどうかと思うが、全て意図した通りかどうかは別にして、シリーズの締めくくりとして完成度が高いと思う。うん、楽しかった。
原題:RAMBO
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:90
監督:シルヴェスター・スタローン
キャラクター創造:デヴィッド・マレル
脚本:シルヴェスター・スタローン
アート・モンテラステリ
撮影:グレン・マクファーソン
出演:シルヴェスター・スタローン
ジュリー・ベンツ
ポール・シュルツ
マシュー・マースデン
グレアム・マクタヴィッシュ
レイ・ガイエゴス
ティム・カン
ジェイク・ラ・ボッツ
マウン・マウン・キン
ケン・ハワード

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