2009年9月5日土曜日

再会の街で


多少のあざとさや非現実的なことはさておき、A・サンドラーの容姿と演技に軽い感動を得た。D・チードルも適役で好演。特別この二人の間に何かを感じたわけでもないけど、(生活レベルは別にして)普通の人という感じが良かった。
最初に胡散臭く感じるかどうかで随分評価が変わりそう。はっきり言って9.11とか絡める必要はないし、生活手段に困らないだけの裕福さに反感を得ることもあるかもしれない。医学的な根拠という以前にただの甘えに近いチャーリー(A・サンドラー)の行動とか、変に未来を示唆するような登場人物とか、無駄や矛盾が多く見える。が、初見ではあまり深く考えないようにしてるお陰で、その辺りは全く気にせずにチャーリーが告白を始めるシーンとか、義理の母親に挨拶するシーンとかでマジ泣きしてしまった。

A・サンドラーって凄く真面目な人なんだろうなと感じた。コメディやるよりシリアスドラマ系に転向したほうが良いんじゃないだろうか。

原題:REIGN OVER ME
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:124
監督:マイク・バインダー
脚本:マイク・バインダー
撮影:ラス・オルソーブルック
出演:アダム・サンドラー
ドン・チードル
ジェイダ・ピンケット=スミス
リヴ・タイラー
サフロン・バロウズ
ドナルド・サザーランド
マイク・バインダー
ロバート・クライン
メリンダ・ディロン
ジョン・デ・ランシー
レエ・アレン

0 件のコメント: