2008年9月8日月曜日

クワイエットルームにようこそ

切なくて、苦しくて、でも面白い。久しぶりに邦画を観て笑った気がする。観たのはDVDだがこれならスクリーンで観ても見劣りしないかも。いや、大画面で観る意味があるかどうかは別にして。
内田有紀も見事だが、宮藤官九郎が良い。鉄雄(宮藤官九郎)の妙に間の抜けたキャラが重々しくなりそうになるとガス抜きをしてくれる。実際にこんな友人はご遠慮願いたいが。
他のキャストもみんなちぐはぐ感が巧く噛み合ってて凄いなと思う。特に大竹しのぶはさすがというか圧巻というか。なにせ主役を食ってしまわない所が凄いと思う。
主題はめちゃめちゃ重苦しい話なはずなんだけど、俳優陣と脚本のバランスがつぼにはまって面白い。原作でを読んだことはないが、この“間”は映像ならではじゃないだろうか。欲を言えば、もう少し全体の“鬱”のシークエンスを細かくバラして“躁”の中に埋めてしまうと、ラスト直前の“鬱”が際立って、さらにラストシーンでトンネルを抜け出す感じが爽快になると思うのだが。どうだろう。

原題:クワイエットルームにようこそ
製作年:2007
製作国:日本
時間:118
監督:松尾スズキ
原作:松尾スズキ
脚本:松尾スズキ
撮影:岡林昭宏
出演:内田有紀
宮藤官九郎
蒼井優
りょう
妻夫木聡
大竹しのぶ
中村優子
高橋真唯
馬渕英俚可
筒井真理子
宍戸美和公
平岩紙
塚本晋也
平田満
徳井優
峯村リエ
庵野秀明
俵万智

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