かなり重い主題であるにも関わらず、エンターテイメントの体裁を崩していないのは凄いことだと思う。最後の最後まで手に汗握る展開に力が入った。サウジに乗り込む4人の視点・・・いや特にフルーリー捜査官(J・フォックス)とファリス大佐(A・バルフム)の視点がブレずに進むので安心して感情移入ができる。確かに敵味方がはっきりした派手な銃撃戦や格闘があったけど、そこはあまり重要ではない。続く憎しみの負の連鎖を断ち切ることができるかどうかが、この映画のメッセージだと受け取った。J・フォックスが良い。厳しさと優しさ、憎しみと義務感がうまく同居したあの感じ。なかなかカッコ良かった。それから見せ場をしっかり作ったJ・ガーナーもさすがに見栄えする。これからもアクション映画でがんばって欲しいところだ。
決してカタルシスを得られるようなエンディングではないけれど、どっちかというとじくじくと不安と切なさが残ったけど、なぜかほっとした。たいぶ肩に力が入って観てたから疲れたのかもしれない。面白いという表現では合わない気もするがボキャブラリーがないのでとりあえず、面白かった。
| 原題: | THE KINGDOM |
| 製作年: | 2007 |
| 製作国: | アメリカ ドイツ |
| 時間: | 110 |
| 監督: | ピーター・バーグ |
| 脚本: | マシュー・マイケル・カーナハン |
| 撮影: | マウロ・フィオーレ |
| 出演: | ジェイミー・フォックス クリス・クーパー ジェニファー・ガーナー ジェイソン・ベイトマン アシュラフ・バルフム アリ・スリマン ジェレミー・ピヴェン ダニー・ヒューストン リチャード・ジェンキンス カイル・チャンドラー フランシス・フィッシャー オマー・バーデゥニ ウーリ・ガヴリエル アシュレイ・スコット |

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