2008年9月14日日曜日

キングダム/見えざる敵

かなり重い主題であるにも関わらず、エンターテイメントの体裁を崩していないのは凄いことだと思う。最後の最後まで手に汗握る展開に力が入った。サウジに乗り込む4人の視点・・・いや特にフルーリー捜査官(J・フォックス)とファリス大佐(A・バルフム)の視点がブレずに進むので安心して感情移入ができる。確かに敵味方がはっきりした派手な銃撃戦や格闘があったけど、そこはあまり重要ではない。続く憎しみの負の連鎖を断ち切ることができるかどうかが、この映画のメッセージだと受け取った。
J・フォックスが良い。厳しさと優しさ、憎しみと義務感がうまく同居したあの感じ。なかなかカッコ良かった。それから見せ場をしっかり作ったJ・ガーナーもさすがに見栄えする。これからもアクション映画でがんばって欲しいところだ。
決してカタルシスを得られるようなエンディングではないけれど、どっちかというとじくじくと不安と切なさが残ったけど、なぜかほっとした。たいぶ肩に力が入って観てたから疲れたのかもしれない。面白いという表現では合わない気もするがボキャブラリーがないのでとりあえず、面白かった。

原題:THE KINGDOM
製作年:2007
製作国:アメリカ
ドイツ
時間:110
監督:ピーター・バーグ
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
撮影:マウロ・フィオーレ
出演:ジェイミー・フォックス
クリス・クーパー
ジェニファー・ガーナー
ジェイソン・ベイトマン
アシュラフ・バルフム
アリ・スリマン
ジェレミー・ピヴェン
ダニー・ヒューストン
リチャード・ジェンキンス
カイル・チャンドラー
フランシス・フィッシャー
オマー・バーデゥニ
ウーリ・ガヴリエル
アシュレイ・スコット

0 件のコメント: