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2009年9月14日月曜日

ハリー・ポッターと謎のプリンス

ようやくここまできたか、のシリーズ第6作。
既に惰性で観てるのは否めないが、勿論面白くないわけじゃない。今回もハラハラドキドキ、恋に笑いに戦いにと、波乱万丈だし。原作の続きは未読なんだけど、読むか止そうか迷うところ。俳優陣も随分大人になって、もう児童文学の域は超えてる気がする。
あ、でもロマンスが進まないあたりはやっぱりファミリー作品なんだよなぁ。
とはいうものの、あと2作。大団円(?)に向けてまだまだ目が離せない・・・んだろう。



原題:HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE
製作年:2008
製作国:イギリス
アメリカ
時間:154
監督:デヴィッド・イェーツ
原作:J・K・ローリング
脚本:スティーヴ・クローヴス
撮影:ブリュノ・デルボネル
出演:ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
ジム・ブロードベント
ヘレナ・ボナム=カーター
ロビー・コルトレーン
ワーウィック・デイヴィス
マイケル・ガンボン
アラン・リックマン
マギー・スミス
ティモシー・スポール
デヴィッド・シューリス
ジュリー・ウォルターズ
ボニー・ライト
マーク・ウィリアムズ
ジェシー・ケイヴ
フランク・ディレイン
ヒーロー・ファインズ=ティフィン
トム・フェルトン
イヴァナ・リンチ
ヘレン・マックロリー
フレディ・ストローマ
デヴィッド・ブラッドリー
マシュー・ルイス
ナタリア・テナ
ジェマ・ジョーンズ
ケイティ・ルング
デイヴ・レジーノ

2009年9月12日土曜日

殺しのドレス

完全版の方。最近の映画に毒されてるせいか、間の取り方に苛つくんだけど実は巧い。音楽も良いし。教科書になりそうな古典の一つだと思う。サイコサスペンスと言うにはネタと犯人を前半で気付けちゃう辺りが勿体ないんだけどね。それにしてもエロスと殺人はよく似合うね。

原題:DRESSED TO KILL
製作年:1980
製作国:アメリカ
時間:105
監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:ブライアン・デ・パルマ
撮影:ラルフ・ボード
出演:マイケル・ケイン
ナンシー・アレン
アンジー・ディキンソン
キース・ゴードン
デニス・フランツ
デヴィッド・マーグリーズ
ブランドン・マガート

2009年8月23日日曜日

ミラーズ

設定は面白いと思ったけどキャスティングとクライマックスが気にいらない。K・サザーランドは「24」シリーズ抜きにしてもホラーが似合う俳優じゃない。
折角廃墟と鏡というオイシイネタを使っておきながら、百歩譲って精神病棟跡を取り入れたとしても、アレはないわ。これだからハリウッドホラーって…て思うんだよねぇ。

と思ったら韓国ホラーのリメイクだったか。まさかあの展開は元からあったってことはないだろうから、オリジナルも観ておいたほうがよさそうやね。

原題:MIRRORS
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:111
監督:アレクサンドル・アジャ
オリジナル脚本:キム・ソンホ
脚本:アレクサンドル・アジャ
グレゴリー・ルヴァスール
撮影:マキシム・アレクサンドル
出演:キーファー・サザーランド
ポーラ・パットン
エイミー・スマート
メアリー・ベス・ペイル
ジョン・シュラプネル
ジェイソン・フレミング
キャメロン・ボイス
エリカ・グラック
ジュリアン・グローヴァー
ジョシュ・コール
エズラ・バジントン

2009年8月8日土曜日

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!

有志の署名によって日本公開にこぎつけたっていう前評判と「ショーン・オブ・ザ・デッド」の面白さから、結構期待してたんだけど、残念ながらそれを超えることはなかった。そうは言ってもだいぶわらかしてもらった。
小刻みに入れる笑いは好み。ただ、全体的にちょっと間延びした感じ。逆に笑いが細かすぎて、展開が必要以上にだるく感じたのかも。ブラックな描写を軽くみせるのも嫌いじゃないけど、今回の場合誰も死なない脚本の方が面白かったんではないだろうか。

原題:HOT FUZZ
製作年:2007
製作国:イギリス
フランス
時間:120
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト
サイモン・ペッグ
撮影:ジェス・ホール
出演:サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
ジム・ブロードベント
パディ・コンシダイン
ティモシー・ダルトン
ビル・ナイ
ビリー・ホワイトロー
エドワード・ウッドワード
ビル・ベイリー
デヴィッド・ブラッドリー
ケヴィン・エルドン
レイフ・スポール
カール・ジョンソン
オリヴィア・コールマン
ケン・クラナム
ピーター・ワイト
アン・リード
ジュリア・ディーキン
パトリシア・フランクリン
ポール・フリーマン
スチュアート・ウィルソン
アダム・バクストン
ロン・クック
マーティン・フリーマン
ルーシー・パンチ
デヴィッド・スレルフォール
スティーヴン・マーチャント
スティーヴ・クーガン
ケイト・ブランシェット
ピーター・ジャクソン

2009年8月2日日曜日

チェンジリング

良かったとか、面白かったとかとはちと違う。良くできた映画だと思った。じわじわと責められる理不尽に対するコリンズ夫人(アンジー)のイライラと不安がダイレクトに伝わってくる。周囲がそれぞれに利害を計算しつつ立ち振る舞う中、何があろうと一貫して子供の無事を願い続ける母親の姿勢は観ていると切ない。そして巧い。
実際にあった未解決事件が基になっているだけに、作中でも根本的には解決しないまま、カタルシスを用意しておいて、さらに彼女の不安を希望に換えて(ここは私見)エンディング。やっぱり巧い。

原題:CHANGELING
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:142
監督:クリント・イーストウッド
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
撮影:トム・スターン
出演:アンジェリーナ・ジョリー
ジョン・マルコヴィッチ
ジェフリー・ドノヴァン
コルム・フィオール
ジェイソン・バトラー・ハーナー
エイミー・ライアン
マイケル・ケリー
ピーター・ゲレッティ
デニス・オヘア
コルビー・フレンチ
ジェフ・ピアソン
リリー・ナイト

2009年7月29日水曜日

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

…長い!そして怠い!正直、眠気以外は何にも感じなかった。そりゃ確かに個々のシーンは美しいし、色々と想いを馳せるものに仕上がっていたけども…ずーっと一本調子で叙情詩聞かされてれば、そりゃもう眠くもなる。何かと勿体ない感じのする映画だった。
肉体的に年齢が逆転するという発想は面白いと思うし、実はそこ(老人と幼児)には見た目以上の違いはほとんどないという事実にも驚いたが、そこを軸にしたネタが皆無であるのに何を感じ取れと。
逆にいうとその不思議な現象を入れる必要があったのか?普通のロマンスとして描いた方が良かったのでは?
彼の数奇な人生をどう魅せてくれるのか、どうオチをつけてくれるのかをワクワクしてただけにがっかり。
せめてベンジャミン(B・ピット)とデイジー(C・ブランシェット)の恋愛部分をもっと濃く描いてくれたら切なくて泣けたかも知れないのに・・・。残念だ。

原題:THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:167
監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:F・スコット・フィッツジェラルド
原作:エリック・ロス
ロビン・スウィコード
脚本:エリック・ロス
撮影:クラウディオ・ミランダ
出演:ブラッド・ピット
ケイト・ブランシェット
ティルダ・スウィントン
ジェイソン・フレミング
イライアス・コティーズ
ジュリア・オーモンド
エル・ファニング
タラジ・P・ヘンソン
フォーン・A・チェンバーズ
ジョーアンナ・セイラー
マハーシャラルハズバズ・アリ
ジャレッド・ハリス
デヴィッド・ジェンセン
テッド・マンソン
トム・エヴェレット
フィリス・サマーヴィル
ドン・クリーチ
ジョシュア・デローシュ
リッチモンド・アークエット
ジョシュ・スチュワート
イリア・ヴォロック
ジョエル・ビソネット
チャールズ・ヘンリー・ワイソン

2009年6月20日土曜日

容疑者Xの献身

原作は未読。作品として良くできてると思う。冴えない天才の悲哀物語。ガリレオベースでやる必要性は感じなかったが。
石神(堤)に一票入れたい所だけど日本の司法も捨てたもんじゃないと思いたいので、この事件の判決をエピローグで見たかった。裁判員制度も始まったことやし。

原題:容疑者Xの献身
製作年:2008
製作国:日本
時間:128
監督:西谷弘
原作:東野圭吾
脚本:福田靖
撮影:山本英夫
出演:福山雅治
柴咲コウ
北村一輝
松雪泰子
堤真一
ダンカン
長塚圭史
金澤美穂
益岡徹
林泰文
渡辺いっけい
品川祐
真矢みき
鈴木卓爾
東根作寿英
三浦誠己
海老原敬介
青木一
福井裕子
小松彩夏
リリー・フランキー
八木亜希子
石坂浩二
林剛史

福井博章
高山都
伊藤隆大

2008年9月24日水曜日

レディ・イン・ザ・ウォーター

M・N・シャマラン監督作品だということも知らずに観始めて、途中で気がつき、最後で納得してしまった。何かと賛否両論の多い監督だけど、そんなことは抜きにして、どうも感性が合わないというかツボがずれているというか…。別に嫌いでもないんだけどちょっと噛み合わなくて、毎回監督の創造する世界観に惜しいところで入り込めないでいる。唯一すんなり入ったのが『シックス・センス』。でも何が違うのか分からない。
今回は、子供向けのファンタジーというか寝物語で聞かせる絵本がベースになっているということで、展開の強引さや設定の薄さはさほど気にならない。というかオープニングのアニメーションで絵的にも展開的にもほとんど語ってしまっていると感じたので、その続きとしての本編なわけだから、さほど違和感は感じなかった。逆に言えばこのくらい色々とデフォルメされてないと絵本的にならないのでは。
姿を現すスクラントの造詣も、出さなきゃ良いのに…と思いつつも絵本ベースだと思えばさほど無茶とも思わない。『サイン』の宇宙人に比べればよっぽど良くできてるでしょ(笑)監督がどんな思惑を持って映像化しているかなんてのはあまり興味がないので細かい指摘はできないけど、“ベッドで子供に読み聞かせる話”として良くできてると思う。面白かったかと聞かれれば一言では言い難いんだけど。
B・D・ハワードの日本で公開されてる作品はほとんど観てるんだけど、どれも同一人物だと思ってなかった。特に『マンダレイ』と本作での彼女とが同じ俳優だとは知ってからでも重ならない。これを巧いというのかどうかは分からないけど、どちらかといえば『マンダレイ』での彼女が一番人としてのパワーが感じられて好きだ。他の役も含めてストーリー(B・D・ハワード)は臆病過ぎて影が薄すぎる。苛々はしないけど重要人物とは感じれなかった。
まぁ、軽く観るには暗すぎて、腰を据えて観るには薄すぎるっていうのが印象。一応ハッピーエンドなんだけど、達成感も安心感もないという不安定な(というかシャマラン監督らしい)作品なんだろう。

原題:LADY IN THE WATER
製作年:2006
製作国:アメリカ
時間:110
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
撮影:クリストファー・ドイル
出演:ポール・ジアマッティ
ブライス・ダラス・ハワード
フレディ・ロドリゲス
ジェフリー・ライト
ボブ・バラバン
サリタ・チョウドリー
ビル・アーウィン
M・ナイト・シャマラン
ジャレッド・ハリス
シンディ・チャン
メアリー・ベス・ハート
ノア・グレイ=ケイビー
ジョセフ・D・ライトマン
ジューン・キョウコ・ルー
トム・マーデロシアン
トヴァ・フェルドシャー

2008年9月21日日曜日

パーフェクト・ストレンジャー

犯人探しのミステリーって古今東西それこそ星の数ほどあるだろうに、製作側は大変だろうなと変なところに同情してしまう。
さて、煽り文句の割りに評判がよろしくないと聞いていただけに、あまり何も考えずに観たけどそこそこ面白かった。確かに犯人に直前まで気がつかなかったあの展開は巧いと思う。どこが“7分11秒前”なのかは知らないが(笑)。あ、オチはすぐに連想できたけどね。後から考えれば幾つか腑に落ちないところはあるけど、観てる間に気にならかなったので問題なし。でも、全体的に良かったと思えたのは、露出度の割りに脇役だったB・ウィリスと期待通りのG・リビシ、それから相変わらず綺麗なH・ベリーの存在感だろう。
それほど駄作だとは思わないが、良質のミステリーと言うには何かが足りない気がする。なんだろう。

原題:PERFECT STRANGER
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:110
監督:ジェームズ・フォーリー
原案:ジョン・ボーケンキャンプ
脚本:トッド・コマーニキ
撮影:アナスタス・N・ミコス
出演:ハル・ベリー
ブルース・ウィリス
ジョヴァンニ・リビシ
ゲイリー・ドゥーダン
クレア・ルイス
リチャード・ポートナウ
ニッキー・エイコックス
フロレンシア・ロザーノ
ハイジ・クラム
ポーラ・ミランダ
タマラ・フェルドマン

2008年9月19日金曜日

プレステージ

原作を読んだ後に映画化を知って、是非観てみたいと思っていた作品。文章では伝わりにくい奇術師の舞台の様子はさすがに見栄えがする。ミスディレクションはともかくミソになる仕掛け部分は映像にはし難いのではないかと思っていたけど、見事にやってくれました。ネタを知らずに観たらきっとあれよあれよという間にクライマックスを迎えたと思う。
ただ、SF部分は本来の“奇術”という面白さを半減させてしまうのではないだろうかと心配になる。個人的にはニコラ・テスラは好きな偉人なので逆にニヤリとしたんだけど、あれを見てえーっと思った人も少なくないはず。まぁ全体的に力技なんで最後にそこが飲み込めるかどうかが好き嫌いの分かれ目かもしれない。
シャープな感じのH・ジャックマンと少し丸みを帯びたC・ベイルの対比もいい具合。M・ケインとS・ヨハンソンが華を添えて、結構豪華な舞台だよなぁ。

原題:THE PRESTIGE
製作年:2006
製作国:アメリカ
イギリス
時間:130
監督:クリストファー・ノーラン
原作:クリストファー・プリースト
脚本:クリストファー・ノーラン
ジョナサン・ノーラン
撮影:ウォーリー・フィスター
出演:ヒュー・ジャックマン
クリスチャン・ベイル
マイケル・ケイン
スカーレット・ヨハンソン
パイパー・ペラーボ
レベッカ・ホール
デヴィッド・ボウイ
アンディ・サーキス
エドワード・ヒバート
サマンサ・マハリン
ダニエル・デイヴィス
ジム・ピドック
クリストファー・ニーム
マーク・ライアン
ロジャー・リース
ジェイミー・ハリス
ロン・パーキンス
リッキー・ジェイ
モンティ・スチュアート

2008年9月14日日曜日

魍魎の匣

前作『姑獲鳥の夏』に続く“京極堂シリーズ”第2弾。1000頁を超える原作をいかに2時間程度にまとめるかというのが製作の腕の見せ所だろう。雰囲気という意味では前作の方がより原作に近い感じがするが、作品としては今回の方がよくまとまってる気がする。ずいぶんと設定を組み替えることで何とか全体の整合性をとっているんだけど、京極堂の見せ場が薄れてしまっているのと、クライマックスの派手さは無用だったというところが気になる。そういえば眩暈坂が出てこなかったんだけど・・・どうなってるんだ?
さて、関口のキャスティングが長瀬正敏から椎名桔平に変わったのは正解だろう。前作で感じた違和感がなくなった。欲を言えばもう少し神経質な教授肌の役者さんがいいんだけど、全体のバランスではちょうどいいのかもしれない。黒木瞳は予想外だったけどこれもばっちり嵌っていた。ま、もう少し若い人でも・・・。久保と美馬坂は宮藤官九郎と柄本明ではなくて、実は大沢樹生と寺尾明を想像していた。どうだろう?
シリーズとしてこのまま続くのだろうか。折角だから前作映画化して欲しいと思っている。

あ、そうそう。「箱に娘がみっちり・・・」という件は想像と違って隙間だらけだったのが残念。原作を読みながら思い浮かべていた箱には本当に隙間がない状態でみっちりと詰まっていて、それはそれは落ち着く・・・あわわ。

原題:魍魎の匣
製作年:2007
製作国:日本
時間:133
監督:原田眞人
原作:京極夏彦
脚本:原田眞人
撮影:柳島克己
出演:堤真一
阿部寛
椎名桔平
宮迫博之
田中麗奈
黒木瞳
マギー
堀部圭亮
荒川良々
笹野高史
大森博史
大沢樹生
右近健一
寺島咲
谷村美月
清水美砂
篠原涼子
宮藤官九郎
柄本明

2008年8月1日金曜日

ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記

つまらないとは言わないが、前作と同様全体的にそこそこといった感じ。“エンターテイメント”と言うには物足りないけど、“娯楽”と言うには丁度良い。

原題:NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:124
監督:ジョン・タートルトーブ
キャラクタ創造:ジム・カウフ
オーレン・アヴィヴ
チャールズ・シーガース
原案:テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
コーマック・ウィバーリー
マリアンヌ・ウィバーリー
脚本:コーマック・ウィバーリー
マリアンヌ・ウィバーリー
撮影:ジョン・シュワルツマン
アミール・モクリ
出演:ニコラス・ケイジ
ジョン・ヴォイト
ハーヴェイ・カイテル
エド・ハリス
ダイアン・クルーガー
ジャスティン・バーサ
ブルース・グリーンウッド
ヘレン・ミレン
タイ・バーレル
マイケル・メイズ
ティモシー・V・マーフィ
アリシア・コッポラ
アルバート・ホール
ジョエル・グレッチ
クリスチャン・カマルゴ
ブレント・ブリスコー

2008年5月17日土曜日

インランド・エンパイア

難解といえばそうだし、そうでもないといえばそうでもない。やっぱりD・リンチの世界なのね。嫌いじゃないけど、朝っぱらから観る作品ではなかった。彼の作品に関しては様々なところでウンチクが書かれているのでそこはごっそり省く。
3時間という長丁場は、意外にも全く気にならなかった。5つの世界を一つに観るところで酔いそうな感じもないことはないが、展開についていこうとして頭を捻りながらも最後まで乗り切った。確かに疲れたがある意味心地良い。どこかのインタビュー記事にあったが、監督曰く「ストーリーも大事だけどこの映画は音楽を聴くように観て欲しい」と言うとおり、物語として観ると破綻するんだけど、あまり考え込まずに観ると割りにすんなり世界観に入れるような気がした。

原題:INLAND EMPIRE
製作年:2006
製作国:アメリカ
ポーランド
フランス
時間:180
監督:デヴィッド・リンチ
脚本:デヴィッド・リンチ
撮影:デヴィッド・リンチ
エリック・クレーリー
オッド・イエル・サルテル
オーレ・ヨハン・ロシュカ
出演:ローラ・ダーン
ジェレミー・アイアンズ
ハリー・ディーン・スタントン
ジャスティン・セロー
カロリーナ・グルシュカ
スコット・コフィ
グレイス・ザブリスキー
ダイアン・ラッド
ジュリア・オーモンド
アマンダ・フォアマン
ジョーダン・ラッド
スタンリー・カメル
メアリー・スティーンバージェン
ローラ・ハリング
ナスターシャ・キンスキー
マイケル・パレ
ウィリアム・H・メイシー
裕木奈江
ピーター・J・ルーカス
クシシュトフ・マイフシャク
エリック・クレーリー
出演(声):ナオミ・ワッツ

2008年4月27日日曜日

クローバーフィールド/HAKAISHA

これは絶対に映画館で観る方が良い。面白いと思うかどうかは別にして全編ホームビデオのブレる映像から伝わるあの迫力と緊迫感はテレビでは感じないと思われる。ずいぶんと不評もあるようだけど、『ブレアウィッチ』と『グエルム』を足して『宇宙戦争』と『サイン』で割ったようなこの作品は、巧くできていると思う。あ、『スターシップ・トゥルーパーズ』風味もあるか。最初から最後まで蛇足的な説明を一切省いて“編集されていない記録映像を観ただけ”という設定の潔さは良かった。一緒に観た友人たちは説明不足に物足りなさを感じていたようだが、そこは中途半端に後日談なんかのカットが入るとせっかくのドキュメンタリー要素がなくなってしまい一歩引いてしまうことで緊張感と現実感がなくなってしまうと思われる。
それにしても思い切ったことをするなと感じたのは、(どこまでがCGなのか分からないが)手間と金の掛かるようなセットとシーンでも、手ぶれでそのほとんどカメラがパンして横切るだけとかにしちゃってること。そりゃ素人のカメラマンが必死に逃げ惑いながらたまたま映ってるだけという設定なんだから当たり前なんだけどね。どうせなら別角度から全編を同時に撮っていて、別の立場から見た同じ映画を作るとかしても面白いと思うが。・・・あ、でもそれじゃただのアメリカ版ゴジラか。でも別版作ってもそこそこ面白くなると思われる伏線というか設定は結構あったしなぁ、あれをあのまま捨てておくのは勿体ない気がする。
突然降ってきた災厄に訳も分からず逃げ惑う。そして理不尽で不条理な“死”が待っているだけ。というちっともカタルシスのない救われない(しかもラストショットがなお一層ため息を誘う)ラストを迎えるあたり(オープニングで匂わせているので別に驚きもしなかったが)アトラクションムービーと言うにはちょっと辛い。でも途中色々とある矛盾や状況的に無理に思えるカメラの向きや挿入される幾つかのカットも観ている間はほとんど気にならない。85分と短めなのも良かったのだろう。
まぁ、御託はともかく映画館で観て良かった。少なくとも1500円位の価値はあったと思う。DVDが発売されたらきっと重箱の隅をほじくるつもりでレンタルするだろう。そのくらいには面白かった。でもオタク的な好みだし趣味だろうからあまりお勧めはしない。

原題:CLOVERFIELD
製作年:2008
製作国:アメリカ
時間:85
監督:マット・リーヴス
脚本:ドリュー・ゴダード
撮影:マイケル・ボンヴィレイン
出演:マイケル・スタール=デヴィッド
マイク・ヴォーゲル
オデット・ユーストマン
ジェシカ・ルーカス
リジー・キャプラン
T・J・ミラー

2008年4月13日日曜日

LOOP ループ

まあなんというか、ある意味意外性があった。途中にこれでもかっとあからさまに散りばめられている意味深な台詞に気が付いていても全く違う結末を想像していた。んー、観終わってから思い返すとまぁ確かにと思える。低予算ホラーとしてはそこそこ。ただ、コンセプトに満足しちゃってる感じなので、プロットは巧いと思うが恐怖の盛り上げ具合がイマイチ。ラストシーンに全てが凝縮されていることを考えれば、80分というのは長すぎるかもしれない。もうひとひねり欲しいな。もう少し言えば、あのラストシーンの後のループはどうなるのだろうか…。
そうそう、ヒロインがもう少し可愛いと良いんだが。

原題:SALVAGE
製作年:2006
製作国:アメリカ
時間:80
監督:ジェフ・クルック
ジョシュ・クルック
脚本:ジェフ・クルック
ジョシュ・クルック
撮影:ジョン・アシュモア
出演:ローレン・カリー・ルイス
クリス・フェリー
コディ・ダーベ
モーリーン・オランダー
ジョン・ブライリー

2008年3月2日日曜日

親密すぎるうちあけ話

現実にありそうで絶対にありえないような、モテない男とってはつい夢見てしまうような不思議な話。ただ会話が続いていくだけなのに、もだえそうになる官能を感じるのはフランス映画ならでは。登場するたびに変わっていく服装と画面の色合いが、彼女の心理を描写していると言ってしまえばつまらないレビューになってしまうのが、もどかしい。ほどよく隠された彼女の秘密とそのキュートさに、すっかり彼に感情移入してしまって、もっと話を聞きたいと思ってしまう男の純情さ(笑)
結局これはアンナが主人公ではなく、闖入者によって殻をやぶったウィリアムの物語なんだと、ラストシーンで気がついた。

原題CONFIDENCES TROP INTIMES
製作年2004
製作国フランス
時間104
監督パトリス・ルコント
脚本ジェローム・トネール
撮影エドゥアルド・セラ
出演 サンドリーヌ・ボネール
ファブリス・ルキーニ
ミシェル・デュショーソワ
アンヌ・ブロシェ
ジルベール・メルキ

2008年2月23日土曜日

ザ・フォッグ

もっと本格ホラーかと思ったのだが。妙に襲う側の理由付けがされすぎてて怖くない。久しぶりに見たセルマ・ブレアにもっと活躍して欲しかった。主人公の二人は結局逃げ回ってただけだし。

原題:THE FOG
製作年:2005
製作国:アメリカ
カナダ
時間:99
監督:ルパート・ウェインライト
脚本:クーパー・レイン
オリジナル脚本:ジョン・カーペンター
デブラ・ヒル
撮影:ネイサン・ホープ
出演:トム・ウェリング
マギー・グレイス
ラデ・シェルベッジア
デレイ・デイヴィス
ケネス・ウェルシュ
セルマ・ブレア

2006年5月20日土曜日

ダ・ヴィンチ・コード


原題:THE DA VINCI CODE
製作年:2006
製作国:アメリカ
時間:150
監督:ロン・ハワード
原作:ダン・ブラウン
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
撮影:サルヴァトーレ・トチノ
出演:トム・ハンクス
オドレイ・トトゥ
イアン・マッケラン
アルフレッド・モリナ
ジャン・レノ
ポール・ベタニー
ユルゲン・ブロフノウ
エチエンヌ・シコ
ジャン=ピエール・マリエール

2006年3月19日日曜日

NOTHING ナッシング


原題:NOTHING
製作年:2003
製作国:カナダ
時間:89
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
原案:デヴィッド・ヒューレット
脚本:アンドリュー・ロウリー
アンドリュー・ミラー
撮影:デレク・ロジャース
出演:デヴィッド・ヒューレット
アンドリュー・ミラー
ゴードン・ピンセント
マリ=ジョゼ・クローズ
アンドリュー・ロウリー

2006年3月14日火曜日

マインドハンター


原題:MINDHUNTERS
製作年:2004
製作国:アメリカ
時間:101
監督:レニー・ハーリン
原案:ウェイン・クラマー
脚本:ウェイン・クラマー
ケヴィン・ブロドビン
撮影:ロバート・ギャンツ
出演:LL・クール・J
ジョニー・リー・ミラー
キャスリン・モリス
ヴァル・キルマー
クリスチャン・スレイター
パトリシア・ヴェラスケス
クリフトン・コリンズ・Jr
アイオン・ベリー
ウィル・ケンプ