重そうな雰囲気の映画(単に未見時のイメージ)を観るような気分じゃない状態だったんだけど、最後まですっかり引き込まれた。空っぽで二枚目で情けなくて・・こんな役を演らせたらぴか一のH・グラントは安心して観れる役者の一人だが、今回は彼よりもマーカス役のN・ホルトが良い。主役級の子役というと可愛らしくて知的な感じが多いんだけど、この子はほどよく不細工で愛嬌がないところが良い。これがD・ファニングやH・J・オスメント、M・カルキン辺りだとそれはそれで良いのかもしれないが、あっさり感情移入し難くなるだろう。
イギリスの雰囲気が漂う映像と耳に残る『キリング・ミー・ソフトリー』は実に印象的。特に大きな山場もないまま予定調和のごとくラストまで流れていくのだがそれが心地よく、ウィル(H・グラント)やフィオナ(T・コレット)の気持ちもその変化もすんなり染みてくる。実はかなり重いテーマだと思うのだが、観ていてそれほど苦しくならない。不思議な感覚を残してくれた。
キャストクレジットにR・ワイズを書いておきながら、『ハムナプトラ』シリーズでヒロインを演じていたことに今更気が付いた。結構重要な役なのに、全然印象に残らなかったのは、彼女の所為というよりそれだけ主役の二人に釘付けだったからだろう。・・・と誰に言い訳をしているのやら。
| 原題 | ABOUT A BOY |
| 製作年 | 2002 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 100 |
| 監督 | クリス・ワイツ |
| 原作 | ニック・ホーンビィ |
| 脚本 | ピーター・ヘッジズ クリス・ワイツ ポール・ワイツ |
| 撮影 | レミ・アデファラシン |
| 出演 | ヒュー・グラント ニコラス・ホルト トニー・コレット レイチェル・ワイズ |

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