後からじわじわと沁みてくる。結局3回観直した。初見では最初の30分で飽きてしまったが、最後まで観る価値はある。あのフワフワとしたワイヤーワークの動きは香港映画特有の“型”だそうで、中国武侠ものの登場人物は空を自由に飛ぶことができるというのが前提らしい。だけどそんな知識は別にしても、戦いのシーンはカメラワークも含めて優雅で驚異的。竹林のシーンは特に息を呑むほど美しい。
アジアンテイストのゆったりとしたロマンスとハリウッド的な洗練さが巧くマッチした作品に仕上がってる。
リー(C・ユンファ)の役はジェット・リーが候補に上がってたという話も聞くが、アクションよりもドラマ中心で観るとあの雰囲気はC・ユンファならではだろう。イェン(Z・ツィイー)も十分に可愛いのだがあまりの我侭ぶりだし、ロー(C・チェン)がどうも頼りなくて、この二人の恋愛よりリーとシューリン(M・ヨー)との大人の恋愛が切なくて感情移入しやすかった。
さらに、全編を通じて醸しだされる雰囲気は映像の美しさもさることながら、ヨーヨー・マのチェロが負うところが大きい。
ストーリーに関して、細かい突っ込みができないこともないのだが、そんなことは気にしないでおこう。
| 原題 | 臥虎藏龍 CROUDHING TIGER, HIDDEN DRAGON |
| 製作年 | 2000 |
| 製作国 | アメリカ 中国 |
| 時間 | 120 |
| 監督 | アン・リー |
| 原作 | ワン・ドウルー |
| 脚本 | ワン・ホエリン ジェームズ・シェイマス ツァイ・クォジュン |
| 撮影 | ピーター・パオ |
| 出演 | チョウ・ユンファ ミシェル・ヨー チャン・ツィイー チャン・チェン |

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