ボンドシリーズ第17作目。前作の『007/消されたライセンス』から6年のブランクを経てずいぶんと現代風にアレンジされた。冷戦終結後、スパイ物にリアリティがなくなっていく一方で、派手なアクションシーンのリアリティはさておき、スパイ対スパイという構図は違和感がなくて好印象。シリーズとしてのボンドの立場が薄くなっている気がするのは仕方がないことだろう。ピアース・ブロスナンは個人的にファンなので、待ってましたと言いたい。優雅が売りのボンドとしては少し物足りない気もしないでもないが、この際気にしないことにする。ヒロインを演じたイザベラ・スコルプコは可愛いんだけどヒロインとしては物足りない。ファムケ・ヤンセンの色情狂ぶりの方が印象深い。彼女にはもう少し活躍して欲しかった。この後、イザベラ・スコルプコは『バーティカル・リミット』や『サラマンダー』でスクリーンに登場する度にハードでカッコよくなってきている。また、ファムケ・ヤンセンは『パラサイト』や『X-MEN』シリーズ、『アイ・スパイ』などで観かけるが、相変わらずの色っぽさはさすがだ。
恍けたプログラマー役のアラン・カミングは『007』シリーズが持つ雰囲気から浮いた存在でかなりインパクトがあった。彼らしい存在感だ。また、ちょい役だが、チェッキー・カリョを観れたのも嬉しい。
| 原題 | GOLDENEYE |
| 製作年 | 1995 |
| 製作国 | イギリス アメリカ |
| 時間 | 130 |
| 監督 | マーティン・キャンベル |
| 原案 | マイケル・フランス |
| 脚本 | ジェフリー・ケイ ブルース・フィアスティン |
| 撮影 | フィル・メヒュー |
| 出演 | ピアース・ブロスナン ショーン・ビーン イザベラ・スコルプコ ファムケ・ヤンセン ジョー・ドン・ベイカー チェッキー・カリョ ゴッドフリード・ジョン アラン・カミング |

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