実在の使節団の話を基にしたフィクションということで、歴史的背景を知っていれば初めからすんなり入り込めたんだろうけど、さすがに最初は流れを把握するのに戸惑った。効果はあるが迫力と現実味を与えるためだろう戦闘シーンのころころ切り替わるハンディカメラで撮ったような画面構成はあまり好きではない。所々でいいからもう少し引いた画を入れてくれると個々のカッコよさが際立つと思うのだが。『七人の侍』を始めとする黒澤作品を思わせるようなカメラワークとも思えるが、少々くどい気がするのは気のせいではないだろう。しかし、観終わってみれば、変に観せるよりこのほうが良かったのかもしれない。音楽も良かった。
ヨソル(J・ウソン)の寡黙で一途な所やチェ将軍(J・ジンモ~キムタクに見えて仕方がない~)の頑な意地の張り方も良かったが、やはりチン(A・ソンギ)の渋さには適わない。ブヨン姫(Z・ツィイー)はもちろん、登場人物は全てチャーミングで誰にスポットを当てても心を鷲掴みにされる。特にアジア人にはなじみの深い“忠”“義”が主題でもあるだけに、涙を誘われた。
| 原題 | MUSA |
| 製作年 | 2001 |
| 製作国 | 韓国 中国 |
| 時間 | 158 |
| 監督 | キム・ソンス |
| 脚本 | キム・ソンス |
| 撮影 | キム・ヒョング |
| 出演 | チョン・ウソン チュ・ジンモ アン・ソンギ チャン・ツィイー ユー・ロングァン パク・チョンハク パク・ヨンウ ユ・ヘジン |

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