よく出来たサスペンス。『ノボケイン』に続くS・マーティンのシリアスサスペンス。今回は全く笑いの要素なし。彼が出演する意味があったのだろうか疑問ではあるが、面白かったし拾いものをした感があって良し。ある程度先が読める展開ではあるものの、ここまで大掛かりな詐欺となると『ペテン師とサギ師』や『スティング』を思い出す。しかし、如何せん地味。S・マーティンにしても他の出演者も良い味を出しているし、古い映画を思わせる画面構成と落ち着いた雰囲気も良いのだが、それが仇となってる。クライマックスも現実味はあるかもしれないが盛り上がりに欠け、エンターテイメントとしては失敗している。勿体無いというか何と言うか・・・。
ちなみに“スパニッシュ・プリズナー”とは、金持ちの振りをして相手を騙す古典的な詐欺の手法を指すとか。
| 原題 | THE SPANISH PRISONER |
| 製作年 | 1997 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 105 |
| 監督 | デヴィッド・マメット |
| 脚本 | デヴィッド・マメット |
| 撮影 | ガブリエル・ベリスタイン |
| 出演 | キャンベル・スコット ベン・ギャザラ レベッカ・ピジョン スティーヴ・マーティン リッキー・ジェイ フェリシティ・ハフマン リチャード・L・フリードマン |

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