2004年10月3日日曜日

キャリー

有名な作品である割に実は初見。
オープニングのシャワーシーンにどっきり。ホラーとは思えぬ青春ドラマにげんなり。狂気の母親マーガレット(P・ローリー)に哀しくなり、クライマックスですっきりした。ホラーとしてはラストシーンのみで、他はキングらしい物語だろう。
デ・パルマ監督にはなんの思い入れもないが、彼の映像テクニック云々という話はあまりピンとこない。残念なことかもしれないが、これはオンタイムで観ていない、コマ割りや回転、スローなどは当たり前の今の映画を観慣れたせい。
シシー・スペイセクといえば、真っ先に浮かぶのは『タイム・トラベラー』のキュートな母親役。決して美人ではないが、コケティッシュな可愛い人だ。この作品では当時27歳だったそうで、そうは思えない苦悩する清純な高校生を見事に演じている。物語が進むに連れ臆病なだけだった劣等感を持つ内気な女の子が徐々に綺麗になっていく様はさすが。さらにクライマックスでのあの目。怖さ以上に哀しさを感じるあの目と表情は、アカデミー賞を逃したとは言え、圧巻。
クリス役のナンシー・アレンは強烈な印象があると思ったら『ロボコップ』シリーズに出ていたことに思い当たった。彼女の作品はあれしか知らなかったが、それだけインパクトのある女優だと言うことを改めて認識した。もっと色々とメジャー作品に出てても良さそうなのに。
笑ったのはジョン・トラヴォルタ。らしいと言えばらしい役で出ていたが、もうちょっと活躍して欲しかった。

原題CARRIE
製作年1976
製作国アメリカ
時間98
監督ブライアン・デ・パルマ
原作スティーヴン・キング
脚本ローレンス・D・コーエン
撮影マリオ・トッシ
出演シシー・スペイセク
パイパー・ローリー
ウィリアム・カット
ジョン・トラヴォルタ
エイミー・アーヴィング
ナンシー・アレン
ベティ・バックリー
P・J・ソールズ

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