シリーズ18作目にしてピアース・ブロスナン2作目。ピアース・ブロスナンの中ではこれが一番好き。これだけ世の中が変わるとスパイ映画の見せ所も難しいと思うのだが、割り切ったアクション映画として最初から最後まで楽しませてくれた。
ミシェル・ヨーの媚びないヒロインという設定と彼女のカッコよさも見所だろう。残念なのは、ボンドの秘密を知る昔の彼女パリス(テリー・ハッチャー)の存在。折角の面白いキャラクターがあまりにもあっさり扱われてしまっている。もう少し二人の過去に触れるシーンがあっても良かったのではないだろうか。
今回の世界征服を企む敵役エリオット(ジョナサン・プライス)の存在感も良かった。多少の演技過剰は007ならでは。
ストーリー展開も至ってシンプルだし。適度に広げた風呂敷をお約束のQによる秘密兵器やバイクアクションで巧く畳んだという感じ。何段階にも仕組まれたタイムクライシスという展開も、最後まで緊張を持続させてくれた。近代007シリーズのお手本になる作品に仕上がってると思う。
| 原題 | TOMORROW NEVER DIES |
| 製作年 | 1997 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 119 |
| 監督 | ロジャー・スポティスウッド |
| 脚本 | ブルース・フィアスティン |
| 撮影 | ロバート・エルスウィット |
| 出演 | ピアース・ブロスナン ジョナサン・プライス ミシェル・ヨー テリー・ハッチャー リッキー・ジェイ ゲッツ・オットー ジュディ・デンチ デスモンド・リュウェリン サマンサ・ボンド ヴィンセント・スキャヴェリ ジョー・ドン・ベイカー コリン・サーモン |

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