M・デイモンってば好きな役者さんなんだけど、いまいちパッとしないね。当たり役がないせいかね。『オーシャンズ11』や『ラウンダーズ』の役柄も良い感じだったけど、『リプリー』でみせたような静かな狂気をもっと演じて欲しいな。今回はちょっと中途半端な感じ。記憶はないが体が覚えてる暗殺者としての一流の腕というのは十分に魅せてくれたが、あまりにも怯えた理性との違和感がありすぎる。中盤から怒涛の追っかけっこはスピーディで良いのだが、ジェイソン(M・デイモン)の投げやり感がどうにも拭えなくてすっきりしない。分かりやすい脚本に慣れすぎてるのかもしれないが、もうちょっと“前半の訳もわからずに追いかけられるサスペンス要素と後半の反撃に転じるアクション要素をはっきりさせても良かったのではないだろうか。全体的に流れる暗い翳を意識しての演出なら成功してるがエンターテイメントとしてはイマイチ。
嫌いではないが、面白かったとは言い切れない。
| 原題 | THE BOURNE IDENTITY |
| 製作年 | 2002 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 119 |
| 監督 | ダグ・リーマン |
| 原作 | ロバート・ラドラム |
| 脚本 | トニー・ギルロイ |
| 撮影 | オリヴァー・ウッド |
| 出演 | マット・デイモン フランカ・ポテンテ クリス・クーパー |

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