原作は言うまでもなく『アルジャーノンに花束を』。本屋で見かける度に買おうかどうしようか迷ってた。リメイク版も話題になってから、そっちも観たいと思ってた。ただ、予備知識は“なんか泣ける話らしい”ということだけ。ユースケが主演でドラマもやってたようだが、それも観てない。ってかこれは演技が痛くて観れなかったのが正解。もう少しファンタジー要素の強い話かと想像してたが実際は(SFをベースにしてるが)硬派な話。泣ける話ではなかった。一体どこから得た情報だったのか。不思議だ。しかもこんなに古いとは思わなかった。
作品に関しては、ストーリー後半に唐突に入るサイケデリックな映像(古いSF映画にありがち)とその後のヒロインの突然の心変わりにはびっくりした。そこから結末に向けてかなり強引な展開になるんだが、全く方向性の違う二人の監督がそこを境に分けて撮影したかと思うくらい作品の雰囲気が変わる。ラストシーンも意図するところは判るんだが、なんだか尻切れな感じが否めない。前半に散りばめられた人権問題を指摘する伏線を後半でチャーリーの口から言わせるのも性急すぎて戸惑った。
ただ、その中でチャーリーが語る社会の未来像は中々面白かった。今だから笑えるのかもしれないが。それにしてもどうも舞台劇を意識したカット割な気がする。スクリーンじゃなくて舞台でやればもっと面白いと思ったかも。
次は原作を読んでからリメイク版を観てみたい。
| 原題 | CHARLY |
| 製作年 | 1968 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 104 |
| 監督 | ラルフ・ネルソン |
| 原作 | ダニエル・キイス |
| 脚本 | スターリング・シリファント |
| 撮影 | アーサー・J・オーニッツ |
| 出演 | クリフ・ロバートソン クレア・ブルーム リリア・スカラ レオン・ジャーニー |

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