予備知識なしで見た初見の時も良かったが、続編を観た後だとこの作品の面白さがさらに際立つ。全く状況の説明がないまま、登場人物と同じ心境に放り込まれる脚本は秀逸。次に何が起こるのか、どこに向かうのかもわからないまま、ハッピーエンドだかバッドエンドだかそれすらわからないエンディングを迎える。想像力を書き立てられるのが楽しい。登場人物は全てステレオタイプだが、それも脚本としてのキャスティングではなく、作中の黒幕によるそれだと考えれば何を目的として彼らを“CUBE”の中に閉じ込めたのかまで考えることができる。
何にせよ、面白い異色作であることには変わりはないが、続編を作るのは愚の骨頂であることは確か。
| 原題 | CUBE |
| 製作年 | 1997 |
| 製作国 | カナダ |
| 時間 | 91 |
| 監督 | ヴィンチェンゾ・ナタリ |
| 脚本 | ヴィンチェンゾ・ナタリ アンドレ・ビジェリク グレーム・マンソン |
| 撮影 | デレク・ロジャース スコット・スミス |
| 出演 | モーリス・ディーン・ウィン ニコール・デ・ボア デヴィッド・ヒューレット アンドリュー・ミラー ニッキー・グァダーニ ウェイン・ロブソン ジュリアン・リッチングス |

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