2004年6月19日土曜日

ビッグ・フィッシュ

残念ながら、思うほど泣けなかった。ファンタジックな展開は面白く観たが、息子ウィル(B・クラダップ)が父エドワード(A・フィニー/E・マクレガー)に対して感じていたはずの愛情を画面からは全く感じなかった。ただただ困惑するばかりで、クライマックスまで困惑したまま絆を結びなおす暇もなく父は逝ってしまう。これじゃ感情移入ができない。葬儀のシーンをもう少し長くすれば、思い出と共に生き生きとする父を思い返して泣けたかもしれない。
A・フィニーは『エリン・ビロコビッチ』のときのままの気さくな親父。自分の親父だったら大変だろうけど、友達の親父としては最高かも。『アニー』(82年度版)のウォーバック氏として出演してたとは気が付かなかった。
D・デヴィート、S・ブシェミを始め、その他にも個性的な俳優陣を眺めるだけでも楽しい作品に仕上がってる。もし、子供に自分の人生を語るとすれば、ドクターベネット(ロバート・ギローム)が言うように、やはり脚色をして面白おかしく伝えたいと思う。そういう意味ではエドは大したストーリーテラーだったはずだ。何も真実だけが全てじゃないよね。

原題BIG FISH
製作年2003
製作国アメリカ
時間125
監督ティム・バートン
原作ダニエル・ウォレス
脚本ジョン・オーガスト
撮影フィリップ・ルースロ
出演ユアン・マクレガー
アルバート・フィニー
ビリー・クラダップ
ジェシカ・ラング
ヘレナ・ボナム=カーター
アリソン・ローマン
スティーヴ・ブシェミ
ダニー・デヴィート

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