S・L・ジャクソンは悪役がよく似合う。プロローグとエピローグのアフロはどうかと思うが、案外本人の趣味じゃないのだろうか。台詞回しはどんな役をやっても同じに聞こえるというのは置いておいて、その勢いというかパワーとあの目がキレた役柄にはまるとグッとくる。この作品では製作総指揮に名を連ねるくらいだからかなり力の入ったものなのだろう。どうも作品自体はわざとB級に収めたとしか思えないのだが、イマイチ、コメディとしてもアクションとしてもサスペンスとしても中途半端さを感じてしまう。キャスティングから観るとエルモ(S・L・ジャクソン)がもっと目立っても良さそうなものなのに抑えてるし、ダコタ(E・モーティマー)もカッコ良いものの存在感が薄い。フィーリクス(R・カーライル)はお笑い担当のはずがすべりまくりだし。どのシーンの絡みを観ても淡々としていて盛り上がりに欠ける。ある意味『パルプ・フィクション』と同じニオイを出そうとしたのかもしれないと思うのは考えすぎだろうか。
| 原題 | THE 51st STATE FORMULA 51 |
| 製作年 | 2002 |
| 製作国 | アメリカ イギリス カナダ |
| 時間 | 92 |
| 監督 | ロニー・ユー |
| 脚本 | ステル・パヴロー |
| 撮影 | プーン・ハンサン |
| 出演 | サミュエル・L・ジャクソン ロバート・カーライル エミリー・モーティマー リス・エヴァンス リッキー・トムリンソン ショーン・パートウィー ミート・ローフ |

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