2003年9月17日水曜日

ケミカル51

S・L・ジャクソンは悪役がよく似合う。プロローグとエピローグのアフロはどうかと思うが、案外本人の趣味じゃないのだろうか。台詞回しはどんな役をやっても同じに聞こえるというのは置いておいて、その勢いというかパワーとあの目がキレた役柄にはまるとグッとくる。この作品では製作総指揮に名を連ねるくらいだからかなり力の入ったものなのだろう。
どうも作品自体はわざとB級に収めたとしか思えないのだが、イマイチ、コメディとしてもアクションとしてもサスペンスとしても中途半端さを感じてしまう。キャスティングから観るとエルモ(S・L・ジャクソン)がもっと目立っても良さそうなものなのに抑えてるし、ダコタ(E・モーティマー)もカッコ良いものの存在感が薄い。フィーリクス(R・カーライル)はお笑い担当のはずがすべりまくりだし。どのシーンの絡みを観ても淡々としていて盛り上がりに欠ける。ある意味『パルプ・フィクション』と同じニオイを出そうとしたのかもしれないと思うのは考えすぎだろうか。

原題THE 51st STATE
FORMULA 51
製作年2002
製作国アメリカ
イギリス
カナダ
時間92
監督ロニー・ユー
脚本ステル・パヴロー
撮影プーン・ハンサン
出演サミュエル・L・ジャクソン
ロバート・カーライル
エミリー・モーティマー
リス・エヴァンス
リッキー・トムリンソン
ショーン・パートウィー
ミート・ローフ

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