2003年6月14日土曜日

カンパニーマン

『CUBE』の監督作品だと知ったのは観た後。なるほどね。舞台はアメリカ中彼方此方に移動するのに、画面は常に閉ざされた空間というイメージは『CUBE』そのもの。監督がそんなことを意識したかどうかは知らないが。
実はこれ、ラジオを聞いてたときに“普通のサラリーマンが企業スパイとして活躍する内に2重スパイになったりする話。ともかく面白いから是非観てほしい”という情報のみで観てみたから、現代が舞台で平凡なサラリーマンの身近なサスペンスだと思ってた。ところが、だ。近未来だし、SFチックだし、それこそ『CUBE』並みの迷宮ストーリーだし。ということで、目まぐるしく展開するストーリーと不思議な感覚の映像に引っ張られて最後までどっぷり世界に嵌った。主人公が誰を信用するのかという点とクライマックスの爆破は気に入らない。もう少しスマートな展開があったのではないかと思わなくもない。
モーガン/ジャック(J・ノーサム)の表情が、最初は冴えないただのサラリーマンなのにストーリーが進むにつれ段々と変わっていく様は凄いと思った。最後はかっこよくすら見えたし。

原題CYPHER
製作年2002
製作国アメリカ
時間95
監督ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本ブライアン・キング
撮影デレク・ロジャース
出演ジェレミー・ノーサム
ルーシー・リュー
ナイジェル・ベネット
ティモシー・ウェッバー
デヴィッド・ヒューレット

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