本来ならかなりの感動物語になるハズなのだが・・・。中心になる3人もその同級生達も実力派な女優で固められているのに全然心に伝わってこない。これは男だからとかいう問題ではないだろう。K・ダンストやJ・スタイルズ、M・ギレンホールといった実力はあるがいまひとつ華に欠ける彼女達だけでなく、ステレオタイプと言われようが、実力はそこそこでも綺麗どころを配役するのはやはり重要なのではないだろうか。美人女優を入れるとJ・ロバーツが目立たないなんて心配でもしたのだろうか。
ストーリーはいたってシンプルなのだが、盛り込まれたエピソードの相互関係がバラバラで性急になりすぎ、誰にも感情移入できない。キャサリン(J・ロバーツ)の行動が軸というほどしっかり一貫性のあるものでないために、その周りの人間関係が描ききれず、重要なシーンがおざなりであったり、浮いてしまって全体の絵がはっきり見えない。
「今を生きる」を始めとして男性教師による生徒達とのふれ合いのような作品はごまんとあるが、女性教師と女子大生というのはあまりお目に掛かったことがなかっただけに、期待したのだが。舞台が1950年代で主題が女性の自立ということで、少し視点がずれてしまった感がある。勿体無い。
| 原題 | MONA LISA SMILE |
| 製作年 | 2003 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 120 |
| 監督 | マイク・ニューウェル |
| 脚本 | ローレンス・コナー マーク・ローゼンタール |
| 撮影 | アナスタス・N・ミコス |
| 出演 | ジュリア・ロバーツ キルステン・ダンスト ジュリア・スタイルズ マギー・ギレンホール ジニファー・グッドウィン ドミニク・ウェスト ジュリエット・スティーヴンソン マーシャ・ゲイ・ハーデン |

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