閉ざされた世界で未知の生物に襲われる恐怖というSFホラーの古典である『遊星よりの物体X』のリメイク(オリジナルは未見)。あのカサカサと動くエイリアンやその変身シーンは82年当時としてはイマイチ(『エイリアン』が79年作)なのだが、CGを見慣れた現代ではあのチープさと質感が逆に新鮮。クリーチャーが登場するまでの前半はホラーとして緊張感があるが、後半は単純にSFサスペンスとして楽しんだ。血液検査のシーンでは、来るぞ来るぞと思いながらもやっぱりびっくりする。男しか出てこないという意味でも最近では見かけない作品。
ラストでマクレディ(K・ラッセル)とチャイルズ(K・デヴィッド)が会話するシーンで、チャイルズの息が白く映っていないせいで、彼がエイリアンだという話があるのだが、J・カーペンター曰く、あれは撮影上のミスらしい。本当がどうかも含めて、その辺りを想像するのも楽しい。
| 原題 | THE THING |
| 製作年 | 1982 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 109 |
| 監督 | ジョン・カーペンター |
| 原作 | ジョン・W・キャンベルJr |
| 脚本 | ビル・ランカスター |
| 撮影 | アルバート・ホイットロック |
| 出演 | カート・ラッセル A・ウィルフォード・ブリムリー リチャード・ダイサート ドナルド・モファット T・K・カーター デヴィッド・クレノン キース・デヴィッド チャールズ・ハラハン ピーター・マローニー |

0 件のコメント:
コメントを投稿