2004年3月4日木曜日

タイム・ライン

M・クライトンの原作は、科学的背景がしっかりしてるからこそ、その内容に現実味が出て面白いのであって、それを端折っちゃうと気の抜けたビールのように途端につまらなくなる。そういう意味で映画化の難しい作品だと思うのだが、それが巧くいっているのは『ジュラシック・パーク』と『ツイスター』以外に知らない。この作品の映画化に当たって、主題をマレク(G・バトラー)とクレア(A・フリエル)とのカップルとクリス(P・ウォーカー)とケイト(F・オコナー)とのカップルのロマンスにしたと聞いたが、それも中途半端になってるし、元々の主題であるタイムトラベルにしても14世紀に行ってしまったということだけで満足してしまっている感があり中途半端。
映画の封切りを我慢できずに原作を先に読んでしまった(しかもかなり面白く読んだ)のが敗因か。予備知識なしで観たらもう少し楽しめた気もする。いや、それにしても過去を舞台とするトラブルと現代を舞台とするトラブルが同じタイムリミットで進む緊張感が面白いのに、それが全く生かされてないのが非常に残念だ。無駄に死ぬ人もいるし・・・。

原題TIMELINE
製作年2003
製作国アメリカ
時間116
監督リチャード・ドナー
原作マイケル・クライトン
脚本ジェフ・マグワイア
ジョージ・ノルフィ
撮影キャレブ・デシャネル
出演ポール・ウォーカー
フランシス・オコナー
ジェラード・バトラー
ビリー・コノリー
アンナ・フリエル
イーサン・エンブリー
ニール・マクドノー
デヴィッド・シューリス

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