原作『宇宙の戦士』を想像して観るとがっくりくる(パワードスーツは予算の関係でカットされたとか)が、これはこれで面白かった。P・ヴァーホーデンは『ロボコップ』『トータル・リコール』『インビジブル』(『氷の微笑』もだが)の監督だと言えば、なるほどと思ってしまった。戦闘シーンはかなりグロい描写なのに全体に流れる画面の雰囲気はコメディ。ニュース映画風のカットの挿入は太平洋戦争のパロディ(『一番良いジャップは死んでいるジャップだ』『船は揃った、飛行機も。後はあなただ』等)だとか。完全無欠のSFなのに青春ドラマ。人物描写がここまで薄いのも演出の内なんだろうと清々しい。CGも全く違和感ないし。
出演陣ではM・アイアンサイドがぴか一。『V』シリーズで強烈なインパクトがあったが、ここでもやっぱり魅せてくれる。渋い脇役だ。他の役にしても、これだけステレオタイプが揃って、しかもストーリーも王道をひた走ってる割に見飽きないのは、やっぱり映像の軽さと巧さなんだろう。ジャンルはSFにしたが、コメディとして観るのが良。
| 原題 | STARSHIP TROOPERS |
| 製作年 | 1997 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 128 |
| 監督 | ポール・ヴァーホーヴェン |
| 原作 | ロバート・A・ハインライン |
| 脚本 | エド・ニューマイヤー |
| 撮影 | ヨスト・ヴァカーノ |
| 出演 | キャスパー・ヴァン・ディーン ディナ・メイヤー デニース・リチャーズ ジェイク・ビューシイ ニール・パトリック・ハリス クランシー・ブラウン パトリック・マルドゥーン マイケル・アイアンサイド |

0 件のコメント:
コメントを投稿