2004年1月13日火曜日

ラストサムライ

思っていたよりずっと良かった。日本人が沢山出演しているから、邦画的な画面イメージになるかと思いきや、やはり洋画のライティングといい、フィルムの色合いといい、全然違う。
T・クルーズの出演映画は何を観ても彼でしかないというのは相変わらずだが、良い感じで陰が薄くて丁度よかったのかもしれない。個人的には真田広之が好きなので、彼の見せ場がもうちょっと欲しかったが、仕方のないことだろう。まぁ彼も昔からどんな役を演じても真田広之なんだけどね。一番印象に残ってるのは福本清三だろう。寡黙な老サムライ。かっこよくてお茶目。実はあまり知らなかったのだが、友人に昔からの時代劇の最高の脇役として活躍していたことを聞いて、なるほどと思った。
全体的には、舞台が“日本”であるというより、“日本に似た架空の国”という感じで観た。そのほうがしっくりくる。正直やはり外国人が描く日本のイメージというものを客観的に日本人が観ると違和感が否めない。それでも良く描かれているとは思うが、微妙なところは脚本として省いたからだと感じた。
ひとつだけ難癖をつけるとすれば、クライマックスに出てくる桜の木。日本人として満開の桜のイメージはあんなものではない、と言いたい。

原題THE LAST SAMURAI
製作年2003
製作国アメリカ
時間154
監督エドワード・ズウィック
脚本ジョン・ローガン
エドワード・ズウィック
マーシャル・ハースコヴィッツ
撮影ジョン・トール
出演渡辺謙
トム・クルーズ
ティモシー・スポール
ビリー・ゴールドウィン
真田広之
小雪
福本清三

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