2004年10月7日木曜日

殺し屋1

あイタタタタタタ~。とにかく観ていて痛い。かなりな残虐シーンのオンパレードなのだが、惨たらしさはなくて何ともあっけらかんと痛い。
原作とは違った趣向に仕上がってるが、大きく離れるわけでもなく、垣原(浅野忠信)と一(大森南朋)の対決とそれを操る謎のジジイ(塚本晋也)の絡みを巧く映像化している。
山本英夫の漫画は、独特の絵で“生と性”を描いたものが多いが、その雰囲気を無理に出そうとせずに、キャスティングも良いし役者それぞれの雰囲気を巧く使ったという感じ。全体的に少し浮ついている気もしないでもないが、パワーでねじ伏せたというところ。
時間的制限から一を主役にせず、垣原を中心にもってきたのも良かった。原作の通りだと、一のキャラクターを描くのに2時間は全然足りない。垣原のの「絶望してーよ」という台詞とラストには哀愁すら感じた。浅野忠信は決して演技の幅が広い役者だとは思わないが、彼の目と雰囲気は大好き。大森南朋の弱虫ぶりも一見の価値あり。

原題殺し屋1
製作年2001
製作国日本
時間128
監督三池崇史
原作山本英夫
脚本佐藤佐吉
撮影山本英夫
出演浅野忠信
大森南朋
エイリアン・サン
SABU
塚本晋也
KEE
松尾スズキ
國村隼
寺島進

2004年10月6日水曜日

フロム・ヘル



原題FROM HELL
製作年2001
製作国アメリカ
時間124
監督アルバート・ヒューズ
アレン・ヒューズ
原作アラン・ムーア
エディ・キャンベル
脚本テリー・ヘイズ
ラファエル・イグレシアス
撮影ピーター・デミング
出演ジョニー・デップ
ヘザー・グレアム
イアン・ホルム
ジェイソン・フレミング
ロビー・コルトレーン
スーザン・リンチ
レスリー・シャープ
テレンス・ハーヴェイ
ポピー・ロジャース

2004年10月5日火曜日

ドライビング Miss デイジー

ミスデイジー(J・タンディ)の可愛いこと。ホーク(M・フリーマン)とのコンビがキュートで、微笑ましいったらない。
特に大きな山場もなく淡々と灰汁の強い老コンビの日常が描かれている。周囲の人たち(特に息子ブーリー(D・エクロイド))にとってはいい迷惑だろうが、ラストシーンでのデイジーの表情はたまらない。あんな表情ができる人生を送りたいと思わずにはいられない。
劇中の時間の経過が早くて少し戸惑ったが、ブーリーの頭髪が時の流れを映しているのには笑った。
時代背景や黒人と白人、ユダヤ人等の社会問題もあるのだろうが、そういう文化のない日本人としては全く気にならない。単なる老人の半生を描いた秀作。

原題DRIVING MISS DAISY
製作年1989
製作国アメリカ
時間99
監督ブルース・ベレスフォード
原作アルフレッド・ウーリー
脚本アルフレッド・ウーリー
撮影ピーター・ジェームズ
出演ジェシカ・タンディ
モーガン・フリーマン
ダン・エクロイド
パティ・ルポーン
エスター・ローレ
ジョー・アン・ハヴリラ
ウィリアム・ホール・Jr

2004年10月4日月曜日

シャイニング



原題THE SHINING
製作年1980
製作国イギリス
時間119
監督スタンリー・キューブリック
原作スティーヴン・キング
脚本スタンリー・キューブリック
ダイアン・ジョンソン
撮影ジョン・オルコット
出演ジャック・ニコルソン
シェリー・デュヴァル
ダニー・ロイド
スキャットマン・クローザース
バリー・ネルソン
フィリップ・ストーン
ショー・ターケル
アン・ジャクソン

2004年10月3日日曜日

キャリー

有名な作品である割に実は初見。
オープニングのシャワーシーンにどっきり。ホラーとは思えぬ青春ドラマにげんなり。狂気の母親マーガレット(P・ローリー)に哀しくなり、クライマックスですっきりした。ホラーとしてはラストシーンのみで、他はキングらしい物語だろう。
デ・パルマ監督にはなんの思い入れもないが、彼の映像テクニック云々という話はあまりピンとこない。残念なことかもしれないが、これはオンタイムで観ていない、コマ割りや回転、スローなどは当たり前の今の映画を観慣れたせい。
シシー・スペイセクといえば、真っ先に浮かぶのは『タイム・トラベラー』のキュートな母親役。決して美人ではないが、コケティッシュな可愛い人だ。この作品では当時27歳だったそうで、そうは思えない苦悩する清純な高校生を見事に演じている。物語が進むに連れ臆病なだけだった劣等感を持つ内気な女の子が徐々に綺麗になっていく様はさすが。さらにクライマックスでのあの目。怖さ以上に哀しさを感じるあの目と表情は、アカデミー賞を逃したとは言え、圧巻。
クリス役のナンシー・アレンは強烈な印象があると思ったら『ロボコップ』シリーズに出ていたことに思い当たった。彼女の作品はあれしか知らなかったが、それだけインパクトのある女優だと言うことを改めて認識した。もっと色々とメジャー作品に出てても良さそうなのに。
笑ったのはジョン・トラヴォルタ。らしいと言えばらしい役で出ていたが、もうちょっと活躍して欲しかった。

原題CARRIE
製作年1976
製作国アメリカ
時間98
監督ブライアン・デ・パルマ
原作スティーヴン・キング
脚本ローレンス・D・コーエン
撮影マリオ・トッシ
出演シシー・スペイセク
パイパー・ローリー
ウィリアム・カット
ジョン・トラヴォルタ
エイミー・アーヴィング
ナンシー・アレン
ベティ・バックリー
P・J・ソールズ

2004年10月2日土曜日

ミニミニ大作戦



原題THE ITALIAN JOB
製作年1969
製作国イギリス
アメリカ
時間100
監督ピーター・コリンソン
脚本トロイ・ケネディ・マーティン
撮影チック・ウォーターソン
出演マイケル・ケイン
ノエル・カワード
ベニー・ヒル
トニー・ベックリー
ラフ・ヴァローネ
ロッサノ・ブラッツィ
レリア・ゴルドーニ

2004年10月1日金曜日

007/トゥモロー・ネバー・ダイ

シリーズ18作目にしてピアース・ブロスナン2作目。
ピアース・ブロスナンの中ではこれが一番好き。これだけ世の中が変わるとスパイ映画の見せ所も難しいと思うのだが、割り切ったアクション映画として最初から最後まで楽しませてくれた。
ミシェル・ヨーの媚びないヒロインという設定と彼女のカッコよさも見所だろう。残念なのは、ボンドの秘密を知る昔の彼女パリス(テリー・ハッチャー)の存在。折角の面白いキャラクターがあまりにもあっさり扱われてしまっている。もう少し二人の過去に触れるシーンがあっても良かったのではないだろうか。
今回の世界征服を企む敵役エリオット(ジョナサン・プライス)の存在感も良かった。多少の演技過剰は007ならでは。
ストーリー展開も至ってシンプルだし。適度に広げた風呂敷をお約束のQによる秘密兵器やバイクアクションで巧く畳んだという感じ。何段階にも仕組まれたタイムクライシスという展開も、最後まで緊張を持続させてくれた。近代007シリーズのお手本になる作品に仕上がってると思う。

原題TOMORROW NEVER DIES
製作年1997
製作国アメリカ
時間119
監督ロジャー・スポティスウッド
脚本ブルース・フィアスティン
撮影ロバート・エルスウィット
出演ピアース・ブロスナン
ジョナサン・プライス
ミシェル・ヨー
テリー・ハッチャー
リッキー・ジェイ
ゲッツ・オットー
ジュディ・デンチ
デスモンド・リュウェリン
サマンサ・ボンド
ヴィンセント・スキャヴェリ
ジョー・ドン・ベイカー
コリン・サーモン