2003年10月7日火曜日

コンフェッション

期待した割りには・・・というのが率直な感想。でも意外に面白かった、とも思う。もっと“スピーディでスパイスが効いててハラハラさせられる”と思っていただけに、あの60年代色調の画面と妙なまったり感が漂う展開、そして後から思い返せば笑えたかもしれないというコメディ要素、さらにただ豪華なだけの出演陣(B・ピットとM・デイモンのシーンは笑った)は、微妙なバランスで薄氷の上に立っている。体調とか気分次第でハマりもブーイングもするだろう。
D・バリモアが良い。出てくるキャラクタ達の中である意味一番まともであり、一番印象深い。ペニー(D・バリモア)のおかげでストーリーとして成り立ってる感すらある。『チャーリーズ・エンジェル』のような役も好きだが、こういうシリアスなD・バリモアの方が良い。最近特に好きになった女優さんだ。
S・ロックウェルも『グリーンマイル』以降気になる役者さんで、G・オールドマンみたいなバイプレイヤーになるんだろうな、と期待している。
ところで、この原作を書いたC・バリスや『ゴングショー』を知ってるともっと楽しめたかもしれないと思うとちょっと残念。

原題CONFESSIONS OF A DAGEROUS MIND
製作年2002
製作国アメリカ
時間113
監督ジョージ・クルーニー
原作チャック・バリス
脚本チャーリー・カウフマン
撮影ニュートン・トーマス・サイジェル
出演サム・ロックウェル
ドリュー・バリモア
ジョージ・クルーニー
ジュリア・ロバーツ
ルトガー・ハウアー
マギー・ギレンホール

2003年10月6日月曜日

パニック・ルーム

オープニングのタイトルバックは気に入った。どんな作品を観てもあの手この手を使っているが、これはかなり新鮮だった。
1階から4階まで一気になめたり、窓やポットの取っ手を抜けたり、ガス管の中を通ったりするカメラワークは綺麗だし、青白い画面に映えるメグ(J・フォスター)とサラ(K・スチュワート)親子の儚さも雰囲気が出てて良いのだが、犯人が軽薄すぎる。バーナム(F・ウィッテカー)はまだマシだけど、ジュニア(J・レトー)はコメディ要素になっちゃってるし(それはそれで面白いとも言える)、ラウール(D・ヨアカム)のストーリー展開上の存在意義は判るが、必然性が見られない。
一見良質のサスペンスとも思えたが、前宣伝と監督や出演者のネームバリューでしかないような気がする。全体的に好きの範疇に入る作品ではあるが、オススメするものではないということだ。

原題PANIC ROOM
製作年2002
製作国アメリカ
時間113
監督デヴィッド・フィンチャー
脚本デヴィッド・コープ
撮影コンラッド・W・ホール
ダリウス・コンジ
出演ジョディ・フォスター
クリスティン・スチュワート
フォレスト・ウィッテカー
ジャレッド・レトー
ドワイト・ヨアカム
パトリック・ボーショー

2003年10月5日日曜日

フォーン・ブース

舞台にすると面白い脚本だなと思った。全編ほぼ電話ボックスの中だけで話が進み、一人芝居でもできそう。バリエーションも沢山できるし、面白いな。
C・ファレルの演じるダメ男っぷりは相変わらず。追い詰められて挫けていく様子がイマイチなので、それならレオン(J・イーノスIII)が撃たれた時点で腰砕けになったほうが軽薄男としては良かった気もする。ともかく今は色んな役をどんどん演じてるところを観たい。
F・ウィッテカーの位置も中途半端だった気がする。時間が短かったからかもしれないがバタバタと急にクライマックスになったかと思ったらあっさり終わってしまった。もう少し練ったほうが良かったのか、もう少しあっさりしたほうが良かったのか、ハッピーエンドともバッドエンドとも言えない何とも後味の悪い終わり方。しかし、ともかく初見では最後まで惹きつけられた。
ところで、電話の主を声から想像しながら観ていたのだが、ラストシーンで出てきた彼を観て、当たっていたのにはびっくりした。すごく嬉しい。

原題PHONE BOOTH
製作年2002
製作国アメリカ
時間81
監督ジョエル・シューマカー
脚本ラリー・コーエン
撮影マシュー・リバティーク
出演コリン・ファレル
キファー・サザーランド
フォレスト・ウィッテカー
ラダ・ミッチェル
ケイティ・ホームズ
ポーラ・ジャイ・パーカー
アリアン・アッシュ
ティア・テサダ
ジョン・イーノスIII

2003年10月4日土曜日

アラン・スミシー・フィルム

もう、バカバカしいだけの作品。まじめに観ると損をする。ハリウッドの裏を思いっきり茶化したのは良いんだが、一般人には判り難い。途中から誰が誰だか判らなくなるし、内輪ネタ的笑いは知らなきゃ全く面白くない。仕方がないのでカメオで出てるS・スタローンとW・ゴールドバーグとJ・チェンで笑うしかなかった。

原題AN ALAN SMITHEE FILM: BURN HOLLYWOOD BURN
製作年1998
製作国アメリカ
時間86
監督アーサー・ヒラー(アラン・スミシー)
脚本ジョー・エスターハス
撮影レイナルド・ヴィラロボス
出演ライアン・オニール
クーリオ
チャック・D
エリック・アイドル
リチャード・ジェニ
レスリー・ステファンソン
サンドラ・バーンハード
シルヴェスタ・スタローン
ウーピー・ゴールドバーグ
ジャッキー・チェン

2003年10月3日金曜日

妹の恋人

M・S・マスターソンが観たいだけで買ってしまったDVD。内容には何にも期待せずに観たものの、J・デップが良いじゃない。監督が意図したというファンタジー風の画面構成良い感じでほんわかと癒された。イタイ部分もあったが、そこはそれ、好みの俳優がいるだけでOK。

原題BENNY & JOON
製作年1993
製作国アメリカ
時間99
監督ジェレマイア・チェチック
原作バリー・バーマン
レスリー・マックネイル
脚本バリー・バーマン
撮影ジョン・シュワルツマン
出演ジョニー・デップ
メアリー・スチュアート・マスターソン
エイダン・クイン
ジュリアン・ムーア
オリヴァー・プラット
ダン・ヘダヤ
ウィリアム・H・メイシー
CCH・パウンダー

2003年10月2日木曜日

スティング

往年の名作。今更何もコメントすることもないだろう。
今の時代ではこういった良質のコメディを作ることは難しいのだろうか?

原題THE STING
製作年1973
製作国アメリカ
時間129
監督ジョージ・ロイ・ヒル
脚本デヴィッド・S・ウォード
撮影ロバート・サーティース
出演ロバート・レッドフォード
ポール・ニューマン
ロバート・ショウ
チャールズ・ダーニング
アイリーン・ブレナン
レイ・ウォルストン

2003年10月1日水曜日

ミニミニ大作戦

同様のアンサンブルキャスト作品『オーシャンズ11』よりもスターとしての豪華さはワンランク落ちるかもしれないが、ノリの良さでは断然こっちの方が面白い。作り込めばもっと精密な脚本ができるのだろうが、逆に粗くすることで楽しさが倍増している感がある。しかしD・サザーランドやJ・ステイサムにもっと活躍して欲しかったとも思うし、C・セロンのアピール度も足りなかった気もする。M・ウォールバーグにもうちょっと華があったらなんてことも感じなくはない。それでもE・ノートンの存在感はさすがなもんで、面白さの小さくない部分で彼に拠るところがあると思う。ある意味お祭り気分で観るにはもってこいだろう。
1969年のオリジナルも近いうちに観たい。

原題:THE ITALIAN JOB
製作年:2003
製作国:アメリカ
時間:111
監督:F・ゲイリー・グレイ
脚本:ドナ・パワーズ
ウェイン・パワーズ
オリジナル脚本:トロイ・ケネディ・マーティン
撮影:ウォーリー・フィスター
出演:マーク・ウォールバーグ
シャーリーズ・セロン
エドワード・ノートン
モス・デフ
セス・グリーン
ジェイソン・ステイサム
ドナルド・サザーランド
フランキー・G