2003年7月7日月曜日

アイス・プラネット

ドイツの人気TVシリーズの映画版。予備知識なしで観たから、前半は理解する暇もなく話がどんどん進み、ようやく流れを掴んだと思ったら怒涛のエンディングになだれ込むという状態になってしまった。観た後にゆっくり人物相関図を考えてみたが、やはりTVシリーズを観ててこそのこの映画なので、知らない人にはまったくお勧めできない。
こういうB級宇宙漂流ものは大好きな(一番すきなのは『宇宙空母ギャラクティカ』。日本ではかなりマイナーなようだ)ジャンルだから、WOWOWあたりでシリーズを放映してくれると嬉しいんだがなぁ。

原題ICE PLANET
製作年2001
製作国ドイツ
時間83
監督ウィンリック・コルベ
脚本M・G・コンフォード
撮影マイケル・ホフスタイン
出演アンナ・ブリュッグマン
ウェス・ステューディ
ジェームズ・オシェア
サブ・シモノー
ヴァレラ・ニコラエフ
ラエ・ベイカー

2003年7月6日日曜日

ゴースト・オブ・マーズ

20年前のB級ホラーそのままのプロットと脚本。これはこれで笑い飛ばすには丁度いい。J・カーペンター監督も様々言われているようだけど、結局低迷してるというよりこういった古臭いB級ホラーが好きなだけなんじゃないのかね。一部熱狂的ファンがいるっていうのも興行成績度外視すればやっぱり愛されてるジャンルなんだよね。
ところで、『ピッチ・ブラック』を思い出したんだけど、考えれば考えるほどそっくり。『ピッチ・ブラック』のほうが今風でよくできてる。仲間になる凶悪犯ってのもI・キューブよりヴィン・ディーゼルの方がカッコいいし。でもヒロインはN・ヘンストリッジの方が好き。出演者的にはこの作品の方が豪華なんだよね。そのわりにメインキャラかと思わせといてあっさり首が飛んだりするのは・・・。もうちょっとキャラクターを大事にしてもよさそうなんだが。
そういえば、火星人の幽霊の目に映る感じは『悪魔を憐れむ歌』にそっくりだな。

原題GHOST OF MARS
製作年2001
製作国アメリカ
時間115
監督ジョン・カーペンター
脚本ラリー・サルキス
ジョン・カーペンター
撮影ゲイリー・B・キップ
出演ナターシャ・ヘンストリッジ
アイス・キューブ
ジェイソン・ステイサム
クレア・デュバル
パム・グリア
ジョアンナ・キャシディ

2003年7月5日土曜日

ブレアウィッチ2

究極の安上がりムービーの空前の売上げが生んだ究極の2番煎じ。大方の予想通り、あんまり売れなかったね。でも結構面白かった。怖さは前作に遠く及ばないが、それでも十分楽しめた。あくまでノンフィクション風な視点が良い。
製作者がどんな意図を含めたのかは知らないが、“映像は信用に足りない”という、前作の存在をも含めた映画的皮肉にニヤリとしてしまう。
こういったホラーは、純粋なサスペンスと違って犯人をはっきりさせる必要がない分、観る側の想像に余裕があるから楽しい。

原題BLAIR WITCH 2
製作年2000
製作国アメリカ
時間91
監督ジョー・バリンジャー
脚本ディック・ビーブ
ジョー・バリンジャー
ニール・スティーヴンス
エドゥアルド・サンチェス
撮影ナンシー・シュライバー
出演ジェフリー・ドノヴァン
エリカ・リーセン
トリステン・スカイラー
スティーヴン・バーカー・ターナー
キム・ディレクター

2003年7月4日金曜日

アナトミー

ナチス・ドイツに限らず戦時中に行われた実験という名目の倫理違反(残虐行為)は今でも密かに闇の中で綿々と続いている。なさそうでありそう。こんなシチュエーションを考えるとやはりぞっとする。ストーリーや映像以前にこういう背景に恐怖を感じるという意味では怖い映画である。
作品としてはホラーというには綺麗過ぎるし、サスペンスというには謎解きがない。全体的には『クリムゾン・リバー』のほうが良くできている。が、映像におぞましさよりも美しさを感じるところに惹かれた。度々出てくる人体標本はもっとじっくり見せてくれと言いたくなる。そういう意味では犯人の倒錯した狂気を理解することも容易だ。
これがハリウッド作品になるとしたらもっと怖くなるかもしれないが、もっと下品になるんだろうなと思った。

原題ANATOMIE
製作年2000
製作国ドイツ
時間99
監督ステファン・ルツォヴィツキー
脚本ステファン・ルツォヴィツキー
撮影ペーター・フォン・ハラー
出演フランカ・ポテンテ
セバスチャン・ブロムベルグ
ベンノ・フユルマン
アンナ・ロース
ホルガー・スペックハーン
トラウゴット・ブーレ

2003年7月3日木曜日

パトリオット

アメリカの歴史には思い入れが全くないので、史実がどうだとかいうことは一切関係なく、単なる家族愛をテーマにした戦争映画として観た。2時間半以上もあるのにあまりそれを感じなかったのは良くできていたからなんだろうが、観終わった後に心に残るもが何もなかったというのはどうだろう。時間を開けて再見した時に何が残るかまた書こうと思う。
後半の横一列に並んだまま撃たれていくようなバカバカしい戦闘シーンでは涙が出てきそうだったが、それこそ史実によれば、当時あまりにも命中率が低いマスケット銃だったからこその戦闘方法だそうだ。

原題THE PATRIOT
製作年2000
製作国アメリカ
時間164
監督ローランド・エメリッヒ
脚本ロバート・ロダット
撮影キャレブ・デシャネル
出演メル・ギブソン
ヒース・レッジャー
ジョエリー・リチャードソン
ジェイソン・アイザックス
クリス・クーパー
チェッキー・カリョ
リサ・ブレナー

2003年7月2日水曜日

スクリーム2

奇しくも作中で映画オタクであるランディ(J・ケネディ)の台詞にあるような“2作目が1作目を超えるには・・・”という条件を微妙に踏襲しながらもホラーとしてはそれほど突出してるとは思えないのに前作よりも面白いと感じた。このシリーズのウリというか面白さは作中に現れる映画そのもののパロディや映画に対する監督と脚本家の愛情が滲みでていることだろう。だからコメディ映画としても十分に楽しめるのだが、そんなことを気にせずに単なるサスペンス・ホラーとして楽しめるところもこのシリーズの凄さだと思う。
ちなみに一番怖かったのはラストシーンでシドニー(N・キャンベル)が「Just in case.」と言って犯人のトドメをさすシーンだった。強くなったよなぁ。しみじみ。
前作ではもうひとつパッとしたイメージのなかったN・キャンベルだが、今回は髪を短くし凄くキュートになっていた。惚れるとまでは言わないが高感度アップ。

原題SCREAM 2
製作年1997
製作国アメリカ
時間122
監督ウェス・クレイヴン
脚本ケヴィン・ウィリアムソン
撮影ピーター・デミング
出演ネイヴ・キャンベル
コートニー・コックス
デヴィッド・アークエット
ジェイミー・ケネディ
サラ・ミシェル・ゲラー
ローリー・メトカーフ
エリゼ・ニール
ジェリー・オコンネル
ティモシー・オリファント
リーヴ・シュレイバー
ヘザー・グレアム

2003年7月1日火曜日

12モンキーズ

何度観てもあの主題曲とブラッド・ピットのキレた演技が印象的な作品。逆にブルース・ウィリスが大人しすぎて印象に薄い。全体的な色調と妙なカメラワーク、そしてあの音楽。抵抗すると酔いそうだがうまく流れに乗ると不思議な感覚に飲み込まれる。
面白いのか面白くないのかは意見がはっきりと分かれるところだろうが、頭の片隅に確実に残る作品であることは確かだ。そして面白いと思った。数回観ておきながら実は気が付かなかったのだが、面白い解釈をしてる方が居たのでそれを紹介しておく。
ラストシーンでウィルスを持った犯人の横に座る科学者は実は未来から来たキャサリン(マデリーン・ストー)である。彼女は未来を変えに来たはずだが、この人類の危機が訪れなければコール(ブルース・ウィリス)に出逢うことができないことを知ってる彼女の判断は?

原題TWELVE MONKEYS
製作年1995
製作国アメリカ
時間130
監督テリー・ギリアム
脚本デヴィッド・ピープルズ
ジャネット・ピープルズ
撮影ロジャー・プラット
出演ブルース・ウィリス
マデリーン・ストー
ブラッド・ピット
クリストファー・プラマー
ジョン・セダ
デヴィッド・モース