南北戦争を舞台を舞台にした純愛ドラマ。ただ、それだけでは2時間半は埋められない。戦争や死の生々しさ、女性の弱さや強さをコールドマウンテンに向かって歩き続けるインマン(J・ロウ)が旅の途中で出会う人たちがまざまざと見せ付ける。また、中盤から登場するルビー(R・ゼルウィガー)の逞しさが、前半に美しい箱入り娘でしかなかったエイダ(N・キッドマン)とコンビを組むことで作品を盛り上げる。全体的にはかつての純愛映画の王道とも言える内容で、観ていて飽きることなくラストシーンまで引っ張ってくれる。大作と言うには今ひとつ何かが足りない気がするが、しっとりと楽しむには十分だろう。
脇を固める俳優たちの演技を観るのもも楽しみの一つ。D・サザーランドやN・ポートマン、K・ベイカーやP・S・ホフマンなどでしゃばり過ぎず、しかし居なくてはならない人たちだ。
インマンとエイダのロマンスで締めくくってはいるが、彼らを取り巻く人たちの群像劇として良かった。心に深く残る作品ではないかもしれないが、良かった。
| 原題 | COLD MOUNTAIN |
| 製作年 | 2003 |
| 製作国 | アメリカ |
| 時間 | 155 |
| 監督 | アンソニー・ミンゲラ |
| 原作 | チャールズ・フレイジャー |
| 脚本 | アンソニー・ミンゲラ |
| 撮影 | ジョン・シール |
| 出演 | ジュード・ロウ ニコール・キッドマン レニー・ゼルウィガー ドナルド・サザーランド ナタリー・ポートマン フィリップ・シーモア・ホフマン ジョヴァンニ・リビシ レイ・ウィンストン ブレンダン・グリーソン キャシー・ベイカー |

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