2004年6月7日月曜日

ロスト・チルドレン

こういう独特の世界観を持つファンタジーは好き。決してハッピーな物語ではないが、キャラクターは皆バイタリティに溢れ、どのキャラクターもいとおしく描かれている。全体的に鉄錆色に染められた不思議な世界は、まるっきりの異世界というよりは、昔どこかで見た風景に似ているのにでも何かが足りない。そんな不安定な空気が流れている。ひとつ間違えればダークな映画になるところを欧州的なユーモアがお伽噺として成り立たせている。
R・パールマンもD・ピノンもさすがだが、やはりJ・ヴィッテが光る。残念ながら、その後あまり活躍していないようだが、勿体無い。

原題LA CITE DES ENFANTS PERDUS
製作年1995
製作国フランス
時間113
監督ジャン=ピエール・ジュネ
脚本ジャン=ピエール・ジュネ
マルク・キャロ
ジル・アドリアン
撮影ダリウス・コンジ
出演ロン・パールマン
ダニエル・エミルフォルク
ジュディット・ヴィッテ
ドミニク・ピノン
ジャン・クロード・ドレフュス
ジュヌヴィエーヴ・ブリュネ
オディール・マレ
ミレイユ・モス
セルジュ・メリン
ジャン=ルイ・トランティニャン

2004年6月6日日曜日

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

前作から6年。その間に他のシリーズがテレビやOVAで製作され、年齢的なものもあり、ガンダムとはずいぶんと離れてしまっていた。そしてファーストガンダムの完結編といえるこの作品を観たのは今回が始めて。
『Z』『ZZ』等のシリーズは全く観ていないので、本来その後の話であるこの作品の背景がイマイチ理解しきれてないのだが、あまり気にならずに観れた。原作本ではアムロの子供が出てきたりするらしいのだが、それはそれで観たかった気がする。
残念なのはシャアが女性に対し情けなくなってしまっていること。ガンダム世界の重要なファクターである“母性”という意味では核心に迫るのかもしれないが、30歳を過ぎているであろうシャアの口から「ララァは私の母になってくれたかも・・・」などという台詞は判っていても聞きたくなかった。
画質は断然良くなっていて、ファンネル等の戦闘シーンのスピード感はさすが。誰でも考えるであろう、前3作を今完全リメイクして欲しいと思わずにはいられない。

原題機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
製作年1988
製作国日本
時間120
監督富野由悠季
原作富野由悠季
脚本富野由悠季
撮影桶田一展
長谷川洋一
刑部徹
谷口久美子
酒井幸徳
伊藤修一
出演(声)古谷徹
池田秀一
鈴置洋孝
榊原良子
白石冬美
川村万梨阿
弥生みつき
佐々木望
山寺宏一
伊倉一恵
安達忍
藩恵
嶋俊介
村山明

2004年6月5日土曜日

SF新世紀レンズマン

初めてお小遣いで映画館に足を運んだ思いで深い作品。原作は知る人ぞ知る『レンズマン・シリーズ』というスペースオペラなのだが、当時は全く知らなかった。ただ単に、その頃好きだったアルフィが主題歌を歌っているというだけで観に行った。記憶では興行的には大失敗だったように覚えている。残念ながら今でもこの映画を知っている人に出会ったことはない。
映像的には衝撃的とまではいかないものの、ワイヤーフレームCGを駆使(笑)したアンメーションにはかなり驚いたものだ。物語は好きなジャンルなので結構気に入ったのだが、何せ流行らなかったせいで単発で終わってしまっているのが残念だ。
今観ると途中、無意味とも思える長いシーンがあったり、キャラクターの掘り下げが中途半端で感情移入し難いなど粗が目に付く。案外、今なら実写で十分面白い作品が撮れるんじゃないだろうかと思わせる。

原題SF新世紀レンズマン
製作年1984
製作国日本
時間107
監督広川和之
原作エドワード・E・スミス
脚本吉川惣司
撮影八巻磐
出演(声)古川登志夫
小山茉美
大塚周夫
野沢那智
中村正
柴田秀勝
小林克也

2004年6月4日金曜日

機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編

シリーズ第3部。やはり全体としてのクライマックスであるこの第3部は涙なくして観られない。井上大輔の『めぐりあい』が流れ出す中、「僕にはまだ帰る場所があるんだ…」の台詞でどわーっと涙が溢れてくる。

原題機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
製作年1982
製作国日本
時間141
監督富野喜幸
原作矢立肇
富野喜幸
脚本星山博之
荒木芳久
山本優
松崎健一
出演(声)古谷徹
飯塚昭三
古川登志夫
鈴木清信
白石冬美
井上瑤
鵜飼るみ子
池田秀一
森功至
藤本譲
小山茉美
田中崇
長堀芳夫

2004年6月3日木曜日

アニー

古いミュージカルだとばっかり思っていたが、1982年製作とは意外に新しい作品だった。1930年代と舞台設定が古い所為なだけか。確かに原作は古く、1932年に映画化されたミュージカル。大戦映画以外の大恐慌時代後の古い映画は大抵そうだと言っても良いと思うのだが、これもご多分にもれず“生活は大変だけど明るく生きよう”的な元気のでる内容。よくよく考えるとあまり笑ってはいられない状況に生きる元気少女アニー(A・クイン)の笑顔はさすが大勢のオーディションから選出されただけはあるビタミン剤になり得る明るさだ。
昔から何度も観ていたこの作品だが、丸坊主の億万長者ウォーバックス氏を演じているA・フィニーが、あの『クリスマス・キャロル』のスクルージや『エリン・ブロコビッチ』のエド、『ビッグ・フィッシュ』のパパ・エドだったとは今回初めて知った。確かによく観ると彼独特の口の端を少し歪めて喋る話し方をしている。癖のある良い役者さんだ。

原題ANNIE
製作年1982
製作国アメリカ
時間127
監督ジョン・ヒューストン
脚本キャロル・ソビエスキー
撮影リチャード・ムーア
出演アルバート・フィニー
アイリーン・クイン
キャロル・バーネット
バーナデッド・ピータース
ティム・カリー
アン・ラインキング
ジェフリー・ホルダー
エドワード・ハーマン
ロイス・ド・バンジー
ショウニー・スミス

2004年6月2日水曜日

機動戦士ガンダムII 哀・戦士編

シリーズ第2部。話は大きく展開していき、各登場人物個人のドラマが盛り込まれている。他の2作に比べるとのんびりとした感さえあるイベントだらけで構成されているのだが、次作のクライマックスへとなだれ込む布石として重要。
ちなみに次々と投入されるメカはこの時点ですでに覚えきれなくなっている。

原題機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
製作年1981
製作国日本
時間134
監督富野喜幸
原作矢立肇
富野喜幸
脚本星山博之
荒木芳久
山本優
松崎健一
撮影三沢勝治
斉藤秋男
平田隆文
出演(声)古谷徹
鈴置洋孝
飯塚昭三
古川登志夫
鈴木清信
白石冬美
井上瑤
鵜飼るみ子
池田秀一
森功至
藤本譲
小山茉美
田中崇
長堀芳夫
戸田恵子
間嶋里美

2004年6月1日火曜日

機動戦士ガンダム

まさにガンダム世代として育ったわけだが、いつ観てもワクワクする。大人のためのアニメであることが今観ると良く分かる。当時この作品のなにをわかったつもりでいたのか。
テレビシリーズを続けられなくなって作った劇場版3部作であることは有名だが、内容はほぼ抜けなく詰め込まれたはずなのに、展開はあまり駆け足でなく大したものだと思う。
「親父にもぶたれたことないのに」っていう台詞を一度使ってみたかったのだが、そんなシチュエーションになる前に親父にぶたれた。
ちなみに主題歌『砂の十字架』は谷村新司作詞作曲でやしきたかじんが唄っている。

原題機動戦士ガンダム
製作年1981
製作国日本
時間137
監督藤原良二
富野喜幸
原作矢立肇
富野喜幸
脚本星山博之
荒木芳久
山本優
松崎健一
撮影坂東昭雄
斉藤秋男
平田隆文
菅野淳
三浦豊作
出演(声)古谷徹
鈴置洋孝
飯塚昭三
古川登志夫
鈴木清信
白石冬美
井上瑤
鵜飼るみ子
池田秀一
森功至
藤本譲
小山茉美
田中崇
長堀芳夫