2008年10月24日金曜日

シューテム・アップ

そりゃぁもう撃つ撃つ撃つ。最初から最後まで際限なく続くガンファイトは、胸焼けを通り越して痛快。コメディだと思うんだけど所謂笑わせよう感がなくて微妙にズレた感じが良かった。C・オーウェンのアクションは確かにスマートなんだけどどうも重たい感じ。これだけ派手なアクションだとダンスを踊るようなカッコよさと軽快さがありそうなものなんだが、彼の仏頂面とガタイのよさがそれを台無しにしてる。いや、これは褒めてるんだよ。
P・ジアマッティのまるで悪者のボスに似つかわしくない風貌(どこかイッっちゃってる目つきは如何にもってところだが)もシリアスなんだかユルいんだかという雰囲気を醸しだしていて良い感じ。
決して万人受けはしないと思う。なんだかよく分からないまま銃撃戦が始まったと思ったら、そのままバッタバッタと人が死んでいくし。意外に大きな陰謀が背後にあるものの、そこは思いっきり端折って人間関係の説明もそこそこに多対一の対決(といっても雑草でも刈っていくかのようにばったばったとなぎ倒していくんだが)に終始する。さらっと観るには疲れるし、真剣に観るには軽すぎるという感じ。
ヒロインにM・ベルッチと一見豪華に見えるキャストだけど、それも微妙。相変わらず綺麗だけどさすがにもう熟年だなぁ。って同年代じゃん。
まぁ、かなりの無茶振りだがテンポが良いし、破綻を破綻と思わせない勢いがあるってことで案外楽しめた。アメコミの映画化風味だな。

原題:SHOOT 'EM UP
製作年:2007
製作国:アメリカ
時間:86
監督:マイケル・デイヴィス
脚本:マイケル・デイヴィス
撮影:ピーター・パウ
出演:クライヴ・オーウェン
ポール・ジアマッティ
モニカ・ベルッチ
スティーヴン・マクハティ
グレッグ・ブリック
ダニエル・パイロン
ジュリアン・リッチングス
トニー・マンチ
ラモーナ・プリングル

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