原作を読んだときにどうやって映像化するんだろうと考えていたのだが、結局スタンダードな方法を取っていてそれが結構違和感がなく良くできていると思う。タネをしっているから気が付いた伏線も目立ちすぎず、でもしっかりとポイントは押さえているという意味で、知らなければ少なくとも2度目は違う目線で観れるのではないだろうか。見ていてかなり痛いイベントがあるわけだけど、本当にこの展開や設定が必然なのかどうかを考えてしまう。世の中は無情で非情なのは分かっているけれど…。
だけど、そういったネガティブになりがちな物語の中で、椎名(濱田岳)の存在が悲壮感を上手く“陽”に転換していると思う。これはもちろん狙いなんだろうがキャスティングの巧さだろう。
原作は文章であるが故もっとじっくりと登場人物やイベントを描いているだけに、辛くてもう一度読もうとは今は思えないが、この映画はそのうちにまた観るかもしれない。
| 原題: | アヒルと鴨のコインロッカー |
| 製作年: | 2006 |
| 製作国: | 日本 |
| 時間: | 110 |
| 監督: | 中村義洋 |
| 原作: | 伊坂幸太郎 |
| 脚本: | 中村義洋 鈴木謙一 |
| 撮影: | 小松高志 |
| 出演: | 濱田岳 瑛太 関めぐみ 田村圭生 関暁夫 眞島秀和 野村恵里 平田薫 寺十吾 恩田括 キムラ緑子 なぎら健壱 松田龍平 大塚寧々 |

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